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彼らと神  作者: そこけせ
チュートリアル
2/12

-01 準備も大事

独り言多めです。正直読まなくて良いです。

「よし、セッティング完了」

 

 VRマスクと本体や付属機器の配線を繋ぎ終わる。

 久しぶりにフルダイブをやるから、ちゃんと確認しておかないと。プレイ中に何か起きてからじゃ困るだけだから。


 本当はそんな程度じゃ済まないけど。


「最近画面のやつしかやってなかったからなぁ。感覚鈍ってるかも」


 身体能力検査も済ませた、準備も済ませた、あとなんかあったかな。


「お姉ちゃんゲームするのー?」

「するよー」


 妹が部屋から顔を出して喋りかけて来た。


「何するの?」

「あんたもやってるやつ」

「あぁ、あれ! じゃあ最初の街は城の街にして! 私そこにいるから! そのあとstoneって言うカフェーに来てね待ってるから!」

「うん、わかった。最初の街、選べるんだ」

「選べるよ! じゃ あとでね!」

「うん、後で」


 これがマシンガントークか。

 妹は自分の部屋に帰って行った。かわいい。

 自慢の妹だ。可愛い所とか。

 あと関係の無い事だが、いや関係なくは無いがゲームのデータカードを取るのを忘れていた。1階のあるはずだ。何をしようと思ってたんだろうか。

 階段を降りてバッグを取りに行く。


「なんだ忘れ物か」

「そうだよ、姉さん」

「珍しいな」

「結構忘れ物多い方だと思うよ」

「そうなのか」


 姉が喋りかけてきた。

 呂律がはっきりしているから、素面だ。


「姉さんこそ、お酒飲んでないなんて珍しいね」

「まぁ、まだ6時だからな。飲むのは8時くらいからだよ」


 姉は結構な蟒蛇だ。朝まで飲んでも酔わないこともある。ただお酒を飲むと呂律が回らなくなる。意識ははっきりしているのだが。


「そういえば美味い酒が入ってな、肴要らずと言っても過言じゃ無いぐらいなんだ。明日か明後日飲まないか」

「明後日なら、良いよ」

「そうか。引き留めてすまなかったな」

「全然良いよ」


 そう言って部屋に戻る。どんなお酒なんだろう楽しみだな。


「よし、これで準備万端だ。始めよう」


 気分を切り替え、筐体に寝転がる。

 電源を入れゲームを起動する。

 play?

 yes!

Q:ゲームするのに身体能力検査いるの?

A:ゲーム内で自分の体のように動かす為。

走る速度とか、柔軟性、跳躍力なんかを測られる。

体が動く人が有利。

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