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彼らと神  作者: そこけせ
チュートリアル
1/12

-02 何をしよう

会話多いです。正直読まなくて良いです。

「失礼します」


 社長室に入る。


「何してるんですか、社長」

「なんのゲームしようかなーって」


 仕事が無くて暇なのだろう。通販サイトを見ながら手持ち無沙汰に何かを描いている。

 ふと、此方を見ると、


「良いゲーム知ってる?」

「何書いてるんですか」

「する事ないから斧のデザインのストック描いてる。良いゲーム知ってる?」

「それより戦車のデザイン作っといてくれます? ガーランドから予約入ってたでしょ」

「それなら、B2の保管庫に20個ぐらいあるからそこから選ばせておいて。その中に無いならその時に伝えて。良いゲーム知ってる?」

「あと、葉月さんから依頼です。」

「ジャンルは?」

「SFでヒューマノイド主人公、それを成り立たせる世界観設定」

「あー、新しく考えないと。良いゲーム知ってる?」

「期日は明日までだそうです」

「無理。今週中は?」

「良いそうですよ」

「早くない?」

「自由に決めて良いそうなので」

「最初からそう言って」

「じゃあ期日までにお願いします」

「良いゲーム知ってる?」


 無視して出て行こうとする。


「無視は酷くない?」

「無視してませんよ」

「じゃあ答えてよ」


 少し考える。そういえばあれがあった。結構前に依頼があって会社で世界観や敵を考えたゲーム。

 殆ど其の儘採用されていたから、驚いたのを覚えている。


「まんま採用されてた奴覚えてます? あれやれば良いじゃないですか。結構人気らしいですよ」

「嗚呼、あれ? そういえば妹がやってたなぁ。ファンタジーのやつだよね?」

「そうですね。龍が出てくるやつだったはずです」

「そうか、あれか…」


 そう言って少し考え込むと、


「よしそれやろう。送られてきたの残ってる?」

「残ってますよ。とってきますか?」

「自分で取るからいいよ。じゃあ、今日もう帰るね」

「日暮さんがアドバイス欲しがってましたよ」

「本当に? じゃあ、行ってくるね」

「それ終わったら帰って良いですよ」

「うん、また明日ね」

「はーい、また明日」


 そう言って荷物をまとめて部屋から出て行った。

 かと思いきや、


「保存してなかった」


 帰って来て描いていたものを保存していった。

Q:なんの仕事してるの?

A:設定だったりデザインの受注生産?してる。

依頼した側もその通りやるんじゃ無くて、あくまで案のうちの一つみたいな扱いが多い。

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