プロローグ終
「さて、みんな落ち着いてきたところで、改めて僕は神だ」
その顔は少年のものながらとても可愛くそして不気味だ
うまく表現はできないのだがただただ不気味だ、まるで出来の良い人形を見ているかのような、人間と相対した時にあって然るべき何かが足りない
そう感じさせられる
「君たちにはこれからアルディアって言う世界で暮らしてもらう」
俺らには拒否権はない、暗にそう言われた気がした
「その世界では君たちの住んでいた世界と違い魔物と呼ばれる人類に害なす存在がいる、彼らはとてもじゃないが君たちでは勝てない、それじゃあゲームとして面白くない
だから君たちに力を与える事にした」
そう言いながら彼は大きく笑みを作る、まるで嘲笑のようで、俺らを見下していて、そして何より人としてではなくただの駒としてしか見ていないその顔に背筋が凍るような感覚に襲われる
「君たちに与えた能力はリーダーの力、僕の力を借り異世界より力を呼び出す力さ」
「さて……君たちにひとつだけ質問をする権利をあげよう、もちろん君たち7人で一つだ、慎重に考えたまえ」
またも嘲笑うかのような声で俺らに語りかける神
「ではひとつ聞かせてもらおう、あなたの勝利条件は何だ?」
どうやら竜也のこの質問は想定外だったらしく目を見開きそしてまた笑みを浮かべる
だが今回は嘲笑ではなく好奇の詰まった笑顔で
「ほう?何故その質問をしたのか教えてもらえるかな?力の使い方や帰り方、アルディアへ行く理由などいくらでも聞くべきことはあったんじゃないか?」
「まずあなたはゲームとして面白くないと言いました、つまりあなたにとって僕らを読んだのはゲームのため、そのゲームがどんな内容かは知らないですし対戦相手がいるのかもわからない、だがゲームである以上明確にルールがありそのルールからはゲームである限り逸脱できない。これらのことから帰るためには我々を呼び出したあなたの協力が必要不可欠でしょう、ならあなたの目的を聞くべきだと判断しました」
「くくく……クックック……あーはっはっはっ!
いいね君、気に入ったよ、では答えよう僕の勝利条件、それはミッションを全滅せずにクリアし切ること、ミッションの内容は教えないがミッション数は教えてあげよう……250個だ。
そしてこれは僕らからのサービス、君たちの力は地球にあるSKのリーダーの力を利用できる能力だ。」
そう言いながらこのくうかんが崩壊していき闇の世界から白き世界へと向かっていき意識が遠のいてく
最後に小さく「楽しませてもらうよ」と聞こえたのは気のせいだと思いたい




