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憂愁戀愛物語  作者: 捺魅
第2章 秘密崩壊
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【第1章まとめ~これまでのお話~】  招かれざる転校生


―――三年生一学期―――

【第1章 まとめ~これまでのお話~】

双子の兄妹、咲良と桜。入れ替わって生活をしていることを知らない麗は、本物の桜を襲ってしまう。そして、二人の知らないところで、大人たちが勝手に縁談話を進めてしまって・・・







春休みが終わり、新学期が始まった。

そして、卒業生と同時に受験生と呼ばれる立場になった。

クラス替えで、俺は瑞稀とクラスが離ればなれになってしまった。

他の仲の良かった友達とも、クラスが離れた。

俺は、水野聡美と同じクラスになった。

聡美は瑞稀と同じく、幼稚園から一緒だった。

でも、随分と時間もたっているため、俺のことは”桜”だと思っているようだ。


始業式が終わった後、三年生だけは続いて学年集会が行われた。


「転校生を紹介する」


転校生と呼ばれて入ってきたのは、色素の薄い髪に少したれ目の背の高い美少年。

でも、それは悪魔の襲来だった・・・


「三年二組で、これから皆さんと共に勉強します。九条瑠依(くじょうるい)です」





   ◆




「先ほど、体育館でも挨拶しましたが、改めて自己紹介をしたいと思います」


吃驚した。まさか、九条が転校してくるなんて。

しかも、瑠依は妹、桜の婚約者だ。

それに、もしかしたら瑠依が俺の正体に気付くかもしれない。


「それと、僕と蒼井桜はいとこ同士なんです」


・・・!?

何故それをいう!?


皆の視線が俺に向けられた。

かくしておきたかったのに・・・


「桜ちゃん久しぶりだねぇ。親から聞いた?」


休み時間になると早速話しかけてきた。


「・・・学校では、あまり喋らないでほしいんだけど」

「婚約者なのに? 婚約者だから? まぁ、いいけどねぇ」


この学校で本物の桜の性格を知っているのは、これで、瑞稀と瑠依になってしまった。

どうしよう。

瑞稀にはもうばれているからいいけれど、瑠依にばれるわけにはいかない。


(・・・疲れる・・・)







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