第1話 終電常連の必須アイテム
女30歳 第1種国家公務員
家庭の事情により、奨学金がなくとも学費を賄え、 彼女の学力レベルからすれば、
在籍中全く講義に出ず生活費稼ぎにあけくれたとしても卒業可能な国立大学、しかも3年間在籍できれば 各種国家資格をとって 公務員として就職可能な教育大学を進学先に選んだ女性。
もちろん 中央の国立大学も 楽々合格圏内であったが、
そこに進学しても、自分よりも家庭環境に恵まれた男子学生に伍して、好成績を上げ続けるのは、
生活費稼ぎ+研究室在籍の為の さらに言えば教官が指定する書籍購入費用を稼ぎ続けるためのバイト時間は取れないと判断して、
あえて「教育大学」を選んだ彼女
(もちろん 水商売で夜のお仕事をすれば 学費等まかなえたろうが、
自分の性格的にそれは無理、病身の母親を抱えていては 夜職は無理。
むしろ 変な男に目をつけられて母をネタに脅されてはたまらない、
それに 夜職に就けば 就職後その経歴をネタに、昇進を阻まれるのが今の世のならわし、
ならば 国立大学の中では底辺と位置付けられながらも、
まだまだ 志高い教官が残っている教育大学を進学先に選ぼう、
そこなら 授業で必要な教本一式も、大学図書館内に複数所蔵されており、
書籍購入負担なしで学習活動を続けられる、
これが有名国立大学ともなれば、基礎書籍が意外を図書館内にはおいていない(自費購入前提)
という下調べに基づく見通しをもって進学した彼女。)
とはいえ、彼女の進学時から10年もたてば、社会情勢は大きく変わり、
教育大学の低レベル化はとどまるところを知らず・・
野党と傀儡メディアによる学校バッシングに拍車がかかり
もはや A国から 真面な 「教育」実践が消えてしまい、学歴の序列化が一層進むということまでは
予期していなかった彼女。
ちなみに彼女の名誉のために付け加えれば、卒業必須講座のように、彼女がすでに知っていることしか取り上げない講座は、受講届だけを出して最終試験までの講義をスルーしても、彼女にとって未知の項目に関する 超専門的な、いわゆる研究生の為の専門的選択科目のような、夕方5時から9時近くまで行われる特別講座には皆勤して、黙々とノートを取り続けたのであった。
彼女は とにかく根は真面目な勉強家であり、専門性の高い講義を行える教官を他大学からも引っ張てくるだけの力のあった「教育大学」を選んで彼女は進学したのであった。
(彼女の選定眼によれば 全国1の質の高い教育大学をw その割に同期に入学した学生達の学力レベルの低さに驚いたのも事実ではあったが。)
当時 彼女が 最終的にはその講座枠のたった一人の出席者となろうとも講義をつづけた担当教官たちは、彼女の卒業後ほどなくして各地の国立大学の学長となった方々でもあった。
(なぜ 最終的に受講生が彼女一人になったかと言えば・・専門的すぎて さらに講義のペースが速すぎて しかも当時最先端もしくは古典的であるがゆえに 就活に役立たないとみなされた領域の講義であったゆえに、最初は教官のネームバリューにひかれて登録したン十人もの受講生たちが 次々と脱落していったからであるw そういう意味では 非常に 贅沢な講義体制をとっていた大学でもあった)
彼女が30歳になった時には、
形骸化した「学校制度改変」を唱える勢力が主導して、
濡れ手に粟の金儲けのネタを求めるゴミ集団が A国生まれの子供達の人生をくいつぶしている国、それが A国の実態であった。
教育改革、子育て支援、これすべて 闇金(⇦ヤミキン=違法貸付ではなくて、[闇で動き回り権力に群がる者共の懐に流れ込む 税金と課金の流れ]=ヤミガネ)を円滑に回すためのスローガンになり果てていたのである。
それでもまあ、志を抱いて国家公務員上級職を受験したときに、たまたま 彼女の採用面接に当たった方が、
これまた志をもって 自分の手の届く範囲で従来の国家公務員受験制度の裏の実態を改善しようと考えておられる方だったので、
なぜか 合格してしまった彼女。
名目は 国家公務員採用制度の改革のための試験的採用第一弾だったわけ、
彼女は。
が、しかし、彼女を採用した方は 政治的陰謀により既に失脚。
採用後 その方と直接お話することもなく、その方とは別部署に飛ばされていた彼女は、いろいろな 噂や嫌味に悩まされこそすれ、そのお方とかかわることなく今日まで来たが・・
(仕事と家庭の事情に手いっぱいって 職場の人間関係にまで手が回りきらなかったのです、彼女は。
今でこそ「毒親」というジャンルが産まれたようですが
当時は 「母一人子一人」のフレーズを振り回す母親が、娘を支配するのは当然の権利!みたいにみなされていた時代でしたから)
それでもやはり 自分を採用するに1票を投じてくださった方の失脚には 感じることもあり・・
恩人に恩を返すことすらできない己の立場の無さに無念の思いを抱きながら・・
紅茶を入れようとしたら・・
紅茶がない!
時計をみたら、近隣の店はすべて閉店している。
そりゃ 深夜2時ですから・・
◇ ◇
残業・残業 昼抜き夜抜きの仕事 仕事
そんな職場からの帰宅は いつも終電の各駅停車
急行最終便は 結構混んでいたりするが
各駅停車の その路線における最終便は、座席で寝ている酔っぱらいを除けば彼女一人というくらい 空いている。
なので 遠慮なく 車内で 固形栄養食とカロリーの高いミルクコーヒー缶を開けるのが 彼女の夕食
コーヒーで眠気を振り払わないと、車内で居眠り100%
そして 車庫で車掌に起こされる羽目になるのが必須
(終電では、終点で 車掌が車内確認をしてから 列車は車庫に向かうことになっているが、
たいていは、終点から車庫に向かう途中で 車掌が車内確認をしている。
なので、列車がホームから出切る前に、居眠り乗客を見つけても、その乗客は 車庫の中まで運ばれてしまうのです (爆))
そして 終電を乗り過ごすと・・ どこで夜明かしするのか?という重大問題が発生するわけでww
深夜営業タクシーをつかまえるのも たいへんなんですよ
終着駅近辺では・・
しかも 一度終着駅の外に出てしまえば、「乗り過ごしたので プラットフォームで夜明かしあせてください」は聞かないわけでww
(終電で乗り過ごした場合は 駅の改札をくぐらない限りは こっそりとプラットフォームで夜明かし可能。
早朝 構内巡回に来た駅員に見つかって 嫌な顔はされますがw)
というわけで 眠気を飛ばす缶コーヒーは 最終便常連にとっては 必須アイテムなのでした。
(これ スマホとか タクシーアプリの無い世界の話です)
◇
というわけで 終電内で軽く夜のエネルギー補給をして 自宅に帰りついたら
やることその1
就寝中の母の生存確認
薬や酒を飲みすぎていないか? (その手の自殺未遂(=死ぬ気はないけど娘に対するいやがらせとして母がよくやる手) 呼吸の状態を確認すれば 異常の有無はわかる。
その2 軽く入浴して就寝
◇
そして たいてい 早朝4時ごろ起きて 軽く自己学習(趣味の勉強=論文書き、が彼女の気晴らし)して しっかりと朝食をとって出勤
が 彼女の日課だが、 その日は たまたま 早く目が覚めてしまい、寝付けないので あきらめて起きることにした。
なにか 気にかかることがあれば さっさと起きて片づける限る。
でも 心にかかることがある日(=気にはかかるが どうしようもないことが起きてしまったあと)は、目が覚めて眠れないが どうしようもなく悶々とするだけのなので、
気分転換に 紅茶を飲もうかと思えば 紅茶がない!
お気に入りの銘柄の紅茶、母が捨ててしまったらしい
残業と称して 自分をかまってくれない娘への懲罰として。
その旨を延々と描いた紙が 空っぽの紅茶缶にはいっていた
もはや いやがらせを通りこして 呪詛のレベルである
◇
母の人生 祖母の人生 女の置かれた社会的立場の変遷
その中を したたかに生き抜いた人間もいれば
心を壊して自殺した人
病に倒れた人
そして 中途半端に 「精神医学」だの「心理学的研究」だのの素材とされ
「心理臨床」を唱える野心家たちの餌食にされて、
娘を害し 娘を悪者に仕立てることで 一時的に その手の「専門家」の寵児となったあげく、
やがて その人たちにとっても厄介な「クライエント」として排斥され
「精神病棟に入れられるのが怖いから」と娘に寄生しつつ、
あいもかわらず「娘に迫害されている」と主張して 新たな鴨(=共感的支持者)探しに憂き身を費やし、時に 共感者をつなぎとめるために、娘から脅しとった金を貢ぎ、
昨今では
国家公務員で なおかつ美人の娘がいるなら金をむしれると考える詐欺師に鴨られ・・
この点に関しては 彼女が素早く法的手段をとっているので 100万200万と巻き上げられた金はもどってこないものの、身の危険からは 遠ざかることができたはものの・・
そんな 母親の目下の憂さ晴らしは、巧みに娘の社会的評判と落とすこと、
その目論見が失敗したら 今度は娘に呪詛をたたきつけること
その繰り返し。
このような粘着タイプの者からターゲットにされたら
これぞまさに「ここに怨念:人間の情念というのは 古典文学の時代から現代に至るまで 固着されたら お手上げだわ」というよりほかないよなーと ぼやいて
精神的ストレスを和らげより他はない。
(他者の立場なら 怨念と化した部分を成仏させて、心安らかになってくれと祈ることもできるけど、
恨みつらみのターゲットになるように、精神科医が生半可な精神分析を試みて失敗したあげくに、意図的に、精神科医に向けられた母の不満を娘への敵意として感情転移するように「操作」した結果である「母」の娘としては、見捨てて野垂れ死にさせるたり、病棟に放り込んで狂い死にさせるような非道な選択か、自分の人生をあきらめて 自ら怨霊になりたがるほどイカレちゃってる時間がじわじわと増えている親の肉体的社会的保護を続けるかの2択だからなぁ。)
※ 方言で「おんねん」=「居る」という意味




