表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
[GEAR HEAD]  作者: 地位分沢口
郊外
PR
8/25

パイプ内部

—パイプ内部—


北安の兵士がくる


ビチャ…


 地面には水が溜まっていた

 すぐに身体を起こし

 体勢を崩しながら逃げ去る。


 ドォン

 ビシャァーン


 後ろの空いた穴から

 北安が一人、降りてきた。


フルフェイスの重装備の北安の兵士は

 軽機関銃を持ち、

オレンジの目を輝かせている。


パイプの曲がりくねった地形を駆使して

 射線を交わしながら逃げる。


パイプ内を抜けると、

そこは腰に浸かるくらい

水位が上がっていた。

元は工事中の階層だったのだろう、

微かに光る照明が

 水に伝わり壁を反射している。


バシャ…バシャ…


進み続ける


ドン…ドン、ドン


足音がパイプから聞こえてくる。

一室が真ん中にあるそこに隠れる……

 


 

バシャ…バシャ…


「はぁ…」「はぁ…」


 北安の兵士が探している

ベテランではなさそうだ、

場に慣れていない

おそらく銃撃戦で高揚し、

手柄を立てるために一人で隊列を離れた


「バシャアァァ!!」


水から勢いよく飛び出す、

軽機関銃の先端を

右手で押し払う、銃を落とさせる。

次に身体を真正面でこちらを見る、

北安の右腕を、両手で押さえ

身体に義体を寄せ

義体を重心にし背負い投げをした。


軽機関銃を拾う、片手で

自分の頭部を人差し指で差しヘルメットを脱げとジェスチャーをする。


この距離でも北安の装備は

銃弾を弾くはずだが、ヘルメットを脱ぎ


「まっっ待ってください…

妻がいるんです…」


「すいません……」


ヘルメットを外された顔は

鼻水と涙で目が赤くなっている。


こちらにはない

軽機関銃を顔に向ける


その時、後ろから気配が



「ギィィ……ィィ」


背後から何か、見覚えのある



「ダァぁぁぁああ!!!」

「ブシュュ」

本能で避けた、恐怖で避けてしまった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ