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[GEAR HEAD]  作者: 地位分沢口
第二区画
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48/50

絞首台

—絞首台—


椅子はどこにも見当たらない、代わりに台に吊るされた人のような塊が見える。

ギシッギシ…

塊は首に縄をかけられ力なく揺れ動いている。塊の胴体には椅子に刺した釘が見えた。

椅子が裏返った姿なのか、やがて

 シュゥゥ……

 “絞首台“は溶けて消えて行った

タン…タン…

 溶けて消えた後の絞首台のいた場所へ

 近づき、釘を見つけ、拾う

 ピロリン♩

 電子音が聞こえた、背後の女の死体から。

 死体へ近づいていく。


 タン…

 タン…

 雪は辺りに散った女の頭部の肉片と血をより赤く見せ、地面を明るいピンク色で染め上げている。死体のスーツを漁る音の出処は小型電脳端末だ、連絡が来ている。

 [ドコニイルサクセンハジマル]

 

 

 

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