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[GEAR HEAD]  作者: 地位分沢口
第二区画
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35/50

橋の下


—橋の下—


橋の下でロジックの話を聞いていた

 川は凍り、雪は降り止んでいる。

 遠くは議事堂が見える


 パシュ…

「よっと…」

 ロジックが義手よりも大きな石を手に取り


「おらよ!」

 凍った川へ投げた


 シュルルルルル……


 バァゴーン……

 凍った川に当たり、ヒビが少し入る


「おおー」

 ロジックは右手をレンズの上に置き

 ヒビの入った氷の川を見つめていた。


「ここは装甲師団と北安の

 ドンパチ場だ」

 氷の川を見つめながらロジックは話す

 

「俺は装甲師団に入ってる」

「あいつの演説も聞いた、半分くらいなんて

 言ってるかわかんなかったけどな」


「ネイサンのクソ小説は読んだか?」

「どんな栄養剤、摂取したらあんな文章になんだよ…」

 ロジックの発生器からは呆れたような

 声が漏れている。


「今はあいつとは別行動してんのか?」


 首を縦に振る


「はは大方バカな理由で離れたんだろ」


「違うか?まぁいいさ」

「ここじゃギアヘッドは単なる粗大ゴミだ」

「最初に来た時、他にも仲間がいたが…

 アサリにやられちまった」

「仲間といやネイティブ5だな…」

「楽しかったよな?」


 ロジックがこちらを見つめる

「フラッシュにクロース」

「あいつらが懐かしいよ

 もし生きてたらな」


 

「入れよ」

 

「装甲師団」

 

 空は白い、雲の濃淡が見える

 雪は止んでいる


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