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Bloom Code ―太陽女学院ゲーム開発部―  作者: れんP
一学期編

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第十四花「試作ゲームの進化!」①

私は染井 芳乃(ソメイヨシノ)

城津 芽草(シロツメクサ)ちゃんと星咲 睡蓮(ホシザキスイレン)さんと糸刃 翔(イトバ ショウ)ちゃんと花森 菫(ハナモリ すみれ)ちゃんと顧問の風信子 桃花(ヒヤシンス ももか)先生とゲーム開発部をしています!


 


中間テストも終わって――


 


いよいよ!


 


「開発、再開だー!!」


 


 


部室に、私の声が響く。


 


 


「まずは試作の見直しからですね」


 


睡蓮さんがノートパソコンを開く。


 


 


画面には、今の試作品。


 


 


かわいい動物たちが並んでいて、

タップすると消えて、スコアが増えていく。


 


シンプルだけど、ちゃんとゲームになっている。


 


 


「でも……」


 


芽草ちゃんが腕を組む。


 


 


「このままだと、ちょっと単調かもしれないわね」


 


 


「たしかに……!」


 


 


「……すぐ飽きる」


 


 


翔ちゃんの一言が、ぐさっと刺さる。


 


 


「うぅ……改善しよう!」


 


 



 


まずは――システム面。


 


 


「連続でタップしたら、コンボボーナスをつけてみましょう」


 


 


「いいね!テンポもよくなるし!」


 


 


睡蓮さんがカタカタとキーボードを叩く。


 


 


数分後――


 


 


「実装できました」


 


 


「はやっ!?」


 


 


試してみると――


 


 


ポン、ポン、ポンッ!


 


 


「コンボ ×3!」


 


 


「おぉー!!」


 


 


一気に爽快感が増した。


 


 


 



 


次は――見た目。


 


 


「……動き、ほしい」


 


 


翔ちゃんがぽつりと呟く。


 


 


「動き?」


 


 


「……ただ出るだけじゃなくて……ぴょん、とか……ふわ、とか」


 


 


「なるほど、アニメーションね!」


 


 


「任せて」


 


 


翔ちゃんはスケッチブックを取り出し、

すぐにラフを描き始める。


 


 


数十分後――


 


 


「……できた」


 


 


「かわいい……!!」


 


 


動物たちが、ぴょんっと跳ねたり、

ふわっと浮かんだりする演出が加わった。


 


 


「これだけで、全然違うね!」


 


 



 


「音も、変えたいです」


 


 


今度は菫ちゃんが前に出る。


 


 


「タップ音、今はシンプルすぎるので……」


 


 


「どんな感じにするの?」


 


 


「……楽しくなる音」


 


 


少し考えてから、菫ちゃんはイヤホンをつなぐ。


 


 


そして――


 


 


ポン♪

ピコッ♪

キラリン✨


 


 


「わぁ……!」


 


 


「すごい……一気にゲームっぽくなった……!」


 


 


「……音で、気持ちよさ変わる」


 


 


翔ちゃんも小さく頷く。


 


 


 



 


そして――


 


 


「ルールにも少し変化をつけましょう」


 


 


芽草ちゃんが提案する。


 


 


「例えば……」


 


 


「時間内にどれだけスコアを稼ぐか、だけじゃなくて――」


 


 


「特定の動物を集めるミッション形式とか?」


 


 


「それいい!!」


 


 


「目的ができるから、遊びやすくなるわね」


 


 


 


さらに――


 


 


「レアな動物も出してみましょうか」


 


 


「出たら高得点!」


 


 


「……捕まえたい」


 


 


「音も特別にします」


 


 


 


どんどんアイデアが広がっていく。


 


 



 


しばらくして――


 


 


「……できました。改良版試作です」


 


 


睡蓮さんが画面を見せる。


 


 


 


そこには――


 


 


ぴょんぴょん動く動物たち。

タップすると楽しい音。

コンボで増えるスコア。

ときどき現れるレアキャラ。


 


 


さっきまでとは、まるで別物だった。


 


 


 


「……すごい」


 


 


私は思わずつぶやく。


 


 


 


「うん、かなり良くなったわね」


 


 


芽草ちゃんも満足そうに頷く。


 


 


 


「でも――」


 


 


先生が、ゆっくりと口を開く。


 


 


 


「まだ“完成”ではないわね」


 


 


 


「はい」


 


 


睡蓮さんが静かに答える。


 


 


 


「もっと遊びたくなる工夫、まだできるはずです」


 


 


 


「そうだね……!」


 


 


私は拳を握る。


 


 


 


「開花祭で“すごい!”って言ってもらえるゲームにしよう!」


 


 


 


「……うん」


 


 


「えぇ」


 


 


「はい!」


 


 


「……がんばる」


 


 


 


試作は――


 


確実に進化した。


 


 


でも、まだ途中。


 


 


ゲーム開発部の挑戦は――


 


ここから、さらに加速していく!

ここまで読んでくれてありがとうございます。

次回もお楽しみに

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