ズレズレ ブレブレ 本当のことが何も分かっていない人たち
アメリカのリーガルドラマで、主人公の女弁護士が窮地に立たされた時に、「嘘をつくのよ! ばれなければいいんだから!!」と言っていた。
ネクストシーズンの、その続きを見ていないから、彼女がどうなったのかは知らないけれど、アメリカではやはり、弁護士が噓をつくとひどいことになるらしい。
では日本は? 弁護士に対して甘々だから、何のお咎めもなし?
私の周りの人たちに、この手紙(この文体、凄く読みづらい。どうにかならないかな。)を見せたら、全員言うことは同じ。「なにこれー、これって脅しじゃん。こわー。」
「弁護士から先頭を切ってうそをついてる。弁護士だからって、何でもやっていいんだっけ?」
「正義ってないんだね。」
「この人たち何でもやるなー。」
これを読んだ全員が「脅し」って思うのだから、それはどう転んでも脅しである。誰がどう言ってもね。
そういうと「通常の業務です。」とでもいうのだろう。(へえー、脅しが通常業務なんだ。)
それが間違っているのだけれどね。だって正しい方が損をするなんておかしい。そんな法律いらなくない?
こんな手紙が来たって全然怖くない。あきれちゃうだけ。おなかを抱えて笑っちゃう。こんな茶番劇よくやっていられると思いません? すごい俳優陣。残念なことに、イケメン俳優は一人も出てこないけれど。
どっちにしろ私が正しいし、誰に何を言われても動じない。悪いこと、他人に知られて恥ずかしいことなんて、なーんにもやっていない。誰にでも全部話せる。
この人たちのやっていること3歳児と同じ。弁護士は何をやってもいいと勘違いしている。
「言うことを聞かないと暴れちゃうよ。癇癪を起して、大きい声で泣いちゃうからね。」と脅してくる。
自分たちだけが力を持っていると思っている。これってパワーハラスメントです。ほんと、パワーハラスメントですから。この人たちって、やりたい放題である。それが許されるっていうのがまた分からない。全く、逆転の世界である。ダサい。それ、大きな勘違いですから。嘘は必ずばれる。暴露される。
“スキャンダル”でオリビア・ポープが演じているフィクサーを思い出す。
企業や政界の有名人たちを守るために、ありとあらゆる手段を使ってスキャンダルを封じ込める。依頼人からの、ありとあらゆる問題をどんな手を使ってでも隠蔽するフィクサー。どんな悪どいことも隠して、隠して、隠しまくる。嘘をついて、ついて、つきまくる。ごまかして、ごまかして、ごまかしまくる。そして何もなかったことにする。
だからってフィックスできる訳もないのだけれど。目に見えないからってなくなる訳じゃない。
ウキペディアによると、アメリカでも人の問題を片づけて、その見返りを得る仕事をする人物をフィクサーと呼ぶが、他に悪徳弁護士もフィクサーと呼ばれている。
フィクサーが介入すると往々にしてその手段は公平ではなく恣意的な結論となる場合がある。
この人たちは弁護士じゃなくてフィクサーである。何の節操もない。
弁護士が嘘をついてもいいのか? 嘘の推奨をしてもいいのか? 人を脅してもいいのか?(しかも正しい方を)(正しくない人に対しても脅してはいけないと思うけど)後でネットで調べてみよう。
それにしても、この手紙をプリントアウトして、郵送した女性も(字で女性だって分かる)よくこんなことをやっていられると思う。意識的でも無意識でも。他人を、それも正しい人を脅す手伝いをして楽しいのかな? そんなお仕事を毎日していて嫌にならないかな? 毎日充実しているのだろうか? もっと楽しくて,清々しいお仕事が沢山あると思うけど、弁護士事務所の事務員を、自ら選んだのだからそれが好きなのだろう。それがやりたかったから、今そこにいるわけだし。それが彼女に合っているのだろう。
私だったら、こんな嫌なドロドロした仕事できない。神経がどうにかなっちゃう。全く建設的でもないし。
~
「事務員さん。えっと、鈴木さん。これ、インプットして、プリントアウトしたら書留で出しておいてくれる。今日中に。」
「はい、わかりました。」
どれどれ、今日の案件は、と。ああ、この人、ヤブ医者に歯を折られたのね。案件部分だけ変えてインプットと。簡単、簡単。それにしても、色々な案件がやって来るな。この人、歯を折られるなんてドジだねー、アハハ! なんでこんなヤブ医者の所に行ったんだろう。また、面白いネタが一つ増えた。こんな面白いことでもないとやってられないよ、この仕事。こんなセキュリティー万全な、コンクリートの建物の中に一日いたら息が詰まる。まるで牢獄だ。ちょっと外に出たかったから好都合。早く、郵便局に行くって言って外に出て、ゆっくりしてこよう。
それより、今日の夕飯何を食べようかな。面白いテレビやってるんだっけ。それとも今夜はYouTubeでもみようか? どうせ何もやることがないし。それはそうと、今日は何曜日?
それにしても暇だなー。まあ、毎日、言われたことだけやっていればいいのだし、それでお給料が貰えるのだから、まあいいか。これで弁護士と結婚でも出来たら万々歳。お金に心配することもなくなるだろうから、専業主婦になってゆっくりしよう。毎日、友達とランチ会をしたり、ブランド品も欲しいし、海外旅行にも、年に何回か行くことにしよう。安泰、安泰。
早くこれをプリントアウトして郵便局に行ってこよう。特にやることもないし、外でゆっくりしてくるか。
「塩田さん、そちらのパソコンに送っておいたのでチェックお願いします。」
「鈴木さん、これでオーケーです。じゃああとはよろしく。」
「郵便局に行ってきます。」
外は暑いな。郵便局に行った後、コンビニによってアイスでも食べて帰ろう。少し位、ぶらぶらしたっていいよね、郵便局が混んでいたことにすれば。わかるわけがない。
こんなつまらない仕事をしてやってるんだから、少しは外で羽を伸ばしたい。
~
ってな感じ?
この近藤さんたちって、そんなに、どんな手を使ってでもお金って必要? ズルをしてでも手に入れなくちゃならない? お金が絡むなら何でもやっちゃう、どんな手でも使っちゃうって、そこまでお金が大事なのだろうか。不幸なことに、もっと、それより素晴らしいものがあるって、この人たちは知らないのだ。大事なものがあるって知らないのだ。可哀そうに。それじゃあお金を使う側ではなく、お金に使われる側である。弁護士さんたち、ほらほら、お金に振り回されていますよ。
どちらにしろ、こういう人たちには何が本物なのか分かっちゃいない。どれがよいもので、どれがそうでもないのか。ただお金をかければいいと思っている。ダサい。それに、タヌキおじさんが何を持ったって、何を着たって、どうせ似合わないし、物の価値を生かせない、無駄にしている。それでも欲しいのだ。そうなのです、なぜなら、物質的世界に住んでいるのだから。高級品を所有しているだけで「自分はイケてる。」って思っているのだろうか?全く自分のことが何もわかっていない。ズレている。




