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Another Possibility 〜リアルラックガール〜  作者: チャゲアイス
第1章 初めてのVRゲーム
6/15

第6話 お知らせが届きました

どーも!前書き後書きは元気に!を心掛けているのですが…


話す内容が浮かばないので、本編どーぞ!

 はくちゃんから来ていた、大量のメッセージのほとんどは『べにちゃーん!』ってだけの内容でした。

 どうやら未読だから、通知で見てもらおうとしたのですね。

 スタ爆よりもコピペの方が面倒なのによく頑張りましたね……

 そんな事に関心しながら、未読メッセージの1番上までスクロールすると、終始高いテンションで長々とした文が…


 どうやら早速アプデが来たから今日中に、もう一回インしないかって事らしいです。

 別に明日から休みですし、特に予定もないので大丈夫と返信しまょう。

 私ははくちゃんが1人で先にインしてても良いと言ったのですが、はくちゃんがそれはなんか嫌だと謎発言をした末に夕飯後の8時からまたやる事になりました。


 私は夕飯の席で、誰にも見られる事がなかったメモの内容を伝えている時です。


「私もやりたい!」

「え?」

「私もお姉ちゃんと同じゲームやりたい!」


 なんと由香がAnother Possibilityを一緒にやりたいと言い出したのです。


「由香、私がやってるゲームはね

 先行販売で抽選で当たったやつだけど、1ヶ月後の次も抽選らしいから、いくら2次で本数増やしたって1万本しかないから、当たるか分からないよ」

「でも応募したい!当てる!」

「まさかの根性論!?」


 由香とのやりとりをしていると、お父さんがなにか思い出したようにこちらを向きました。


「美紅、そのゲームってどこの会社のものなんだ?」

「COA社ってところだけど、それがどうしたの?」

「そうか」


 そう答えると、お父さんは携帯で何かを確認し始めました。


「和幸さんどうしたんですか?」

「いや、気になる事があってな」


 お母さんが、食事中にと怪訝さと不思議さを半々に聞くと、お父さんは曖昧な返事を返しました。

 あ、和幸はお父さんの名前ですよ。

 ちなみにお母さんの名前は由梨江です。


 ちょうど良いので、お姉ちゃんと兄さんの名前も紹介しておきましょうね。

 お姉ちゃんが(みやび)で、兄さんが(あつし)です。


「ふむ、そうか」


 何かを確認し終えたらしいお父さんは、由香に向き直しました。


「ゲームの応募、しても良いぞ」

「ほんと!ありがとう!」

「あぁ、当たると良いな」

「当たると良いね」

「うん!」


 社名を聞いてから何かを調べ始めたお父さんを見て、少し不安な気にもなりましたが、特に問題が有るような空気では無かったので一安心です。


 夕飯後のお風呂上がり、普段あまりお風呂上がりすぐには使わないドライヤーを使って髪を乾かした私は、自分の部屋に入りベッドに腰をかけました。


「8時まであと10分か、そろそろインしておこうかな」


 ベッドに改めて、寝転がってヘッドギアを付け、本日2回目のキーワードを発します。


「To Unlock」


 眠りに着くようにブラックアウトしていく視界、次に目を開けるとお昼頃までいた街の風景……ではありませんでした。



 視界は真っ暗、右上にヘルプのマーク、そして中央ほんの少し左よりの所にテキストカーソールらしき白い縦線が点滅しています。

 するとテキストカーソールから記号やひらがなが流れ出てきて、変換されるところは変換されていきます。


【お知らせ】


mobのエンカウント率を修正

一部モンスターのステータスを修正

アイテムの価格を修正

アイテムの供給方法を修正

クエストの報酬基準を修正

ランクC以下の採取系クエストに個別インベントリを設定

NPCのAIを強化・修正

NPCの記憶データを修正


以上サービス開始後6時間のうちに出た不自然な点を修正しました。


不自然な点は6時間置きに管理AIにおけるチェックと共にGMコールより報告されたものを修正していきます。


今後この通知は簡易通知に切り替えが可能となります。


切り替えを行いますか?


Yes/No




 私は長々と読みやすい速度で打たれた文に目を通したあと簡易通知について調べました。


 するとゲーム内部でのプレーヤー間で扱えるメッセージにGMとして修正を通知してくれるみたいです。

 迷わずYesのボタンを押すと、通知のつづきが打たれた始めました。




簡易メッセージへの変更を受理しました。

今後修正などのメッセージは簡易通知に送信されます。


小まめな確認をよろしくお願いします。


【では貴方に更なる可能性がありますように】


 そうして視界の文字がうっすらと消えていきます。

 しかし視界は依然真っ暗なままです。


【アップデートのお知らせ】


クランシステム追加

詳細は各ギルドのクエスト掲示板横、アップデート掲示板をご覧下さい。


【では貴方に更なる可能性がありますように】


 全くいくらお知らせとしての内容が違うからって、いっぺんにやって欲しいですね。

 そしてアップデート掲示板とかあるならあんまり今のお知らせに意味が感じられませんでした。

 おそらく気付かない人が居ないようにとの配慮なのでしょうけど、いちいち時間がかかります。


 やっと、お昼に居た街に出てこれた私は時計を確認すると約束の8時まであと8分というところ、集合場所は広場の噴水前なので、5分もせずに着くでしょう。


「お!ミルちゃーん!」

「グリちゃん!遅かった?」

「ううん、時間前だし私も今来たところ」

「そっか、じゃあギルドに確認しにいく?」

「そうしよっか!」


 ギルドに向かってアップデート掲示板を見に行こうとしたらあまりの人の多さに驚きました。


「ふ、人がゴm「グリちゃん!商業ギルド行こーか!」


 やや強引にグリちゃんを商業ギルドへと引っ張って行きます。


「もーどうしたの?」

「いや、変に問題起こしたく無いし…」

「それもそうね

 じゃあ商業ギルドまで案内よろしくー」


 そして商業ギルドに着きアップデート掲示板へと向かうと、私たちは驚愕したのです。


「人が…居ない…」

「居ないね。さっきとあんまり変わって無いよ。

 むしろ減ってる?」

「あぁおかげで暇だ…」

「サムさん!こんばんは!」

「サムさんとはだれだね?」


 サムさんがギルドの受付からこちらに向かって来て会話に参加して来たと思ったら、双子とかだったのでしょうか?


「確かに私はサムと言う名前だが、君にとって私はなんだね?」

「はいはい、師匠こんばんは」

「うっわー、見るからにミルちゃんのテンションが落ちてる。

 おじさん凄いね」

「はっはっは、さすがにそこまでされると悲しいぞ…

 まぁこれから師匠として、壁に当たった時はアドバイスなどしていくから、認めてくれた時は師匠と呼んでくれ!」

「はいはい」


 もう今日は落ちようかと真剣に悩みましたが、さすがにアップデート内容も確認しないで落ちるのはどうかと思いますので、ここは我慢して…


「えーと、詳細は…」



【クランシステム追加の詳細】


昨今ゲームにはチーム、パーティー、ギルド、クランなどのチームが存在する中、少人数の集団であるパーティーは作成可能だったが、大人数の集団を作る方法が無かった。

もともとリリース前には対応させるつもりだったのだが、開発チームで名称に関するトラブルにより対応が遅れたことをここに謝罪する。


そして大人数の集団の名称はクランとする事にした。

ギルドはすでに存在しているからだ!


前置きはここまでにして詳細といこうか!


クラン、それはパーティーよりも大きな集団を指す。


プレーヤー、ザーブル関係なく所属する事が出来る。


まず設立方法は、ギルドにおけるクエストのクリアが条件だ。


クランの人数制限は今の所2人から48人としてある。8パーティー分だな。


クランハウスはまだサービス開始まも無い事もあり、無くてもクランの設立は可能としてある。


クランには1人のマスターと1人から7人のサブマスターを設定する事が条件にあるから気を付けてくれ!


機能なんかは自分の目で確かめると良い


クランに所属していれば良い事のが多いからな、2人からのパーティーでもクランとして設立する事をオススメする。


以上だ。機能などは自分で探ってくれ!

もし分からなかったらGMに聞くと教えてくれるさ!




 随分と上からなお知らせですね。知り合いを思い出して少しイラつきを覚えましたよ。


「えーと、師匠

 このクエストってここで受けられますか?」

「なにを馬鹿な事を聞くんだ?

 受けられるに決まってるだろ、クエストなんか余り放題だ!」

「えぇ!?余るって制限あるんですか?」


 グリちゃんがビックリ、私もビックリ、そしてその大声に師匠もビックリ


「あ…あぁ、さっきGMから連絡が来てな…」

「どうやらクエストの無限化を消して来たのね」

「無限化ってなに?」

「同じ人が何度も同じクエストして、クエストの独占を図ることよ」

「へー」

「まぁ今考えたんだけどね」

「怒っても良いかな?」

「まぁまぁ」

「て言っても、さっきの私がまさにそれだったのね…」

「あぁ薬草採取の話?確かに不自然だったわね。

 だから修正されたんでしょうね」


 なるほど最初の通知はこれの事だったんですね。


「クランか…グリちゃん、どーする?」

「え?ミルちゃんと2人で作ろうかと思ったんだけど…」

「そっか!良かった!」

「うん、決まりね!」

「他に人はどうする?」

「2人でも作れるし、そのうち出会う人で良さそうな人が居れば誘えば良いんじゃ無い?」

「そうだね!ししょークエスト受けたいんですけど!」

「お?薬草採取するか?」

「クラン設立のクエストって薬草採取でいいんですか?」

「あぁクランの方か…」

「話の流れ的にそうでしょ…こんな人が師匠とか…」

「悪かったって、あまりにも暇だったからついな

 じゃあクラン設立のクエストだな

 えーっと、これか、ほれよ!

 終わったら報告に来てくれ!」

「わぁ!もー投げないで下さいよ!

 それで内容はと、木材の収集?」

「見てトレントのドロップ品みたいよ」

「ほんとだ!3本?なんでだろ?」


疑問に思って居た私たちにサムさん…師匠が解説してくれました。


「トレントの大木3本か、まず大木ってのはトレントの強種のビックトレントからしか取れない、ビックトレントは基本1匹で居るが結構強いぞ

 それでそれが3本って事は家でも建てるんじゃ無いか?クエスト達成したら手紙を渡すように言われてるからそこに用途が書いてありそうだな

 今回のクエストは依頼品は返品する決まりだからな」

「なんでトレントの大木3本だと家なんですか?」

「あぁ、大黒柱にするんだ

 トレントの大木3本を使って大黒柱を作ると家が壊れにくくなるんだ

 って言ってもトレントの大木を3本も使って家を建てればそりゃ壊れるわけがないがな」

「そんなに頑丈なんですか?」

「あぁ基本的に大工とかの道具以外では壊れない」

「そんなにですか」

「クランを作るクエストならクランハウスを作るってのが、ベターよね」

「なるほど、そうだね」

「ビックトレントなら、街の東バウル森林にいるからそこに行くといい

 ただシーゲ平原よりもモンスターの強さが上だからな

 ミルクは戦えないなら気をつけろよ」

「はい!」


 弟子の心配って感じなんでしょうね。

 でも確かに戦いとなると困りますね。


「ミルちゃんは全部のDランク魔法使えるんだから平気でしょ

 それに入門器具ボックスまだ開けてないんじゃない?」

「あ!忘れてた…」


 インベントリから入門器具ボックスを取り出そうとすると奇妙な文字が…


【条件適合により中身の抽選を中止します】


「え?」

「どうしたの?」

「入門器具ボックスの抽選を中止しますって」


【中身の器具が確定しています

 開いて確認をして下さい】


「中身決まっちゃってるって…」

「開けるの遅かったからかな?」

「条件適合ってあるからなにかあったんだと思う」

「まぁ抽選でもなんでも良いもの出ますようにってのは変わらないじゃない」

「それもそうだね

 じゃあ開けるよ」


 そして開けて出てきたものを確認するとそこには…


「2つ?

 賢者の服ランクAに、賢者のローブ……ランク…S…?」


怖い、ミルクちゃんのラックが怖いです。

リアルラックが気になるところですね。


そのうちそういったお話も出てくるかも!?

※前書き後書きのこういった物はなんとなくで書いてるので回収しないかもです。

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