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俺の人生は蛇になる所からリスタートする  作者: 皐月藤花
第1章 ジブリル大森林編
6/15

第五幕 荒れた森の旅

久しぶりの投稿

理由としては体調が優れなくて

ダンジョンから脱出して自分はすぐに気づいた。気づかないほうが難しいまである。


「ガブリエル、ここって森なんだよな?」


『えぇ、そのはずです。』


そこに広がる景色は決して森とはいえぬ状態

だった。草木は枯れ、生物はおらず、荒れ果てた地であった。

 

「な、なんでこんなことになっているんだ?」


『わかりません。ダンジョンの外の状態まではわからなかったのです。』


ダンジョンの外までは加護が届かなく森が荒れたことにも気づけなかったということか。


「この森自体には守護者はいないのか?」


『この森には二体守護者がいて一体は現在封印されているのですが、もう一人はまだいるはずです。』


「その守護者ってのは?」


『ドライアドです。この森に生える大樹の守護者です。彼女の加護は森全体に行き渡っているはずなのですが...』


なるほど。ドライアドか。そういう単語を聞くたびに本当に自分は転生したのだと実感する。だが今はそれどころじゃない。


「ドライアドがいるはずなのにこんなことになったっていうことは、そいつ自身に何かあったっていう認識で良いんだよな?」


『はい。それであっています。』


「それじゃあ、そのドライアドのいる大樹まで行ってみよう。」


そうして俺とガブリエルは大樹に向かって歩き始めた。この森もあのダンジョンに負けず劣らず広い。それどころかこの森のほうが広く感じる。


気づけば半日ほど歩き続けていた。

そうしてやっと。大樹を見つけることができた。


「はぁ、はぁ、や、やっとみつけたぞ」


自分が見つけた大樹はここらへんに生えるどの木よりもひどい状態だった。葉っぱと言えるほどの葉っぱはほとんどなく、切傷や一部を切り落とされた跡まである。


「あの!ドライアドさん!居るなら返事してくれると助かります!」


大樹に対して大きな声で語りかけてみた。

するとガブリエルが現れた時同様つよい光が周りを包んだ。


光が消えると目の前にはドライアドと思われる人物がいた。


だがその姿は傷だらけで無事と言えるような状況ではなかった。


「ド、ドライアドですか?」


『え、えぇその通りです。』


「大丈夫ですか?すごいボロボロですけど。」


『大丈夫。と言ったらウソになりますね。』


まあそうだろう。ドライアドは木の精霊だからきっとそれが原因だろうか。


「そうなった理由はやっぱり木を切られたことですか?」

 

『はい、そうです。実は20年前のことなのですが、この森にたくさんの人間が入ってきてたくさんの木を切り落としていったのです。その時に人間のことを止めようとしたのですが負けてしまって、中央にあるこの木も切られてしまったのです。この木が駄目になったことでこの森全体で木が枯れてしまって。ずっとこのような状況なのです。』


そんな事があったのか。可哀想に。自分が何かしてあげればいいのだが。


「ガブリエル先生?俺にできることってあるかな?」


『貴方様がこの木を回復させられるほどの魔法を手に入れられればできると思います。この森が荒れたのはこの大樹が枯れてしまったことが原因ですから大樹を復活させるだけで状況は大きく変わると思います。』


なるほどそんな方法が。できるかわからないけど今は時間がある。それに何だか可哀想だし手伝ってあげたい。


「もしかしたらこの森を復活させられるかもしれません。私に任せてくれませんか?」


「いいのですか?そのようなことをしてもらって」


「もちろん大丈夫です。これも何かの縁だと思いますし。」


「それではよろしくお願いします。」


それではまた旅に出よう。

ただその前に。


「ドライアドさん。質問なんですけどここらへんにすごい回復魔法が使える魔術師とか魔獣とか知りませんか?」


「噂ではありますがこの森を北に抜けた所に大きな山がございます。その山のふもとに一つの集落があるのですがその集落が最近山の上にいる魔獣に襲われているらしいのです。その魔獣のリーダーは強大な回復魔法を扱えるようで中々倒せないと、ここらを歩いていた者たちが言っていました」


なるほど


「ガブリエル先生。その魔獣を暴食(ヴァイト)したら俺も回復魔法が使えるっていう認識でいい?」


『はい。使えると思われます。』


これで情報は揃った。


「それじゃあ行ってきます。ここで待っていてください。」


「いってらっしゃいませ。改めてよろしくお願いします。」


こうして俺の旅がまた始まった。









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