第二幕 その天使はガブリエルと名乗った
毎日夜中に書いているのですが眠くてヤバいので文字ミスあったら指摘してください。
目の前の天使はこちらを見つめている。
その姿はとても神々しく圧巻させられそうな勢いだった。
「あの。あなたの名前は?」
「私の名前はガブリエル。このジブリル大森林の守り神でございます。」
この人の名前はガブリエルというらしい。
良くも悪くもしっかり天使みたいな名前だった。
そしてもう一つここはジブリル大森林という場所らしい。彼女はどうやらこの森を守っているようだ。
「さて、あなたは何故、ここ、へ...」
そんなことよりだいじなのはこの人が天使だってことだ。自分のいた世界じゃ絶対に拝めない存在だったから特別感があってとても感動させられた。
そもそも天使という生き物はもはや神の領域に達していると言っても過言ではない存在。
気になることが多すぎて思わず
「あの!他にも天使っているんですか?」
自分でも気づかぬうちにそう質問していた。
だが天使からの返答は来ずそれどころか天使は唖然としていた。
「あの大丈夫で...」
「た、大変申し訳ありませんでした!」
自分の質問にとてつもない勢いで謝罪が返ってきた。
急に謝罪されると流石の俺も驚くぞ。
「まさかあなた様が暴食の大罪を背負いし者だとは思いもせず...」
なんか知らないけど俺に対する態度が急変した。
それになんだって?俺が"暴食"を背負ってる?
「な、なんですか暴食って」
「もしかして自分でもわかってないのですか?あの大罪については?」
「た、たいざい?」
女神が俺に対して半分忠誠心、半分呆れで
なんか微妙な顔をされている。
「あの、教えてくださいませんか大罪について。」
「わかりました。貴方様の願いとあらば。」
俺が暴食とやらなだけで扱いがだいぶ違うな。
「この世界に生まれてくる人間、魔獣は基本的に世界の中心から魂を与えられて生まれてきます。ですが稀に世界に特に愛される存在がおり、その者たちは憤怒、嫉妬、強欲
、怠惰、色欲、暴食、傲慢のいずれかの大罪を背負って生まれてくるのです。その者たちはほかの人とは違うスキルを使用することができます。過去には暴食の力を用いてを最強を我が名とした勇者もいたのです。」
「なるほど。つまりオレも何か力があるっていうこと?」
「そう思われます。」
マジで!?つまりこんな俺でも
『俺tueeee系』ができるっていうことか?
しかも昔いた勇者と同じ暴食だとは!
俺スゲェじゃん!
「なあ!自分の能力は一体何なんだ?」
「それが、大罪が同じであっても得られる能力は人それぞれなので実際に戦ってみないと分からないのです。」
その一言を聞いてちょっとがっかりしてしまった。なんだ。まだ分からないんだ。でも戦えば分かるんだろう?だったら実戦に行ってみるだけだ。
「短い間だったけどありがとう。それじゃあまたいつ」
「えぇーーーーー!」
俺は天使に別れを告げようとしたが食い気味で止められた。さっきまで礼儀正しく振る舞っていたがもう化けの皮が剥がれ始めている。
「あぁ、し、失礼しました」
「もう言ってしまうのですか?もう少し私とお話を」
「いえ、急いでいるので」
俺はきっぱりと断った。
「だったらせめて、私を旅に同行させてください!」
そうかそうか。俺の旅に同行してくれるのか。…え?してくれるの?
「え、お前俺と一緒に旅に出られるのか?」
「えぇ、あなた様と契約を交わせば。」
「まじで?」
「マジです」
もはや掛け合い漫才とも言えるような会話の後に一つの疑問をいだいた。
「ていうか、なんでそんなに俺に固執するんだ?」
そもそも俺じゃなきゃだめなのか?
「えぇ、あなた様でないといけないのです。」
何故そこまで俺に?
「なんで俺が良いんだ?」
疑問を問いかけるとこれまた面白い返答が返ってきた。
「実はかつての師匠に言われたのです。『いずれ私と同じ大罪を背負ったものが現れる。もしそのものが来たら共に冒険に出て助けてやるのだ。』と命じられたのです。私の師匠も暴食の大罪を背負っていました。なのでもしかしたらあなた様がその人なのではないかと思って。...」
なるほどそういうことだったのか。
困ったな。こんな話を聞いたら断りにくいじゃないか。
「すみません我儘を言ってしまって。やはり迷惑ですよね。私はココに残ることにします。この後の旅も頑張ってください。」
なんだか可哀想になってきた。
可哀想にしたのは自分なんだが
おい。やめてくれよ。そんな悲しそうな顔しないでくれよ。
「...よし!やっぱりお前俺の旅についてきてくれ!」
「えっ!ついて行ってもよろしいのですか?」
「まあ戦闘経験もないし、そもそもこの世界のことをあまり知らないし、仲間がいてくれたらいいなぁと思って。」
「本当にいいのですか?」
「別にいいけど、この森のことは大丈夫なのか?今はここにいるけどいずれ別の場所に行くかもだろ?」
「それは大丈夫だと思います。10年間は何も事件が起こっていないのでおそらく大丈夫かと。」
そのおそらくってめっちゃ心配になるんですけど。
「わかった。それじゃあこれからよろしく」
「こちらこそよろしくお願いします!」
これで良かったんだろう。たぶん。
「それでは私と契約を結んでいただけませんか?」
「ん?契約?」
「ええ。そもそも私はこの森の守護者です。ただこの森を出ていくわけにもいきません。なので正式に契約を結ばなければならないのです。」
なるほどね。でも契約を結ぶだけなら簡単だ。
「わかった。それじゃあ契約を結ぼう。
で、どうすればいいの?」
「その祠に触っていただければ大丈夫です」
すごい!日本の契約より簡単だ。
俺はすぐにその祠に触った。
「これで契約が結ばれました。」
そう言うと目の前でまた強烈な光が出てきた。事故った時を思い出すからそろそろ光は辞めてほしい。
再び目を開けるとそこには誰もいなかった。
一体どこに...
『私はここです。現在は契約精霊としてあなた様のなかにおります。』
なるほどね。だから頭に直接話しかけてきたのか。
『改めて。よろしくお願いします!』
こうして俺は冒険を始めて数時間で新たな仲間ができたのだった。
こいつら情緒不安定みたくなってんな




