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俺の人生は蛇になる所からリスタートする  作者: 皐月藤花
第1章 ジブリル大森林編
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第十幕 決戦へ

投稿頻度が悪くなっていっています。このままいくと完結に20年ぐらいかかりそう...

準備の翌日俺たちは山のてっぺんに向かって登り始めた。


みんな覺悟の決まったような顔をしている。


俺が来るよりも前に殺されてしまった人もたくさんいるらしい。


そんな人達の仇を取るためにたくさんの人が今回の戦いに来た。 


戦力は十分...かはわからないが人数だけで見ればかなりの数だ。回復薬も食料もあるし"ひみつのひっさつ"もあるし負けるわけがない!と信じたい。 





しばらく歩いていたが景色が変わることはなく木が生えていて所々に大きな石があるがくらいだった。


だがそこで奇妙なものを目にすることになった。


それは死体だった。原形をとどめておらず人であったのか、動物であったのか、はたまた魔獣であったのか、誰にもわからないほどに。


「なんなんでしょうかこれは...」


周りにいる人たちも流石に驚きを隠せない様子であった。


俺がここで死体を暴食(ヴァイト)して「こいつは死ぬ前は〇〇だー!」だなんてことをしてもいいが、さすがに人じゃないどころかゴミすぎるし、比べられるゴミが可哀想になるレベルなので辞めておいた。


先ほどの死体のせいで多くの人が少し怯えだしていたが、それでも歩む足をとめる者はいなかった。


何時間も似たような景色の場所をただひたすらに歩いているので正直油断してしまいそうだが、そんなことをしてはいけない。


そんなことを思った時、、


「グォォォォォォォ!!!」


俺たちを取り囲むように10体の狼や猿が現れた。

いや、正確には狼や猿ではなく狼や猿の形をした魔獣だ。


そいつらが俺たちに向かって襲いかかってきたので俺たちは迎え撃つことにした。


「オラァ!」


「今の俺達は昔の俺達とは違うんだ!」


「くらえ!」


そんなことを言いながらこちらも抵抗した。


訓練した分俺たちも強くなっている。俺たちは追い込まれることもなく魔獣を殺した。


「みんなすごいな!俺も負けてられないな!」


みんなが戦う中俺だけ何もしないわけには行かない。


「くらえ!炎爆散(フレイムショック)!」


これは(かぎろい)を強化した技なのだが前とは比べ物にならないほどの威力だった。


俺の一撃は相当強かったらしく、魔獣を一気に3体も倒した。


「おお!やはり、ヴェルさんはすごいですね!俺たちが苦戦した敵をたったいちげ...ああ!」


レイズがやけに褒めてくれて照れていたのだが最後の叫び声で事の問題に気づいた。森の木が燃えていた。やばいやばい。このままじゃあ燃え尽きる。オレは焦って水鉄砲(ウォーターショット)で消火した。何とか消火しきれたものの、燃えた灰の匂いにつられたのか

草が揺れる音が鳴り響き始めた、多分だが似たような奴が近づいて来ている。

 

どうするべきだろうか。このままだととんでもない数が来る気がする。


『我が主!そこに落ちている魔獣を今すぐ暴食(ヴァイト)して下さい!そしてほかの人々を影に隠れさせて下さい!』


いきなりだがガブリエルがそう言ってきた。


「みんな急いで隠れろ!」


今はガブリエルを信じるしかない。みんなが隠れた後に俺は目の前の死体を急いで暴食(ヴァイト)した。


『スキル擬態を実行します!』


ガブリエルがそう叫ぶと俺の体はみるみるデカくなっていき最終的にはあの魔獣と同じ見た目、同じサイズになった。


《な、なんだこれぇ!》


正直驚きが隠せなかった。そんな事して慌てふためいていると、


《おいお前!何をしている!それになぜ周りの仲間が死んでいるのだ!》


予想したとおりとんでもない数の魔獣が来た。みんなはというとなんかいい感じに隠れてくれたようで、バレてはいない。後擬態をしていると自分が擬態している生物の言葉が分かるようになるらしい。とりあえずこの状況を乗り切るために必死に言い訳を考えた。


《じ、実はだな俺たちが徘徊していたところをいきなり襲われてだな、その大半がやられてしまったんだ。だが俺が襲いかかってきた奴を一掃して食ってやったところなんだ。》


そう言った。我ながらいい言い訳じゃないだろうか。


《ん?お前の一人称は僕じゃなかったか?

それにお前は見回り要員だから一人での戦いにはなれてないはずだがお前一人でそんな事できたのか?》


ギクッ!心のなかでそんな音が響き渡ったが俺は勢いで答えることにした。


《実はこんなこともあろうかと、一人で特訓していたんだ。》


頼むこれで乗り切ってくれ!


《...なるほどな。わかったよ。でも一人で死体を食べたりするなよ。基本的には殺した相手はグルーシャ様に献上しなければならないんだから。》


《わ、わかった次からは気をつけるよ。後見回りは僕に任せてくれていいよ。あの方をお守りしてやってくれ。》


《それもそうだな。おまえもきをつけるんだぞ。》


そんな会話を繰り返して何とか危機を脱することができた。


周りから見れば「フガッ!フガフガフガガガ!」みたいな感じなのに。


『追加で報告ですが、先ほどの暴食(ヴァイト)でスキル漂魔探知を手に入れました。』


しれっとスキルも手に入れた。よしっ!


そんなことよりみんなは大丈夫か?


みんなが隠れた方に近寄って、


「おい!みんな大丈夫か?」


と問いかけてみると、


「また現れたな!忌々しい魔獣め!」


そう言ってきた。やばいやばい。このままじゃ殺される。


「違う違う!俺だよ!」


そう言いながら擬態を解除した。


「ま、ヴェルさん!すみません!」


そう謝られたから大丈夫大丈夫。と言っておいた。


そんなこんなでまたグルーシャとかいうやつの元へ向かい始めた。さっきリーダーを守っておけといったおかげで魔獣は現れなかった。そうして後少しで山のてっぺんという所まで来た。


「みんな、わかってるな一斉に相手に襲いかかるんだぞ。」


「分かりました。」


俺たちは魔獣討伐のための流れを再確認した後、作戦へと取り掛かった。絶対に1回で仕留める。そんな思いを胸にオレは準備を進めた。



頑張れマーダラ!

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