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俺の人生は蛇になる所からリスタートする  作者: 皐月藤花
第1章 ジブリル大森林編
10/15

第九幕 戦いに向けて

疲れた

なんだかんだで回復薬を作ることはできたものの回復薬以上に俺にとって必要なものがある。それは...

戦闘力!そして食料!


これは必須だろう。正直今の俺の実力とこの村の食料の量じゃあ勝てるものにも勝てなくなってしまう。でも実力向上はまだしも食料確保は一人じゃあ到底不可能だ。


数日前の俺ならすぐに諦めていただろう。

駄菓子菓子!今の俺には心強い仲間がいるのだ!というわけで早速相談してみよう。



「…て感じなんだけど」


俺はやりたいことを伝えた。この村の戦闘員とヴェル自身の戦闘力を上げること。

戦いのために食料を確保すること。

それらを伝えた。


「確かに個々の戦闘力を上げるのは大事ですね。最近は襲撃に備えてばかりで全く訓練をしていませんでした。この機会に戦闘訓練や食料確保を行うのはよいかもしれませんね。」


例の若い男性は戦闘員の隊長だったようだ。

彼の発言に続くように皆が次々と賛成してくれた。


「みんなありがとう!」


いやーこうも話がスムーズに進むと助かりますなぁ。



そうして俺と戦闘員は森の中へと進んでいった。森の中には魔獣がたくさんいた。だが数の暴力をされた相手にはなすすべはない。


俺を中心に皆で魔獣を一掃していった。

基本的に魔獣は集団で行動するため、集団を襲撃して一体だけ暴食(ヴァイト)のために俺が食べて、他の魔獣は食料として確保した。皆普通に強くてとても助かるんだよなぁー。


『スキル隙の糸を獲得しました。』


なんかどっかで見たことあるような。

気のせいだよな!...きっと。


こんな感じで魔獣の討伐を進めていった。

基本的に会う魔獣は一緒で一応一体ずつ暴食(ヴァイト)して行っていたのだが、そのなかでとあることに気づいた。どうやら一度食べたことがある魔獣を暴食(ヴァイト)するとスキルが強化されるらしい。実際(かぎろい)を持っていたファントムピッグを5体ほど捕食したあたりで、


『スキル(かぎろい)炎爆散(フレイムショック)へと進化しました。』


こうしてスキルが進化した。


「え?なんか進化早くない?」


日本で異世界系のラノベだのを漁っていた俺からすると進化とかってもう少し時間が経ってからするもんじゃないの?そう思った。


『確かに一般の生物や魔物が進化するのにはさらに時間を要しますが、暴食(ヴァイト)によって一度解析が終了しているので短期間で成長が可能となっています。』


なるほど。ガブリエルと暴食(ヴァイト)はとても優秀だな。俺が何もしなくてもいろいろ解決していく。


こうして食料確保と戦闘訓練が終わった。


戦闘訓練に関しては正直みんな体力の限界だがいい訓練であった。実際戦いを経験すればするほどみんなの動きがよい方向に変わっていった。きっと平均的な戦闘力も上がっただろう。


食料に関しても申し分ない。それどころか例の回復薬の倍レベルの量が集まった。これで食料には当分困らないだろう。


こうして問題が解決したところで俺は会議を開くことにした。



みんなが集まり、俺は話を始めることにした。


「みんな集まってくれてありがとう。これから山の魔獣退治の作戦会議を始める。」


俺は大きな声でそういった。

 

こうして会議を始めた。


隊長には前提条件を話してもらった。


「まず奴らの情報として、多くの個体数で活動していること。そして、奴らのリーダーはとても強力な回復魔法を有しているということだ!」


これが俺等が知っている情報だ。この情報だけ聞いてもはっきり言って絶望でしかない。


でも一つ考えたことがある。


「奴らを討伐するうえでの提案なんだが、

いっその事こっちから出向いてみないか?」


そう言ってみたのだがみんな少し驚いていたような表情だった。


「しょ、正気ですか?奴らの所に攻め込むだなんて」


「いや、これまで君たちは防戦一方であっちに出向いたことはなかった。なら逆にこっちからいきなり責められたらふいうちになるんじゃないか?それに急な戦闘だと回復魔法も使える相手が少なくなるし。」


俺にだってちゃんと理由ぐらいある。

彼奴等の不意をつければ攻め落とせるかもしれない。


「な、なるほど!確かにいい作戦かもしれません!どうだみんな、この作戦でやってみないか?」


いつもの隊長は俺の意見に賛成だった。


「た、確かにそれもありかもな。回復薬もできたし危ないならすぐ引いてこればいいだけだしな。」


そうして皆から賛成をもらうことができた。


「みんなありがとう。それじゃあ作戦はさっきの通り行くぞ!決戦は明日の夜だ!みんなそれまで各自準備をしておけよ!」


「はい!」


俺たちは決戦に向けての話し合いを終えて今日一日を終えたのであった。





疲れた

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