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月影浴1 おつきさま  作者: @naka-motoo
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第23話 はじまりは今(その23)

さつきちゃんのおばあちゃんとお母さんは、さつきちゃんと同じような笑顔で僕を見ている。お母さんが僕に丁寧に挨拶してくれた。

「小田さん、さつきがいつもお世話になっています。今日は、さつきのために、わざわざありがとうございます。」

僕は、え、いや、こちらこそありがとうございます、としどろもどろに返した。

それから少し、僕のことを質問したり、家族のこととか、何やかやと話した。多分、クラスメートという、娘と近い立場にいる僕のことを知っておいた方が、色々と安全だと思っているのだろう。僕は、兄が家から離れて大学に通っていることや、父がサラリーマンであること、母が専業主婦であること、祖母は自分をかわいがってくれたが、3年前に亡くなったこと、などをぽつぽつと話した。


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