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宇宙デカトシヒコ!!  作者: あかメガネ
宇宙デカトシヒコ!!  続、戦いの日々編
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宇宙デカトシヒコ!! 異次元からの救助要請 2 情報収集とキャンプの夜

トシヒコ達は、情報収集をしていた。そこで得た情報をもとにガムさんは考え事をしていた。



あきらちゃんと子チエちゃんは、すぐに仲良くなった。


あきらちゃんは、子チエちゃんに日焼け跡を見せている。


子供の頃は、日焼け跡を比べたりしたなぁ、と、懐かしく思っていた。


トシヒコとひとつになったパルはすでにオーバーヒートしそうなほど


連写とビデを撮影を同時にこなす離れ業をやっていた。



ガムさんはまた心配していた。


(子チエちゃん以外にも反応している、やはり「ロ〇ータコンプレックス」

の改善はすすんでないようだ。早く次の治療プランを考えなければ....

あと子パルのデータもとりたい。明らかに親パルからもう独立して

暴走しているようにも見える。それにAIなのにまさかトシヒコくん

と同じ病気に.......。)


ガムは子パルの真実にも近づきつつあった。


子パルはその気配を察知し隠れてしまった。


「そろそろ見えてきました。けっこう戦闘跡がひどいですね」


「そうだね、1体の怪人がここまでできるなんて、なかなかの

強敵のようだね。油断はできない。とりあえず生命反応が

あるところを探して、情報を集めよう。」


周囲には転々と生命反応がある。軍隊が設置したキャンプに一般人が


集められているようだ。


とりあえずあきらちゃんの家の近くのキャンプに向かった。


あきらちゃんは両親を探したが、いなかったようで落ち込んでいた。


子チエちゃんとガムさんが慰めていた。


「あ、ウ〇トラマンガイアだ~~~!!」


近くの子供たちが集まってきた。


どうやら、この次元の時間軸では、ガイアの放送直後のようだ。


ガムさんは変身ポーズをやってあげたりして、子供をあやしていた。



このキャンプをまとめているっぽい、軍人さんがいたので


話を聞いてみることにした。



怪人は次元跳躍の実験中にゲートから出てきてしまったらしい。


その怪人は、非常に獰猛で、ゲートから現れた瞬間から


人を襲いだしたらしい。


「我々も通常火器で応戦したのですが、効かないどころかあてるのも難しく

人間サイズでもあるので、大型兵器による攻撃も一度隠れられると

有効ではなくなります。そもそも当たったところで効くかどうか...今は

関東のどこかで暴れていると報告が入っています。活動が

ゲリラ的なので、正確な場所はどうしても把握できないのです。」


「わかりました、お話ありがとうございます。」


「ひょっとして、本物のガイアさんですか?あちらにいるのはVガ〇ダム

のリガミリティアのウッソのパイロットスーツにも見えます。

また、助けに来てくれたんですか?」


「え、ああ、まあそうなんですが、あんまり大きな声で言わないでくださいね。

こちらの活動に支障が出るかもしれませんので。」


「はい、わかりました。われわれ軍隊は、ガイアさん一行の活動を

影ながら支援せよと、各支部に伝えておきます。」


少しわかってなかった軍人さんだった。


Vガ〇ダムも知っていたので、ひょっとしたら、オタクなのかもしれない。



「しかし、なぜ僕が来た痕跡が残っているんだ?ファイタートラベラーもそうだけど

あの事件は赤い球のおかげで、無かったことになったはず。ひょっとして

微妙にちがう次元なのか?例えば最後のあゆむ君の選択が別のものだった世界とか...」


ガムさんはなにか重要なことを考えているようだったがトシヒコ達は


自分たちのテントを立てたりして楽しんでいた。特にトシヒコは子チエちゃんと


あきらちゃんどっちと寝ようか、どっちとも寝ようか、だらしない顔を


して考えていた。


子パルも子パルで、どっちの枕元で寝ようか考えていた。


少女たちはそんな、ひとつになった、二つのリビドーなんかつゆ知らず


楽しんでいた。


そして、夜を迎え、トシヒコと子パルはそわそわしていた。


あきらちゃんとは、昼のうちに慰めることも含めて


沢山遊んであげた。少しでも楽しい気持ちになって


このひと時でも忘れて心を癒して欲しかったのだ。


自分勝手な思いではあるが。


あきらちゃんは子チエちゃんにもよくやっている、胴上げが気に入ったらしく


最終的に10mぐらいまで投げてあげた。


その高さと、トシヒコの表情に、周りの大人たちは引いていた。


よほどだらしない顔をしていたのだろう。


子チエちゃんが少しやきもちを焼いたようで。トシヒコの足を


げしげし蹴っていた。ちなみに子チエちゃんはさすがに


不自然だったのと、環境が出身の地球と一緒だったので


パイロットスーツは脱いでいた。



夜は、自分たちで持ってきた保存食を食べて、ジヌニーに装備されている


水の玉でシャワーを浴びた。簡単な敷居を作ったシャワー室だったが、


白い布の上、ライトの配置を絶妙に影を外に映すように配置したことによって


シャワーを浴びるシルエットがわかるようにした。


トシヒコと、子パルは正座して、あきらちゃんと、子チエちゃんの番を待ち


撮影の準備をしていたが、


ゴミを見るような目をした、軍人さんたちに簀巻きにされて連れていかれた。


シャワー室は、分厚い緑色のシートに変わり、ライトも外に漏れないように改造されて


キャンプの人たちにも浴びられるようにした。


キャンプの人たちは、久しぶりのシャワーだと喜んで利用していた。


それだけでも、この次元に来た意味はあっただろう。


そして就寝時間になったので、ソワソワしながらあきらちゃんと子チエちゃんが


居るテントに入ろうとしたところ


「ビリビリッ!!」


とスタンガンのような衝撃がはしり、そこには覗き禁止と書かれた


防護電磁ネットが貼ってあった。


外には寝袋が二つ用意され、それを準備したであろう、ガム先輩が


星空を見ながら考え事をしていた。



トシヒコも寝袋に入り、星空を眺めながら考え事をしてる風な顔をしながら


邪な妄想をしながら目を閉じた。




トシヒコはキャンプに期待していたリビドーを一つも実現できなかった。これもガムさんの治療プログラムなのか?しかし、それによってトシヒコの妄想という創作活動が育まれることになる。

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