宇宙デカトシヒコ!! 異次元からの救助要請 1 新たなボーイッシュ少女あきらちゃん ガムさんまたうっかり
新しい戦いの始まり、今度は異次元だ!
「うーーぅうーーーぅ」
「ピンポーン」
「ん、なんだ」
頭を搔きながら部屋を出る、エリも同じような状態だ。
そとでは、おなじみの白と黒の車が停まっていた。
なんなら乗っていたのも同じ人だ。
「すみませーん、夜分遅くに」
「いえいえ、どうしたんですか?何かあったんですか?」
「いやぁ最近、こどもの失踪が頻発に起きてて、
パトロールがてら、トシヒコさんにも知らせに来たのさ。
もし知り合いだったら宇宙のデカっつう奴らにも教えといてくれ
後ついでに、事務所の中見学してっていい?」
最初親切に見せて、油断させて、犯人の心理を揺さぶる作戦か
できるじゃないかここの公務員。
今日は子チエちゃんも来てないし、完璧に白のはずだ。
そして、公務員さんに事務所を案内していると、
「助けて!!お兄さん、おじさん、お姉さん!!」
ぼろぼろで、いかにもいままで虐待されていたところ命からがら
逃げてきたと、その姿が物語っている、ボーイッシュな女んの子がいた。
トシヒコは気づいたら、手に何かつけられて、布を上にかぶせられていた。
女の子は優しく別の車に保護されるようだ。
今度はシャレにならないなとトシヒコは思った。
「.....。いや、たすけて (お兄さん)、俺にも助けを求めていた。
ということは俺は犯人ではない?」
身に覚えがないならそりゃ犯人じゃないだろと思いたいが、トシヒコは
自分の記憶力のなさとリビドーならやりかねないと最初から
自分が犯人であることを受け入れてしまっていたのだ。
そこで、考え事しながら例の牢屋付き別荘の天井をみて考え事をしていると
パルがやって来た。
「彼女は、別次元から命からがらこちらの次元に逃げ込んできたようです。
もとの次元の地球では、一人の怪人が大暴れしていて、日本は生活インフラが
成立しないぐらいまで追い込まれています。警察、陸自、ともに対処できていない
ようです。宇宙デカの配属もどうやらされていないようです。
助けを求めてきたのは、ボーイッシュ水着の日焼け跡あり少女、私だけでも
向かいます!!!」
「心の友よ、俺を置いていくんじゃない!俺たちは一人じゃない!俺たちは
ひとつだ!!!!!」
その瞬間、ナノスキンスーツの制限が解除されたとともに、少女の証言で
解放された。
ひとつになった、一人と一機はとりあえず、あきらちゃんという、ボーイッシュの
女の子の全身を撮影しながら、今後の策を練る。
「うーん子チエちゃん以外は新鮮だなぁ...」
「あのう...」
「s、そうだったね、もとの次元の地球を助けて欲しいんだっけね。
でもどうやってこの次元に...?」
「僕の星の文明は、時空を超える技術に特化しているんです。他のものは
特に進化していないんですがなぜかこれだけ....。」
「(ぼ、ぼくっこ!? )時空、次元かぁ、ところで君帰れるの?」
「それが、その、うぅぅぅ。。」
あきらちゃんは、泣き出してしまった。どうやら研究所を襲われた際に
両親に別時空の地球に飛ばされてここまでやってきたらしい。宇宙デカの
事務所が出口だったのは、偶然だろうか?
「とにかく、時空、次元に関してはとても頼りになる人がいるから聞きに行こう」
パルがブルブル震えていた。
「ガムさんお久しぶりです。」
「やあ、君の方からくるなんて珍しいじゃないか?」
「大変申し訳ないのですが、至急の案件がありまして.....」
「え、じゃあそのあきらくんは、別次元の地球からやって来たのかい?」
「ああ~~ウ〇トラマンガイアダ~~!!!!??」
「な、何で知ってるの!?」
「だって、テレビでやってるし、結構周りの子供たちも観てるよ!!
大人のファンだって多いんだよ!!あとなんか本物が一度現れたって
都市伝説もあるんだよ!!」
「~~~~~~」
ガムさんは頭を抱えていた。
「ど、どうしたんですかガムさん!?」
「い、いやその次元にたぶん僕行ったことがあるんだ。たぶん文明レベル7初めての
時空の旅かな。若気の至りってやつだよ。あんな後先考えずに行動できたのは
若かったからなんだろうね」
「はじめていったところだからと行けるわけではないってことですか?」
「いや、そんなことないんだけど、その次元の不自然な科学技術の発展は
たぶん僕のせいだ。ファイタートラベラーの残骸が研究に利用されて
不自然に発展してしまったんだろう。」
「じゃあどうしますか?怪人と一緒に不自然な発達をした技術も根絶やしに.....。」
「いや、それはないかな。いまその地球が次元を開けられるようになったからと言って
他の次元に無理に突っ込めば藪から蛇ですよって教えてあげればいいんじゃないかな?
今回みたいなこともありますよって。それに研究は大事なことだからね」
「わかりました。それじゃ、一緒に来てくれますか?
僕だけだと、大事なものまで壊しそうで.....。」
「それはもちろんだよ、あきらちゃんの家族のためにも早く戻ったほうがいいしね。
トシヒコくんジヌニーは?」
「ああ、ちょうど来ました。」
しかし、助席には、ウッソのパイロットスーツを来た子チエちゃんが乗っていた。
「異次元に行くっていうから着てみたの。私だけナノスキンスーツっていうの持ってないし」
たしかに、ウッソモデルのパイロットスーツの能力はナノスキンスーツの上位互換ではあるが
連れて行くとは一言も言っていたない。しかし、子チエちゃんはびくとも動かなかった。
このままでは、救出に間に合わなくなる。
「とにかく行くしかない、デロリアンゴー!!」
「ガムさん?ジヌニーです。」
4人を乗せたマシンが、時空を駆け抜けていった。
新しくメンバーに入った幼女あきら、果たして彼女は味方なのか敵なのか.......?味方です!!




