黒狼族、困った妖精王
【ミー】
私とドクは海岸沿いの道を、北へ向かって歩いている。
街の中心からかなり離れているので、だんだん家もまばらになってきた。
私はここに来る途中で、桃色のクッキーとミルクを1瓶購入した。
今の私達には、そんなに高価な品物では無い。
「ドク?…何それ?」(ミー)
「何か今ここら辺で流行ってるお菓子らしいよ?」(ドク)
「ふ~ん…」(ミー)
焦げ茶色の小さな紙袋が、叫び声を上げそうなくらい膨らんでいた。
中を覗いてみると、カエルの形をした饅頭のような物が沢山入っている。
見た目は微妙だが、焼き立てらしく甘い香りが漂っていた。
「カエル饅頭だってさ」(ドク)
「見たまんまじゃん?」(ミー)
「同じ事思った」(ドク)
私達は笑い合うと、1つずつ袋から取り出してみる。
饅頭を手に取り私が最初にした事は、饅頭の裏側の確認である。
やはりドクも同じ事をしているようだ。
後ろ側は何の変哲もない平らになっていて、ヘソや後ろ足も見当たらない。
そもそもカエルにヘソがあったかどうか覚えていないが、色が紫色で毒々しい…とりあえず1口食べてみる。
(あー…まあまあかなー…)
「まあまあかなー」(ドク)
「だね」(ミー)
外の皮は柔らかく、中には潰した豆が入っていた。
とても美味しいというわけでは無いが、素朴で落ち着く味である。
ドクは私が考えていた感想と同じ事を口にした。
カエル饅頭はそれほど大きくないので、2口で胃袋の中に収まってしまう。
ドクの目が、私の買ったミルクの瓶に吸い寄せられた…
ドクの考えている事はわかる…私も口の中の水分が、根こそぎ奪われてしまったからだ。
「ミー姉ちゃん…そのミルク…」(ドク)
「ダメよ」(ミー)
「だよね…水買ってくるよ」(ドク)
「私の分もお願いね」(ミー)
ドクが私に饅頭を預けると、来た道を引き返して行く。
残りは大事なお土産なので、とっておくとしよう。
ドクはさっき通り過ぎた道に水屋があったので、そこに買いに行ったのであろう。
買い物はドクに任せて、私は近くにあった丸太のベンチに腰掛けた。
(良い天気)
暇な時間が出来たので、新しい魔法について考える事にしよう!
私とドクは2人で戦う事に慣れすぎていて、花凜とリオンを入れての戦闘スタイルを、新しく考えなければいけないと思っていた。
リオンと花凜は、1人で何でも出来そうな実力がある。
花凜はどちらかと言うと、大人しい性格なのに突っ込んで行くタイプだ。
リオンと言うと、堅実で周りの状況を良く見てから動いている。
ドクの自在に黒爪は、以前より射程がかなり伸びている。
昔は1メートルが限界だったのに、翼を付けてもらってからは、最大4メートルまで伸ばす事ができた。
(私にしか出来ない何かが欲しいな…)
何だかみんなに置いていかれてしまうような、少し寂しい気分になる。
「ただいまー!ミー姉ちゃん」(ドク)
「…」(ミー)
「ミー姉ちゃん?」(ドク)
私が何も喋らないので、何かを察したドクが、少し心配そうな顔をした。
私の隣に腰掛けて、私の顔を覗き込む。
「顔がブサイクになってるよ」(ドク)
「な!もーー」(ミー)
私はドクの肩を軽く叩いた。
「痛ーーい!」
軽くだったのは本当だが、手がグーになっていたのだ。
目尻にうっすらと涙を浮かべるドク…
(1人で悩んでても仕方ないか…)
私達は2人で強くなってきたのだ。
頭も少しスッキリしたので、家に帰ったらドクと一緒に新しい魔法を考えようと思う。
「…それにしても、水買いすぎよ」(ミー)
「しょうがないじゃん…大きな水瓶しか売ってなかったんだから…」(ドク)
4人暮らしの一般家庭で、2日はもちそうな量があるようだ。
ドクは気が優しいので、商売上手な水屋さんに強引に買わされたんだろう。
私も人の事は言えないので、これ以上言うつもりはない。
「大丈夫、俺達強くなってるよ」(ドク)
「…ドク…」(ミー)
「行こうか」(ドク)
「うん!ありがとう」(ミー)
ドクはドクで、私と同じ事を考えていたのだろう。
今日は服屋も行く予定なので、早めに向かった方がいいだろう。
目的地に辿り着くと、そこは高い崖の上になっている。
綺麗な海が一望出来て、綺麗な花が沢山咲いていた。
私達はこの場所がとても気に入っているのだ。
「フーちゃん来たよー」(ミー)
「やっほー!天気も良いし、今日は最高だね」(ドク)
「聞いてよ!ドクったらフーちゃんのミルク飲もうとしたんだからね!」(ミー)
「それは…その…ちょっと見てただけだよ…」(ドク)
買ってきたクッキー、ミルク、カエル饅頭を台座の上に置く。
私とドクはここ数日間の事をフーに報告した。
新しい仲間の花凜とリオンの事や、王子様を助けて貴族になってしまった事など…
「信じられないでしょ?翼も付いちゃったんだー」(ミー)
「魔力もかなーり増えたんだよ?」(ドク)
きっとフーが生きていれば、花凜くらいに成長していただろう。
クレイの魔道兵器部隊から逃げ出して、何日目だっただろうか…外の世界はとても過酷で、子供に耐えれるような場所では無かった。
逃げて逃げて逃げて、私達はいつの間にか国境を越える事に成功する。
しかし、その旅の途中で、フーは命を落としてしまったのだ。
あの時今の力があれば、クレイに一方的にやられたりはしなかっただろう。
クレイが欲しがっていたのは、私達の能力だった。
影を操る特殊な魔法を研究しようとして、私達の村は蹂躙される事になる。
夜はかなりの力を発揮できるが、クレイが襲撃して来たのは早朝だったのだ。
(もっともっと強くなって、お父さんとお母さんを連れて来るからね)
私は目を閉じてフーに約束をする。
「大丈夫、いつか必ず」(ドク)
無料の共同墓地に刻まれた名前を見ながら、ドクが小さく呟いた。
「うん」(ミー)
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【花凜】
館の外に出たら、気持ちの良い風が体を撫でていった。
ロナウドは先に出発したので、家の中にはシスターズしか残っていない。
今日は快晴の青空で、見上げていると空に吸い込まれそうになる。
何だか急に空が飛びたくなってきた…
余所見をして油断していたリオンを、私は後ろから捕まえた。
そのまま一気に青い空へと飛び上がった。
「あわわ〜、気持ちいい」
「何事かと思ったぞ?本当に…花凜は時々私の思いもよらない行動をするよな…」
「急に飛びたくなったんだよ…リオンの瞳の色みたいに、空が青くて綺麗だったから」
「飛びたくなる気持ちは、わからなくもないがな…私も空が飛びたくて、風魔法を覚えたようなもんだ」
「本当に気持ちいいよね」
「私も久しく忘れていた…そうだな」
私はこの世界に生まれた時は、何も持っていなかった。
正確には記憶だけを引き継いで、この世界に連れてこられたのだ…あのチャラチャラした妖精王に…
しかし、生まれ変わった事は、何も悪いことばかりではない。
リオン達に会えた事も、自由な体になれた事も嬉しかった。
(向こうの世界の私は、今何をしているんだろう…)
「知りたい?」
「わ!」
「出たな」
妖精王は本当に何時出るかわからない…
私の心の声を聞いていたみたいで、いきなり知りたい?と、聞いてきたようだ。
私はびっくりして声が出てしまう。
リオンは何故か、妖精王に軽蔑の眼差しを向けている。
「私の心の声を聞かないで、変態」(花凜)
「花凜を汚すな、変態」(リオン)
「覗かないで、変態」(花凜)
「いつも見ていそうだな…変態王」(リオン)
「お母さんと銭湯行かないで、変態王」(花凜)
「花凜の母にまで手を付けているのか…変態王」(リオン)
「…」(妖精王)
妖精王の呼び名は、変態王になった。
私達の言葉で、少し涙目になっている妖精王は、消えるか迷ったみたいだが、もう少し話をしていくようで、まだ空中に漂っている。
「銭湯に行ったのは成り行きだよ…僕も悪いとは思ったけど、君を演じてるんだから仕方ないだろう?」(妖精王)
「私を?…ねぇ、何で私は生まれ変わったの?」(花凜)
「それはそのうちわかってくるさ」(妖精王)
「お父さんとお母さんに会いたいよ…」(花凜)
この世界にも、沢山大切な家族は出来た…
しかし、お父さんとお母さんの代わりは居ない。
妖精王は、そんな私を見て優しく笑ったような気がした。
私とリオンは、そんな妖精王を見て、似合わないと思った。
「それをするには、まだまだ花凜の力が足りないんだよ…もっと世界を知って、世界を回りなさい。
世界樹花凜、今は妖精王花凜だね…君の守りたい物は、最初から持っていたはずだ、僕は君に少し力を貸しただけさ!
後は君次第なんだ…僕は、君ならきっと出来ると信じている」(妖精王)
「何が言いたいのか、全然わかりません…この世界には何があるの?最初から持っていた?私に何が出来るって言うの?」(花凜)
「そのうちわかるから大丈夫さ!それより僕は、これを花凜ちゃんに渡しに来たんだ。
さあ手を出しておくれ」(妖精王)
妖精王が手を差し出すが、その手には何も持っていないようだ…私は困惑しながらも、右手を差し出してみる。
妖精王が私の手を取ると、握り、擦り、突っついたり、何だかくすぐったい…
妖精王の指先が白く光り、私の右手に何かを書いているようだった。
それを見てリオンは、私を妖精王の魔の手から守ろうとしてくれる。
すぐに間に入り、妖精王の手を弾いて引き離してくれたのだ。
その後すぐ、右手の甲に複雑な魔法陣が浮き出てきた。
警戒はしていたのだが、少し逃げるのが遅れたようだ…
「熱い…何これ…」(花凜)
「花凜!何をした変態!」(リオン)
「リオン、これ消えないよ…」(花凜)
私は妖精王に手を差し出した事を後悔した…魔法陣は我が物顔で虹色に光っている。
左手で擦っても消えなくて、リオンに助けを求めた。
「それは僕が長い長い時間をかけて、ようやく作り上げる事が出来た魔法陣だよ。
僕には上手く使えないんだけど、花凜なら使える筈さ」
妖精王が創り出した魔法陣?それを何で私に刻み込んだのかわからない。
それに私は魔法陣を初めて見たので、どんな意味があるのかもよくわからない…
「これどうやって使うの?」(花凜)
「物凄く魔力が消耗するから、それは普段使わない方がいいよ?魔力を流せばわかるんだけどね…超超高密度魔力結晶精製魔法陣さ」(妖精王)
「いったいそれは何なのだ?」(花凜)
説明を聞いても何だかよくわからない…魔力結晶を作る魔法陣らしいのだが、私は試しに使ってみる事にした。
右手を前に突き出し、魔法陣に魔力を集中すると、魔法陣が私の頭上に出現する。
その頭上の魔法陣は、丸い球体の様な形をしていて、模様が虹色の輝きを放っていた。
ゆっくり回転しながら模様も複雑に変わっていくので、なんとも形容し難い…
直径約10メートルくらいで、魔法陣の真ん中に、光り輝く粒が現れた。
(何あれ?)
「ちょっとちょっと!何やってるのさ」(妖精王)
この魔法陣は、私の魔力を驚く程グングン吸っていく…
私が魔力の供給を止めない限り、際限なく魔力結晶が成長するのかもしれない。
私は魔力を吸わせるのをやめた。
そこで魔法陣は回転を止め、魔法陣の真ん中にあった輝く粒が、ゆっくり下へ落ちていった。
「ダメだ!花凜!……仕方がないな…」
妖精王は粒に向かって飛び出した、呪文を唱えながら粒に接近する。
「彼方へ移せ!時空の鏡!妖精の門」
妖精王の呪文で、空に亀裂が入る。
光る粒が、その裂け目に吸い込まれた。
裂け目の奥を覗いてみると、宇宙空間のような世界が広がっていた。
それを見届けた妖精王が、慎重に空の裂け目を閉じて、私の方に振り返ってくる。
「焦ったー…今のが超超高密度魔力結晶だよ…ほんと勘弁してほしいよ」
額に汗を浮かべている妖精王…
輝く粒に対して、妖精王の反応が尋常ではなかった。
「何をそんなに焦っていたのだ?」
「いや、あれはさっき言った通り、魔力の結晶体だよ?しかも超超高密度なんだよ?
衝撃が加われば大爆発さ!さっきの大きさだと、下の街が消えちゃう所だったんだよ…」
リオンが妖精王の必死な様子を見て質問した。
妖精王は、私にとても危険な魔法陣を書き込んだらしい…
(なんてまあ…)
「何で私に、そんな危険な魔法陣を書き込んだの?」(花凜)
「何でって…それくらいの力はあった方が良いんじゃないか?
別にそこまで大袈裟な力じゃないんだし…花凜ちゃんなら練習すれば使いこなせるさ!」(妖精王)
「…爆発させるだけではないのだろう?こんな複雑な魔法陣を、私は見た事がない、意味すら理解出来ない…」(リオン)
私ならこの魔法陣を使いこなせると言われたが、何をどうしたらいいのかわからなかった…
リオンが妖精王に、使い方を聞いてくれる。
説明不足にも程があると思う。
「……確かに命令無しでは、衝撃で爆発するだけの物だよ。
その場合は、もう少し小規模で使うといいさ。
それは任意でも爆発させられるし、好きな場所に魔法陣を出現させる事が出来る。
後ね、消し飛ばしたい物だけを選んで消す事も可能だ。
練習と慣れが必死だけどね!」
一気に話し終えた妖精王は、目的を果たせてひと安心した様な顔をしている。
私は最小の魔力で魔法陣を起動し、コントロールしてみる事にした。
「ちょっと!またやるの?」(妖精王)
妖精王が焦りの表情を見せるが、監督がいるうちに練習した方がいいだろう。
(今度は小さく…)
魔力を少量だけ使うのは、中々難しいようだ。
しかし魔法には自信があったので、バレーボールくらいの大きさで魔法陣を起動する事が出来た。
すぐに魔力の供給を断って、砂粒のような魔力結晶を精製する。
(それ!どっかーん)
――――ドカーン――――
最小で創り出した魔力結晶は、想像していた通りの爆発をしてくれた。
「おお~…ぱちぱちぱちー」(妖精王)
これには妖精王も少し驚いたようだ。
消したいものだけを消せる爆弾…それなら確かに、複雑な魔法陣が必要なのかもしれない。
私は力が欲しかった…今更危ないからと言う理由で、魔法陣はいりません!とは言うつもりはない。
私はリオンに近寄り、小声で耳打ちをする。
するとリオンは、少し悪戯な笑顔を浮かべた。
「他には無いのか?妖精王」(リオン)
「え?」(妖精王)
「たったこれだけなの?」(花凜)
「妖精王ってのは名前だけ!なのだな…残念だ」(リオン)
「もっと何か下さい」(花凜)
「持ってる物さっさと出せ」(リオン)
「早く出して」(花凜)
私とリオンは、妖精王と距離を詰めていく…
ゆっくり、ゆっくり、慎重に…
絶対に捕まえて、持っている物全部を置いて行ってもらうのだ。
妖精王は、また額に汗をかいているみたいだ。
「ちょ!ちょっと待ってよ!僕何も持ってないよ!」(妖精王)
「「…」」(花凜、リオン)
もう既に妖精王と私達の距離は、空中で2メートルも無い。
両側から挟み、リオンとタイミングを合わせて両手を広げて飛び込んだ。
「え?」(花凜)
「ちっ…逃げたか…」(リオン)
妖精王は消えて、私とリオンは空中で抱き合う形になる。
「全く君達は…」
上空から声が聞こえきた。
私達が目を向けると、妖精王が困った様子でこちらを見ている。
「はぁ…しょうがない…これあげるよ」
妖精王は私に小さな物を投げて寄こした。
「あわわ!」(花凜)
キャッチすると、それは立派な指輪だった。
真ん中に透き通る大粒の赤い石がはめ込まれていて、それを象る金と銀のリングは、とても綺麗だった。
(綺麗…凄く…)
私は綺麗な物が好きなので、この指輪がとても気に入った。
「綺麗!ありがとう!他には?」
「まだ何かあるんじゃないか?」
「…その指輪はね、妖精王の指輪だよ?それ以上の物何て、僕持ってないからね…」
妖精王は深いため息を吐くと、更に言葉を続けるようだ。
「その指輪は正しく妖精王の証だ…身に付ければ、魔法の効率がかなり上がるよ!
僕の指輪はとても有名で、この世界の昔話にも登場しているんだ。
どんな杖もその指輪の前ではオモチャ同然さ」
その言葉を聞いて、私は左手の中指にはめてみた。
私の使える魔法は、創造生命魔法と、シルフ、ドリアードの魔法だ。
指輪をはめただけで、今使っているシルフの魔法が、何倍にも力強くなったのがわかった。
「これ凄い!凄いよリオン!」(花凜)
「おお、そんなにか?おい!妖精王!私にも何かよこせ!」(リオン)
「はぁー…何でこんな事に…」(妖精王)
「他には?」(花凜)
妖精王は少し涙目になっている…
いくら何も無いと言っても、私達が引き下がらないからだ。
「何て言うか…逞しくなったね花凜…前はあんなに可愛かったのに…」(妖精王)
「え?いったい何時から覗いてたの?」(花凜)
「僕本当に何も持ってないよー…あ!そうだ!リオンちゃんは氷の魔法使うよね!」(妖精王)
私の質問を聞いて、妖精王は話を逸らすようだ。
リオンを向き話しだした。
「この街から東南東に進むと、ミックと言う街がある。
そこの宿屋で、氷の精霊シヴァが、人間に擬態して働いてるから、僕の名前出せば何かしてくれる筈さ!」(妖精王)
「何故精霊が働く必要がある?」(リオン)
「それは彼女に聞くといいよ!それじゃあ僕は消えます」(妖精王)
「え?待って!」(花凜)
妖精王が精霊シヴァにリオンを丸投げすると、私の呼び止めも無視して姿を消してしまった。
「ミックか~…ミミックさんと関係がありそうな名前の街だね」(花凜)
「確かにな」(リオン)
「ソルでやる事が終わったら、みんなで行こっか」(花凜)
「そうだな…働く精霊シヴァか」(リオン)
「私達、強くなろうね」(花凜)
私がリオンの頭を撫でると、リオンも私の頭を撫でる。
「早く絆の宿に行こう、用事済ませたら昼飯だ」
「さっき沢山朝食食べてたよね?」
私達は空の散歩を終了して、絆の宿に向かった。




