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内政一転、周辺国への侵攻を開始

こんにちは尼子詮久(2周目)です。


音信不通だった間何してたかですか?


ええ、白露()に出来たばかりの羽毛布団を強奪されてしまって風邪を引いたんですよ……。


この時代に風邪なんか死に直結も同然……かなりヤバかったですね。

天文6年(1537年)初春


 前年末に発売した綿布団が大当たりして尼子家財政は非常に潤っている。平田の木綿の生産量の増大によって綿織物の供給が軌道に乗ったことで実現出来た新産業だ。


 これによって寒い出雲の冬も快適に過ごせるようになって、家臣団の健康状態も改善されて万々歳。


 ここ数年の経済優先政策のおかげで尼子家財政は豊かになり、その豊かな尼子領内に多くの商人が集まったことで更なる商業発展が促されるという好循環……これで出雲の国力が周辺国よりもはるかに大きくなった。


「殿?そろそろ内政だけでなく、戦をしないと領土拡大は出来ないとおもうのだけれど?それに私の本体をいつ解放してくれるのかしら?」


「そういえば、白露……お前銀山の精霊だったな……最近、嫁だとしか思えなくなってきたよ……おかしいな……」


「嬉しいことを言ってくださいますのね?でも、早く本体の銀山を解放して尼子領に加えないと大内や毛利が無駄に力を付けますわ」


「そうだね……だけど、幕府から上洛しろって御内書が来ていてな……」


「前世の通りですわね……で、どうしますの?播磨を目指しますの?」


「いや、まずは……備後の南北打通……それから備中を踏み潰して、備前、美作を完全に組み込む……」


「けれど、それでは随分時間がかかるのでは?」


「足元を抑えておかないとな……特に備中だ。田舎者の三村を潰しておかないと補給路が絶たれる。備前の浦上も面倒だからな……今のうちに潰しておきたい。これで備中の鉱山を確保出来る」


「東伯耆と因幡は?」


「放置だな……あの辺りは有り体に言えばあまり重要ではない。東伯耆の倉吉を抑えれば十分だな」


「安芸と石見は?」


「安芸は武田と吉川に頑張ってもらう。石見は手を出さない……大内が九州でも攻めれば別だな……」


「ほぼ前世と同じじゃないかしら?」


「そうだね……基本は前世と同じ。そうでないと世界がどう動くかわからんからな……」


「でも、それで前世では武田が孤立無援で滅んじゃったじゃない?」


「まぁ、ね……だからこそ、備後を抑えて小早川を潰さないと拙いかな……正規軍は備後を平らげて、その後、小早川領内に進攻して様子を見る。新宮党には備中を始末させる……」


「結局、毛利次第ってことね」


「そうだね」

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