〜ちょこっとブレイクタイム〜
皆さん、こんにちは! ブレイクタイムでございます。
長かった「時の道標(みちしるべ)」がやっと完結致しました。
プロローグを初めてUPしたのは(他サイトですが)2012/5/10ですので、完結までに約3年5ヶ月かかった事になります。その間に1年半以上、休載の期間がありましたが。
エピローグはプロローグの続きですので、実は同時期に文章は書けていて、ずっと放置状態でした。
やっと挿絵を描いて日の目を見る事が出来た次第です。
これも応援して下さった皆さんのお蔭と感謝一杯でございます。
ではでは「時の道標」の設定裏話など少しお話させて頂きますね。
何時もお世話になっている『ラノベ”編集”作家になろう!(旧題・出版社が製造業だったなんて、今まで俺は知らなかった)』
http://ncode.syosetu.com/n2609cw/
でお馴染みの錦坂茶寮さんとのツイッターでの会話の中で
「漫画風挿絵が凄いのは隠し通路=暗い狭いじゃないが明快。確かにヨーロッパの城は通路が部屋ですからね♪」
というお話があったのですが、流石に鋭いなと思いました。
隠し通路の記述は特にしてないですし、漫画風挿絵の中に描いただけなのに、よく気づいて下さったなと。
そうなのです!
隠し通路の扉自体は隠されている訳ではないのです。
一見、飾り扉に見えるんですね。
だから誰もが、その扉は開かないと思っています。
観音開きにも出来ないし、取っ手もありません。
そこが盲点と言うか、扉の開け方は王族だけしか知らないのです(※サンダーは例外)
この漫画風挿絵ですね↓
トトは若い頃のイケメンなサンダーも好きですが、実はやつれた白髪サンダーの方が気に入ってたりします。
錦坂さんもお気に入って下さってるみたいで凄く嬉しかったです。
あの長髪はサンダーが自分の容姿を気にする気力がなくて伸ばし放題にしていたものを、ロトに相対するには申し訳なさ過ぎると束ねたんですよね(笑
最終話で、ブラッドが「貴方の能力はレグルス陛下から譲り受けられたもの……」という件がありますが、ロトが力を持っているのにはもっと特別な意味があります。
勿論、英雄王ロト・オリオニス・アル・サドマリクの生まれ変わりだからというのも理由の一つです。
でも体的には、レグルスは髪や瞳の色こそ父王譲りで違いますが、正妃であった実母はアル・サドマリク王家所縁の姫君だったので潜在的にその因子を持っていて、それがグロディアと結ばれる事でより濃い因子となり発現したという事になっております←本当はレグルスも覚醒してなかっただけで能力者だし、あまり関係はないんですけどね。実はもっと運命的なものです。
第六話でブラッドはレグルスへの謁見を許されますが、その時のレグルスの言葉は、リマリオが死の直前に回想した場面に出てきた言葉と同じです。
実は、あの謁見の場にリマリオも居たのです。一族最強の戦士ですし。
一枚目の右下のコマでブラッドの横にちらっと見えてるのがリマリオです。
勿論カラバッジオも居たんですよ。
第七話でレグルスが、出せない筈の声を絞り出して
「ブラ……ド……や、めさ……く…………この、ま……では、サン……が、き……ず……」
とサンダーを気遣いますが、実はこの言葉には続きがあって、レグルスはサンダーだけでなくブラッドの心配もしてたんですよね。
最後まで語る事は出来ませんでしたけれども。
以前に前世篇は10話で終わらせるつもりだったと書きましたが、もしそうしていれば「時の道標」が7〜8話、次に連載する予定の続篇が2〜3話の計10話の予定でした。
でも第一話を書いた時点で"これは無理だな"と。
後で後悔したくはなかったし、SILVER・WOLF篇のロトの想いが薄っぺらいものになるのも嫌なので、メイン・ストーリーだけは書いておく事にしました。
その為に最初の頃はかなりネタバレをしてるんですよね←端折るつもりだったので、書ける時には書いておこうと。
例えば「SILVER・WOLF篇〜エターナル・サザン〜」の最終話で
「まあ、そうだな。今となっては、そいつが憎いとか恨んでる……なんて感情はない。一番苦しんでたのも辛かったのも“そいつ”だったんだって分かってるから」
とロトが語ったのはサンダーの事です。
同じく「SILVER・WOLF篇〜邂逅〜」の最終話で
「愛すれば愛するほど、焦がれれば焦がれるほど……募る憎しみを! その負の連鎖の行き着く先の哀しみを! だから俺は誰を恨む事も出来ないんだ」
と語っているのはブラッドの事なんですね。
これは、ブラッドのサンダーへの想いです。
実はブラッドはサンダーを嫌ってはいなかったとトトは思っています。
ブラッド自身はサンダーを憎んでいると思っていたでしょうが、でもブラッドの本当の願いは“サンダー・フォル・レオニス”になる事だったんですもんね。
嫌いな人間に成り代わりたいなんて普通は思わないですから。
もし運命の歯車さえ狂わなければ、サンダーとブラッドはレグルスを挟んで良き友になれたんではないかと思ったりします。
他にもネタバレした箇所がありますが、続篇に関わる事なのでまた次の機会に。
シリーズが完結した後に、割愛したエピソード等も紹介出来たらいいなあ〜と密かに思っております。
……という訳で、次回からは「続・サザンの嵐篇〜落日の彼方へ〜」を連載する予定です。
この続篇は「時の道標」ほど長くはならないと思いますので(……と言うか、短くまとめるつもりですので)是非是非お付き合い頂けましたら幸甚でございます。
アゼツ・アルギエバたちのその後もちょこっと出てきますよ。
ではでは、宜しくお願い致します。
【おまけ】
約7年前に描いたイラストです。
何年ぶりかにお絵かきを復活して、まだペンタブもお絵かきソフトも持ってない頃に鉛筆で描いてスキャンしたものを、お友達のまりちゃんに彩色してもらったコラボイラです。
塗りは兎も角として線画が拙すぎますが、一応「落日の彼方へ」のイラストなのでUPしておきますね。
このイラストは印刷するとバースデー・カード等にも使えるので意外と便利だったりします。
ロトとセレナの部分を切り取ったバージョン。
ブログのバナーとして使っておりました。




