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でも最後に一つだけ、君に私の気持ちが届くのなら、私は君に伝えたい。
「ありがとう」
って。
私は一人では走れなかった。君がいなければ、いつだって私は一人ぼっちで膝を抱えていただろう。君がいて、私がいて、だからこれまで走ってこれた。私一人じゃなにもできなかった。それは私が一番わかっている。君が私と一緒にいてくれたから、私は私でいられたんだ。
……君も思ってくれていますか?
「お前がいなかったら、オレも走れなかった」
そう思ってくれますか?
……高望みかもしれないね。だってこれまで私の気持ちが君に通じたことなんて、ただの一度だってないんだもの。




