23 MASAMUNE 5.26-
その朝、カテリナ組はエンキドゥの酒場で揃って呆然とした。仲間の一人、罠師クロムの上機嫌な浮かれっぷりを目撃しているからだった。
「な、何があったのですか……?」
カテリナがレナードにこっそりと聞いた。鼻歌まじりに武器の整備に勤しむクロムに悪寒を感じる。
「あれだよ、あれ」
レナードが、ニヤニヤするクロムの手元を指さす。一生懸命、弓を磨いていた。
「きのうまでとは違う弓ですね……。買ったのでしょうか?」
以前、宝箱から見つけた弓とも違う。となれば、可能性はそれしかなかった。
「いや、昨夜、オレの宿に届いてたんだ」
「届いていた……? あ!」
「察しのとおり、殿下からだよ。送り主は不明だが、オレのところに届いたクロム宛てとなればそれしか考えられん」
「ですが、なぜです?」
「おまえへの援助だろ。直接おまえに何かを贈っても受けとらないだろうしな。だからクロムを戦力アップさせることで、間接的に援護をしている」
「理屈としてはわかりますわ。ですが、だからこそなぜ? 私を助ける理由がないでしょう?」
「そうでもないだろ? オレがここにいて不満を言わないだけでも、殿下がおまえを心配しているとは思わないか? まして配下のクロムまでつけている」
「……」
カテリナは黙ってしまった。心配されるいわれがまったくないのである。脳内でメモリが『愛されてるぅ!』とからかってくるが、『黙りなさい!』としか返せなかった。
「なんにせよ、戦力増強が急務だったから助かるな。……クロム、その弓の性能はわかるのか?」
「朝一で鑑定してきた。弓単体でも逸品で威力向上が見込める。加えて矢に魔力を持たせ、速度と飛距離を上げるそうだ。魔弓ランクも5と評価された。素晴らしい弓だ!」
「試射が楽しみだな」
「ああ! カテリナ、早く迷宮へ行こう!」
クロムは晴れやかな顔でカテリナに呼びかけた。
「まだ開放されていないわよ。どうしても試し撃ちしたいなら先に行ってなさい」
彼女は面倒くさそうに答える。事実、面倒くさかった。
「わかった」と走り去っていくクロムを、一同は呆れて見送った。
「竜獣を貫通できるくらいの威力があればいいがな」
「そうね。それに見合う矢があればもっと――アキラ?」
「なに?」
「試しに矢を造ってくれないかしら? 矢尻ではなく、矢全体を」
「材料は? それと、矢の構造には詳しくないから、全部を造れるかわからないぜ?」
カテリナはカバンから護身用ナイフを取り出してアキラに渡した。
「これを使っていいわ。矢はあなたも持ってるでしょ? それをよく見て観察してからイメージに起こすの。あなたがきのう、魔術のヒントをくれたように、貫通力に優れた形状にするのよ」
「やってみる」アキラは自前の矢をじっくりと眺め、長さや形状など構造の特徴を頭に焼き付けた。その上で、何となく貫通力が高そうで格好よさそうなデザインを思い浮かべる。そしてそれを【工作】に込めた。
「……できた?」
なんとなくな矢になった。材料が足りなかったのか、矢尻から半分が鉄、シャフトの後半は元の柄が変化したのか木製だった。長さも短めだ。
「レナード様、その矢を射ってみてください」
「お、おう」
レナードはアキラの大盾に縛り付けたままの魔弓を取り、ギャラリーを背負いながら酒場の裏で射った。
「なんかフラついて安定しない動きだったな。重い分、威力はありそうだったが、実用はできないな」
「そうですか。クロムの弓に鉄矢を揃えたらさらに威力が出るかと思ったのですが、甘かったようですわ」
「シロウトがまともな矢を造れるかよ。部品がせいぜいだろ」
「ですね。アキラの今後に期待しましょう」
「むぅ」さんざんな言われように、アキラは憮然とした。
その日は昨日よりも順調であった。カテリナとルナの【穿岩弾】、クロムの新魔弓、サイサリスの剣のいずれも火力を押し上げるのに貢献していた。手こずっていた岩石魔造物も竜獣も、比較にならないほど簡単に殲滅が可能になっていた。
「クロムを主戦力にできるのが大きいわね」
カテリナは生まれて初めてスヴェン王子に感謝した。もちろん言葉にはせず、心の内である。
「イラつく空中のデーモンも一撃だからな。クロムの腕と矢の速度から、避けるのは難しいだろう。これならオレが抜けても大丈夫だな」
レナードが安心したのは、クロムの活躍によってだった。今までも援護要員としては最上であったが、火力不足ゆえに戦力としては不安視していたのだ。それが新たな魔弓を得たことで単なる援護ではなく、殲滅戦力となった。その分、カテリナもルナも攻撃魔術に費やす魔力を抑えられ、防御や回復に集中できるだろう。
レナードの残る不安要素はアキラだったが、初めから半人前と思っているので周囲がレベルアップしているなら問題ないと、その程度の心配である。レナード自身が指導しているとはいえ、数日程度の訓練で強くなるなら苦労はない。魔術も素質は薄いようなので期待はしない。言ってしまえば、盾なり荷物持ちなり、数になるだけで充分だった。
それでもアキラは必死に喰らいつくようにもがき、あがき、失敗を繰り返し、何度重傷を負っても退かなかった。そんなアキラをレナードは面白そうに見ていた。
「あいつの本当の目的ってのは、何なんだろうな」
そのつぶやきが聞こえたのはカテリナだけであった。
「あいつ? アキラのことですか?」
レナードはまさか聞かれていたとは思わず、慌てて口を塞いだ。だが、目の前の戦闘には余裕があると視て、カテリナに答えた。
「そうだ。まさか東方のわけわからん成人の儀式のため、なんてのが本当だと思ってたのか?」
「……思ってましたわ」
これはカテリナの本心である。彼女は会心の創作と信じていた。
「おまえ、意外とおめでたいな」
レナードが呆れると、カテリナは恥ずかしいやら悔しいやら感情が入り混じった。
「あんな戦闘のシロウトが、どうして迷宮を攻略するなんて儀式を受けるんだよ? そもそもそんな儀式のために大陸に渡る必要あるか? 極東にだってなんかあるだろ。今まで極東の人間がやって来て、そんな話が一度でもあったか? 成人する極東人はみんな大陸に来るのか? 儀式が終わるまでに何年かかるんだよ? どう考えてもおかしいじゃないか」
「……」
カテリナは真っ赤になってうつむいたまま微動だにできなかった。
「世間知らずのお嬢様にはわからんだろうが、あいつの目的はそんなモンじゃない。もっと大きな目的があるから、あいつはがんばってんだろ」
「……そうですわね。そうでなければ、がんばれませんわ」
カテリナは深く納得し、微笑んでいた。
「おまえといっしょだ。だからいずれ、話してくれるだろうよ」
「ええ、必ず」
カテリナはアキラの心情を自分に重ね、約束した。
レナードはそんな妹分の表情に、自分の内の靄が晴れていくのを感じた。
「……それはともかく、オレ抜きでもどうにかなりそうだな」
「はい。ですが、待ってますわ」
「お、ついにオレに頼る気になったか?」
「そ、そんなつもりはありませんわ! さっさとブレイズ領にお戻りになって、油風呂の刑に処されればいいのです!」
「言ったろ、あれはもう慣れた」
レナードは声にして笑った。
戦闘の経験と核石だけを収穫に、カテリナ・パーティーは迷宮を出た。その足でレナードは待っていた馬車で迷宮街をあとにした。
その翌日はレナードを抜きにした地下8階での宝探しがはじまる。前日の行動を思い返し、慎重に、手堅く、確実に進み、宝はなかったが無事に生還ができた。
その次の日もどうにか生きて迷宮を出られた。レナードからの手紙がカテリナの宿に届いており、やはり今後は週末しか迷宮街へは来られないと書かれていた。
それから一月が過ぎようとするころ、ようやく当たりの宝箱にぶつかった。
中には片刃で反り気味の細身剣と、その鞘が入っていた。それを見た瞬間、メモリとアキラが騒いだ。
『日本刀だ!』
「こ、これ、『デス・エク』の最高レア、『MASAMUNE BLADE!』じゃないか!」
「マサムネ……? アキラ、あなた鑑定ができるの?」
興奮する異世界人に、カテリナは冷静に訊いた。この二人が騒ぐときは、大体くだらないことを言い出すからだ。
「できないけど、これはわかる。この形状の武器はMASAMUNEしかないんだから」
「たしかに珍しい形だが、魔剣は形で判断できないだろう」
クロムも初めて見る形に興味はあったが、驚くほどではない。問題は形より性能だった。
「これ、鍔のそばのこの金具、はばきって言うんだけど、ここに丸の中に三本の線が入った印があるだろ? これがMASAMUNEの証拠」
「……へぇ」
カテリナたちの関心は薄い。
『ホントだ、丸に竪三つ引き両紋。伊達政宗の家紋だよ』
『ダテマサムネ……? 異世界人?』
『昔のね。カティーも「ダテじゃない」って言ってた、あのダテだよ』
『……それ、ニホン語よね? 言葉が通じてるようだから深く追及しなかったのだけど、私は異世界語はできないわよ? なんとなく通じてるだけで、おそらくは互いに違う言語を使っていると思うわ』
『そうなの!? つまりはご都合主義!?』
『あなたの存在を認めた時点でなんでもアリよ』
カテリナは不毛な会話を打ち切って、剣に妖しげな呪いでもかけられていないかを調べた。たしかに強い魔力は感じるが、問題はなさそうなので鞘に戻し、紐で括って背負った。
「なんであれ、正規の鑑定が済むまでは預かりよ。さ、移動するわよ」
彼女がルナとコーネルに指示を出すのを、アキラとサイサリスはじっと見ていた。
『「欲しい……』」
地上に戻るとアキラとメモリが鑑定を急かす。二人の言葉どおりなら戦力の大幅上昇が見込めるかもしれないとカテリナも期待した。だが、よくよく考えると結局のところ一振りの剣である。大局を揺るがす力があるわけもない。せいぜい、一人の火力が上がるだけだ。
すでに馴染みとなったボッター商会で鑑定を頼むと、鑑定士は唸った。
「こりゃ、珍しい品ですな。極東のカタナと呼ばれる剣ですよ。切れ味に優れていて、達人が使うとドラゴンの首も一撃で切断すると言われています」
「それはすごいわね」
鑑定士の言葉となれば、カテリナたちも信じてしまう。話半分だとしても、半端な魔剣よりは切れ味がよいのだろう。
「おそらく柄の部分に銘――剣の名前が彫ってあると思うのですが、なにぶん扱ったことがありませんので分解は出来かねます。ですが、能力に関しましてはわかりました」
「どんな能力なの?」
「硬化ランクが最高の10です。いえ、それ以上かもしれません」
「硬化ランク10……? それだけ?」
鑑定士の言葉にカテリナたちは拍子抜けした。メモリですらガックリしている。
その中で、アキラだけは「やっぱり!」と目を輝かせていた。
「ランクで言われてもわからないけど、それってつまり、壊れないってことだろ?」
「そうです。よくご存じで」
「そりゃ知ってるよ。やっぱりMASAMUNEだな!」
興奮するアキラに、全員の目が集中する。少年はそれと気付き、説明した。
「この刀は、こんな薄刃で頼りなさそうだけど、硬さに特化していて、それだけに最強なんだ。考えてみて。どんな硬いものを斬っても刃が欠けないなんて、物質としてありえないだろ? そのうえ切れ味抜群なんだぜ。ストーン・ゴーレムだって普通に斬れるんだ。……技量はいるけど」
アキラはゲーム『デス・エクスペリエンス』でのMASAMUNE BLADE!のパラメータを思い出していた。必要刀技能レベル8、攻撃回数3回、攻撃力+50、クリティカル補正+60%、破損確率0%。この破損確率がプレイヤー泣かせで、攻撃するたびに確率判定が行われ、破損確率を満たすと装備が壊れるのである。唯一、MASAMUNE BLADE!だけが破損しない装備だった。ちなみに、『デス・エクスペリエンス2』では破損確率ではなく耐久というパラメータに変わり、回数による破壊となった。耐久は鍛冶屋で直せるので、実質破壊はなくなっている。
「そう考えれば、たしかに。普通の剣でゴーレムを叩こうものなら簡単に折れてしまうでしょうね……」
カテリナは納得した。コーネルたちも理解したようで、壊れないという特化能力に今さら驚いていた。
その後、核石の売却も済ませ、パーティーはエンキドゥの酒場に落ち着いた。
「さて、さっきからずっと視線が煩わしいのではっきりさせましょう」
カテリナは一杯目の飲み物に軽く口をつけただけで話を進めた。刀を取り出し、テーブルに置く。
「これはサイサリスが使います」
アキラ以外の全員が納得する選択だった。不機嫌に「理由は?」と訊ねたアキラだが、彼も内心ではわかっている。
「あなたでは活用できないから」
まさに一刀両断され、アキラは机の下で拳をにぎった。
「……もし、サイサリスに勝てたら?」
「関係ないわ。例えレナード様でもこれは譲らない。なぜって? あなたもレナード様も死なせたくないから。これを使っていいのは、死んでもいいモノだけよ。そうでなければこの刀は活かせない。常に最前線に。常に敵を斃すために。常に戦い続けるために。それはサイサリスにしかできないから」
『そうだよ。わたしならいくら戦っても疲れないし、死なない。死なせない』
『私にできるのはあなたを最高の状態にして最前線に送ることだけ。悪いわね』
『戦場に前も後ろもないって。みんな、戦ってるんだから』
『そうね。みんなを生きて帰らせる。それが私たちの役目よ』
しばらくうつむいたままのアキラは、ふぅと大きく息を吐いた。
「それを言われたら反論できないじゃないか。サイサリスを倒す算段までつけたのにさ」
「勝てる気でいたの?」
「サイサリスが魔術に弱いのはわかってるんだから、ワンチャン、【拘束】できるかもだろ?」
「……たしかに」
『ないね! アキラ程度の魔術なんて効くわけないね! 効いても一瞬でブッチぎるね!』
「ちょっと試してみて」
カテリナが面白半分でアキラを促した。アキラも悔しさが残っているので喜んで実行する。
「うぎぎぎぎぎぃ……!」
サイサリスは動けなかった。
「これは、もう少し魔術耐性が付くようにしないとダメね」
『カティー、助けてェ~』
MASAMUNE BLADE!を手に入れた翌日、サイサリスは絶好調だった。何が出ようと素早く踏み込み一刀両断。チート級の強さを発揮する。
『切れすぎィ!』
例え竜獣が尻尾を振るってこようと避けるまでもなく横なぎで尻尾を二枚に下ろしてしまい、岩石魔造物の巨岩の拳も紙のように切断してしまう。それでいて刃はまるで欠けないのだ。近接戦において負ける要素がない。
「あの刀の異常さもさることながら、サイサリスの剣技は一体なんです? まるで刀の扱い方を知っているかのような動きですが」
コーネルに問われ、カテリナは「文献で調べました」とごまかした。一方で、彼女もまた舌を巻いていたのである。メモリの強さは異常だった。
『あなた、こんなに強かったの?』
『記憶ないからわかんないよ。でも、九割はこの刀のおかげだよ。これがただの刀なら、もうとっくに折れてるし、切れもしないもの』
『そうかもしれないけれど、技量がなければ切れないってアキラも言ってたでしょう?』
『言ってたね。わたし、剣道をがんばってたんだね。偉いなー』
『継続と努力は裏切らないものよ。偉いわ』
『カティーに褒められるとなんか痒くなる』
『たまに褒めるとこれだから……!』
『ごめーん。でもこれで、9階の怖いヤツもやれそうな気がするよ!』
『そうね』
メモリが残った竜獣の首を刎ねて、一時的な平穏に包まれる。
核石を拾い、全員が集合しかけたとき、メモリは見た。カテリナの頭上に、金色に光る二つの瞳を。
『カティー!』
サイサリスはとっさに刀を投げた。誰もが突然のことに動けない。
サイサリスもまた、動かなくなった。
「なんだ!?」
クロムはカテリナの頭上に走る刀の軌道を追った。見た瞬間、理解した。弓は間に合わない。
冠を被った道化師が、両手に短剣を掲げて天井から堕ちてくる。進路を妨害しようとする刀を弾き飛ばし、もっとも無防備な術師のもとへ。
カテリナもサイサリスとクロムの動きで察した。またもや油断していた。つけ入るようにやってくる道化師の姿をした死神。今回は守る者がいない。クロムは即応できない弓を使おうと間違った判断を下し、サイサリスは遠い。ガーベラへの指示も間に合わないだろう。
『動け、ガーベラ!』
その命令を出したのはカテリナではない。クラウンを見つけた瞬間から、メモリが発していた願いだった。ずっと自分を見ていたはずだ。戦い方を。守るべき人を。ずっとそばで学んできたはずではないか。いま動かないでいつ動くんだ!
「アーーーーーッ!」
ガーベラが叫んだ。両手に魔剣を握り、ジャンプする。クラウンは迫りくる白仮面のゴーレムに目標を変更せざるを得なかった。ガーベラの動きは鈍く、魔剣を伸ばす前にクラウンの攻撃を受けて両腕を切断された。クラウンは空中で回転し、ガーベラを蹴りつけて床に着地した。
改めてカテリナへ攻撃しようと振り返ったクラウンの頭上を、両腕を失ったガーベラが跳んでいた。
『粘土魔造生物、なめんなァ!』
ガーベラは瞬時に右腕だけを再生し、その手で床に刺さっていたMASAMUNE BLADE!を掴んだ。
クラウンを飛び越え、着地と同時に振り返る回転力をそのまま横なぎに変えて刀を振るう。
クラウンが上下に分断された。さらに上段からの一刀。道化師は四等分にされ、核石も四つになって転がった。
『カティー、大丈夫!?』
『え、ええ。ありがとう、また助けられたわね……』
『だからルナの魔法を使おうってゆったじゃんかぁ!』
『そうね……。本当、物凄く反省してるわ。それよりあなた、メモリ……?』
『とっさにガーベラに移ったんだよ。サイサリスじゃ間に合わないと思ったから』
『いい判断だったわ』
『褒めたって許さないからね!』
『ごめんなさい。うまくいっているときほど気を付けないと。……これも何度も言ってる気がするわ』
アキラたちも集まって来る。無事であったのを全員が安堵し、たがいに反省した。
「ルナ、改めて【装甲型魔造物】の魔法を教えて」
その後、カテリナは頭部と首を重点的に守る魔法を欠かさなくなった。
そして、さらに一ヶ月が過ぎた。
おまけ
『カティー、その姿、なんとなくへドリアン女王を彷彿させるね』
『どこの国の女王陛下!?』




