13 もう一人の異世界人 5.21
地下5階で出会った少年は、メモリと同じ異世界からの来訪者のようだった。
メモリとカテリナはそれと気付き、脳内会議をはじめる。
『カティー、この人、わたしと同じ世界から来たみたい』
『そのようね』
『そういえば、前にこの人に会ってるね』
『だからピース取りでしょ?』
『ううん、その前に。地下1階で寝てた人だよ』
『……あ、そういえば。あなたよく覚えてたわね』
『あのときさ、この人言ったんだよ。「レベルを上げる」て。レベル上げって、ゲーム用語なんだよね。戦って経験値を得てレベルを上げる。ゲームって能力を数値で表現するからそんな言葉が使われるようになったの』
『つまりこの人も、あなたと同じように私たちをゲームの住人扱いしているのね』
『うん、そうだと思う』
「……迷宮を攻略したい理由はなんなの?」
カテリナが冷たい声で訊いた。
「クリアすれば家に帰れる」
「なんだ家出か? 見栄を張りたいからか?」
レナードが呆れて訊いた。
「そんな安っぽいもんじゃない。どうせあんたらにはわからない。オレの家はメチャクチャ遠いんだよ」
『異世界だしね』
「攻略すれば帰れる保証はあるの?」
「ない。でも他に思いつかない。だからやってみるしかないんだ。この『デスエク』の完全攻略を」
『メモリ、「ですえく」って?』
『たぶん「デス・エクスペリエンス」ってゲームの略だと思う。わたしが生まれるずっと昔のだからやったことないけど、迷宮で魔物を斃して強くなって最下層のボスを目指すゲームだったかな』
『この迷宮に似てるのね』
『そうだね。でもわたしは詳しくないよ。3Dダンジョンはキライだし、ストーリーがほとんどなくて、敵を斃して宝を手に入れてひたすら強くなるのが目的みたいとこあったし。面白さがわからない』
メモリの感想にカテリナは興味がなかった。
「なんなの、そのでくえくって」
カテリナはメモリから情報を得たうえで訊ねた。
「『デスエク』だ。この迷宮が似てるんだよ。オレの知ってる迷宮に」
「どんなところが?」
「10階層の3Dランダム・ダンジョンだろ。最下層に王家の宝を盗んだ魔術師がいる。それだけで『デスエク』だってわかるさ。オレはRTAで日本一になったこともある。だからオレならクリアできるし、それだけが希望なんだ」
「……こいつ、何を言ってるんだ?」
レナードが仲間たちを見渡した。コーネルもクロムも同じ表情で戸惑っている。が、カテリナとメモリは確信を得て次の行動を決めた。
「ピースが埋まるとはこのことね。あなた、私たちといっしょに来なさい。迷宮を踏破するわよ」
カテリナは初めて迷宮をクリアできる可能性を見出した。
「カテリナ!?」
レナードたちは驚いた。こんな意味不明な者を仲間にしようなどと正気とは思えない。よしんば敵ではないにしても、近づきたくない部類の人間だった。
「マジか、助かる! あんたなら迷宮の奥まで行けるって思ってたんだ!」
アキラは喰いついた。『青水晶の欠片』イベント一つとっても、カテリナの発想と実行力、現場でのリーダーシップは得難いものだと感じていた。
「私も最下層を目指しているの。そして他にアテになりそうな人がいない。となれば、選り好みはしていられないわ。戦いは数よ。兵力が多くて困ることはないの」
『人が増えれば兵糧と報酬がかかるよ』
『お黙んなさい!』
「それはそうだが、いくらなんでも無防備すぎだろ」
レナードが暗に『立場を考えろ』と言っているのはわかる。だが、先の言葉どおり選別する余裕はない。
「レナード様の不安もわかりますが、私は意見を変えませんよ」
「では一つだけ彼に質問をさせてください。納得できれば認めましょう」
黙るレナードに代わって、コーネルが立ちふさがった。
カテリナが「お好きに」とうながすと、コーネルはアキラに向き直った。
「先ほど、誰も仲間になってくれないと言ったな? それは相手に問題があったのかどうか聴きたい。わたしはむしろ、君のほうに問題があったと思っているのだが」
なにせ意味不明なことばかり言うのだ。相手にしたくない気持ちがよくわかる。それを自分でどう思っているのかが、この質問の重要点だった。
「最初の仲間はすぐに見つかったよ。オレもいきなり最下層は無理だと思ってたから、地味にレベル上げをしようとしたんだ」
「その仲間たちと何かあったのか?」
「攻略法に習って、全員のお金を預かって装備を揃えようとしたら断られた」
「……は?」
「ホントは、お金だけ集めてすぐパーティーを解散して、また仲間を募ってお金だけもらって解散してを繰り返して、街で買える最高装備を揃えるんだけど、最初から躓いたんだ。それ以降、変な噂が流れたのか、オレとは誰も組んでくれなくなった」
「当たり前だろうが!」
レナードが拳を震わせて殴りかかったが、コーネルとクロムが必死に止めた。
「なんで? 最速クリアには必須だ」
「……」
カテリナはめまいがした。
『ごめんね、カティー。わたしよくわかったよ。わたし、これだったんだね。本当にごめんね』
『あなたはもう反省したでしょう? それに、この感覚のズレはあなたより酷いわ』
カテリナはメモリをなだめたが、どうしたものか悩んだ。
「おまえ、人をなんだと思っているんだ!」
興奮して言語を失いかけているレナードに代わって、コーネルが厳しい声で一喝する。
「なにをそんなに怒ってるんだ? だってこれ、ゲーム――」
言い返そうとするアキラに、白面が迫った。次の瞬間、アキラの左腕に魔剣が刺さっていた。
「え、な、なんだよ、これ……!」
痛みは遅れているようだった。アキラはわけがわからず、加害者とその仲間たちの冷ややかな目を見回した。
『あなたってコは……』
『ごめんね。カティーが怒るのわかるよ。でも、でもさ!』
『……まったく。あとは任せなさい』
無言で退がるサイサリスと入れ替わるように、カテリナが進み出た。
「痛くないわよね? だってこれ、ゲームですもの。そうでしょ?」
カテリナは笑顔でアキラを覗き込んだ。
アキラは言葉が出なかった。
「あら、もしかして痛いの? でも大丈夫よね? ゲームなのだから簡単に治せるのでしょう?」
アキラは腕を押さえて首を振った。傷のせいだけではなく、血の気が失せていく。
「できないの? それは残念。私はできるわ。でも、あなたを治そうなんて思わない。私はあなたのゲームの駒ではないから。私の意思で拒否しているの。知ってる? 人には心があるのよ。その私の心が言うの。ああ、このゲスは死ねばいいんだわ、とね。そしてあなたに関わったすべての人も同じ気持ちでしょうね」
「ちょっと待ってくれ! だってこれ、ゲームで……ゲーム、だから……」
「そう思いたいならそうなんでしょうね」
アキラはゾッとした。舞台は完全に『デスエク』で、ボッター商会もエンキドゥの酒場も存在したではないか。ダンジョンも10階層。ランダム。敵の配置もほぼいっしょ。『青水晶の欠片』はゲームにはなかったが、大した問題じゃない。斃した敵だって血も流さずに消えていく。核石を落とす。宝箱があって、魔法の武具が出てくる。もうゲームじゃないか! だからクリアすればいいんだ。自信がある。何度もクリアした。クリアタイムも極めた。オレはやれる。このNPCたちが自分に従えば余裕だった。だが、その最初から躓いた。なぜ? なぜ――
『認めなよ。ここは現実なんだって。それで迷惑かけた人に謝って、いっしょにがんばろうよ』
アキラは顔を上げた。その先に、白面赤鎧のゴーレムがいた。仮面の下に女の子の素顔があり、複雑な笑みを浮かべているように見えた。
『わたしは、キミが本当の仲間になってくれたら嬉しい』
その声は本物の声ではなかったのかもしれない。だとしても、アキラにはたしかに聞こえた『声』だった。自分の卑しさや傲慢さに気付いた。人を人として見ていなかった。ゲームだと決めつけていた。目の前の人たちを傷つけていた。この傷はそれをわからせるためのもので、けっして自分を殺すためではないとわかった。
「……すまない、悪かった。オレが間違ってた」
左腕から血を滴らせながら、アキラは頭を下げた。
「助かりたくて必死ね。無様だわ」
「助かりたいのは本当だ。でも、謝りたいのも本当だ。自分が傷つくまで、他人が傷つくことを考えなかった。自分しか見えていなかった。本当に申し訳ない!」
さらに深く頭を下げる少年に、一同は顔を見合わせた。つい先ほどの生意気な小僧と同一人物か疑いたくなるほどだった。掌返しも甚だしい。
「生きるために必死か」コーネルはまったく信用していない。
「放っておけ。ロクなことにならないぞ」クロムもコーネルと同意見だった。
「謝罪する気があるなら一度は許してやるべきだろ」レナードは甘い。
パーティー・メンバー三人の意見は出そろい、リーダーのカテリナに視線を移す。彼を引き入れようとしたのが彼女なら、とことん毛嫌いしたのもまた彼女だった。
『メモリ、どうしたい?』
『できればチャンスをあげて欲しい。わたしみたいに。それに、攻略の足掛かりになるよ、絶対。もしかするとわたしのことも少しはわかるかも』
『……ハァ、私も甘いわ』
カテリナは体ごとアキラに向いた。
「二度とふざけた発言はしないこと。街に帰ったら迷惑をかけた人に謝罪すること。私の指示に絶対服従すること。できる?」
「できる」
「そう。では一旦、転送機室に戻るわ。少し話をしましょう。それと、傷は治さないわよ。私のそばにいれば自動回復するでしょうし、痛みは大切だわ」
カテリナはそう言ってもと来た道を戻った。
「まぁ、こうなるよな」
レナードはわかっていたとばかりについていく。コーネルとクロムはたがいを見て、頭を振って後を追った。
魔術転送機室で一通りの自己紹介が済むと、アキラが言葉の爆弾を投げた。
「実はオレ、異世界人なんです」
「……は?」
レナードたちの表情が固まった。
『えー、このタイミングで言う!?』
『このコ、元から考えなしなのね』
『まだ話すには時期尚早だと思うよ。ほら、みんなの目が冷たい!』
『ええ、私もよ』
そうは思っても、フォローできるのはカテリナだけであった。がんばってみることにした。
「ああ、異海人ね。海の向こうの国から来たと。変わった名前だし。目や肌の色、顔の造りからも異国の人だとは思ってたのよぉ」
カテリナは声をひきつらせながら彼に近づいた。
「いや、そうではなく――て!」
カテリナが左腕の傷口を握り、「黙りなさい。面倒を起こすなら追放よ」と囁く。
「そう、極東の島ね。それはずいぶん遠くから来たわね。……え、迷宮攻略などの難題が成人の証として必要だった? なるほどね。それは家に帰れないわね」
「そういうことか。極東文化はまだよく知られていないからな」
「だが、他国民をあしざまにするのは許せませんね。小さな火種が戦争につながります」
「……」
レナードとコーネルはあっさりと信じた。クロムはまだ疑っているが、何も言わない。
カテリナは手を叩き、話題を変えた。
「さてそれじゃ、仲間が一人増えたので編成も考え直しね。アキラ、あなたは何ができるのかしら?」
「剣が少しだけ」
腕を押さえ、痛みをこらえながら答える。
「それで迷宮攻略か。大きく出たな」
レナードは笑ったが、不快さはなく豪快だった。
「それでは後方の守りについてもらいます。前からクロム、コーネル様、レナード様、私、アキラ、サイサリスの順となります」
「よし、オレが前衛だ!」
レナードは大喜びだった。「わたしより前には出ないでくださいよ」とコーネルが注意するが、どうせきかないだろうと皆、思った。
改めて地下5階探索がはじまる。
罠さえ回避できれば、このメンバーに問題は何もなかった。戦闘に、カテリナの援護すら必要とはしない。それだけレナードとコーネルの武力は圧倒的であった。
「レナード様はさすがね。三歳から剣を持っていただけあるわ。実戦経験は少ないでしょうけど、剣聖と呼ばれるブレイズ家指南役との鍛錬はダテじゃないわ」
自分より巨大な狂赤熊も、炎の加護を用いた技で一撃必殺である。逃げるという選択肢を持たない魔造生物に同情すらしてしまう強さだった。
「なんだ、あのスキル。あんなのゲームには……あ!」
サイサリスがこちらをジッと見ているのに気付き、アキラは口をつぐんだ。サイサリスはまた後方の見張りに戻った。
「……そういや、さっきはありがとう。ゴーレムになに言ってんだってカンジだけど、あの声、おまえだったような気がするんだ。おまえとカテリナの言葉がなければ、オレは結局ひとりのまま、この迷宮で野垂れ死んでいたかも知れない。だから、ありがとな」
ボソボソとアキラは言ったが、メモリには聞こえていた。嬉しくなってガッツポーズを取りそうになり、慌てて姿勢を正した。
そして実はカテリナにも聞こえていて、背中が痒くなった。
井戸に着いたのは、それから二戦し、時間にして一時間後だった。なお、階段は見かけていない。
『お待ちかねのぉ~……、ガチャの時間だよ!』
メモリは一人で盛り上がっている。
「ピースを取ったときに出たコインをこの鉄の塊に入れてハンドルを回すのか?」
レナードがソーサリー・スペルカード・カシャーンを叩きながらカテリナに訊いた。
「ええ、魔術カードが出てきます。私はこのゴーレムを召喚する【クレイマン】という魔術を引きました」
「オレは魔術素養がないから、カテリナ、おまえにやる」
レナードがコインを親指で弾いて彼女に渡した。
『やったー! 今度はわたしが引くー!』
サイサリスが喜んでカテリナに寄っていく。が、カテリナに睨まれて止まった。
「誰が引いても同じですよ? いらないカードなら売るとか人に渡すで良いと思いますが」
カテリナはコインをレナードに投げ返した。
「それじゃ、おまえの誕生日プレゼントだ。裁判中でパーティーができなかったからな」
大笑いして再びコインが舞う。
カテリナはため息をつき、「わかりました。いただきます」とあきらめて受けとった。
そんなやり取りをしている間に、コーネルとクロムはカシャーンしていた。
「わたしは【拘束】ですね。地の初級魔術です。すでに習得済みなので、誰か必要な方がいればどうぞ」
「オレのは【治癒】。どのみちオレも魔術は使わない」
「ならなんで引いたんだ?」
レナードが訊くと、「おもしろそうだった」と真顔で答えた。
「オレは……【工作】?」
アキラが引いたのは銀色カードだった。地の中級魔術カードである。
「素材を加工して物を作る魔術よ。魔具の合成などもできるわ」
カテリナが説明した。
「試してみる」
アキラはカードを額にあて、呪文をインストールした。
手ごろな素材がなかったので、自分の剣に対して【工作】を使ってみる。
変化はなかった。
「変更するイメージができていないか、魔力が足りてないのよ。素材や大きさによって消費魔力も変わるから、修行したら使えるようになるわ。それと完成まで意識の集中がいるから、辛抱強い人でないと使いこなせないらしいわ」
「おもしろそうな魔術だったのにな」
アキラは悔しそうに唸った。
「おい、これもやる」
コーネルが自分の【拘束】カードをアキラに差し出した。
「え、でも……」
「おまえを信用したわけではない。が、この先、戦力と考えねばならないときもある。その保険だ。裏切るなよ」
「ありがとう……」
「ついでに持っていけ。以下同文」
クロムも【治癒】カードを渡した。
「ああ、ありがとう!」
アキラは嬉しくて自然と礼を述べていた。ウキウキして二つの魔術を習得し、試しにソーサリー・スペルカード・カシャーン機に【拘束】を使い、地面から現れた石の鎖が絡まるのを見て感動した。しかし、もう一つは使わなかった。
「どうしたの? 今なら自分で治せるわよ?」
「この傷は治癒しない。あんた言うとおり、痛みを覚えなきゃダメだからな」
「そう」
カテリナはわずかに微笑んだ。
「で、カテリナはどうした?」
「これからですよ。私もアキラに譲ると思いますが――」
ハンドルを回すと、金色の光が発せられた。
『またキター! レア・カードだー!』
「え、まだハンドルを回しきってないわよ?」
と、カテリナはさらに半回転させる。
「おお、なんだ、虹色の光が溢れてるぞ!」
『ウ・ル・ト・ラ・レアだぁ!!! 運命の引きどころじゃない、神の引きだ!』
「……カードはカードじゃない。使えなきゃただの紙よ」
『神だけに!』
『ウルサイ』
カテリナはメモリに脳内で怒鳴り、カードを無造作に引き抜いた。
「【悪夢の終焉】……? なにかしら? 想像もつかないわ」
「珍しい魔術に違いはないんだろ? 使ってみたらどうだ?」
『カッコいい名前だし、最終奥義みたいなヤツかもよ!』
『あなたは気楽でいいわね』
カテリナはカードを額にあてた。瞬間、【クレイマン】より複雑な術式が脳内を滑走する。
彼女はまた魔術式に翻弄され、倒れそうになった。それを支えていたのがサイサリスだった。
「大丈夫か、カテリナ」
「平気です。【クレイマン】といい、強すぎる魔術の直接記憶は脳への負担が大きすぎるわ……」
「それで、何かわかったか?」
「扱えないということだけはわかりましたわ」
「使えない?」
「私の魔力量では発動できないのです。発動できないので、解析も不可能です」
「使えないからこその希少魔術か。つまり役立たず魔術だ」
「本当に」
カテリナは憤慨したが、安心もしていた。使えない魔術なら誰にも影響しないのだから。
「それにしても二連続でレア・カードか。今後はカテリナにぜんぶ引いてもらったほうがよさそうだな」
「ですが、結局それを使いこなせるのはカテリナ様だけではありませんか?」
「そうか。そうだな! だが、高く売れるぞ」
コーネルの意見にレナードは笑った。
カテリナはレナードの笑い話に同調できなかった。二連続の希少魔術は果たして運が良かっただけなのだろうか。彼女には疑わしかった。都合よく考えるのなら、迷宮の主――カテリナの大叔父――の策略の一端とすら捉えられる。血筋であるカテリナに何かを望んでいるのではないか、そんなふうにも思えるのだ。
『カティーに都合よくできている。それはあると思うよ』
メモリはカテリナの心情を感じて言った。
『でもそれ以上に、わたしに都合がいい気もするんだよね』
『……!』
カテリナはその考えに至らなかった自分の鈍さに苛立った。
『この出会いは、本当に、運命なのかもね』
メモリの声は明るかったが、カテリナを暗い気持ちにさせた。
この日、カテリナ・パーティーは最低目標の地下6階行きを達成し、色迷路の様子見だけで地上へと戻った。アキラという不確定要素を抱えて進むのをカテリナが不安視したからだ。
なお、アキラの腕の傷は、カテリナの【周辺自動回復】で完治している。
おまけ
「魔物だー!」
「わははははっ!」
「こっちからも来たわ!」
「任せろー!」
「部屋に何かいる……」
「よっしゃぁ!」
「少し休憩しましょう」
「オレは日課の素振りをしてるぞ!」
「「「「『脳筋……」」」」』




