儚い命
今夢を見ている。いや…夢と言うより「記憶」に近い。僕は元々バンドをやりたかった。趣味が同じ奴で…同じ道を通ろうと、約束した奴がいたでも出来なかった。ソイツは僕の目の前から姿を、消してしまったから…ベースと他愛も無い思い出を遺して…
「ごめん…」
最後に聞いた言葉はそれだった。アレからもう三年経って今に至る。僕はまだ諦め切れない…だけどもう叶える気力も無い…だから自分自身の人生に興味が、持てないのだ。
目が覚めると…病院にいた。誰かが恐らく救急車を呼んだんだろう…そう思いながら周りを、見渡すと傍に琴葉が横で寝ていた…全く心配症め
そう思っていると「んあ…」と言い僕に一言言って来た。
「心配したんだよ!?全く」
別に心配される事では無いが…まぁ良いだろう
「あ〜…悪ぃ貧血でな」
そう言われると余計心配された…まぁ仕方ないだろう。だから僕はこう言った。
「大丈夫だから…」
そう言うと琴葉は少し困ったような顔で、
「そうか…んじゃ…またね」
その後僕は本を読もうとしたその時に医者に呼ばれた…その後に僕は命の儚さを知る。
「良いですか?貴方は…身体中に腫瘍があり…後が有りません」




