4話:ルミナちゃんのお母様、登場です。
作者コメント
4話です。
見てくれると嬉しいです!
新しく登場したキャラ
ロザリア・アングローズ
ルミナちゃんのお母さん
おっとり系、美人
髪色淡い銀色
身長:170cm
バスト:G
その日の午後。
私は魔王城の庭園を歩いていた。
庭園には、見たことがない植物が沢山植えられていた。
黒い花びら咲かせている薔薇。
淡い紫色に光る草。
空中に浮かぶ小さな花。
噴水の水は透明ではなく、月明かりのように銀色に輝いていた。
「……異世界って、本当に凄い」
私は周囲を見回しながら呟いた。
日本の庭園とは、全く違う。
美しいけれど、どこか神秘で、少しだけ不思議な怖さもある。
その時、背後から声が聞こえてきた。
「まぁ〜貴方が、美桜さん?」
振り返ると、そこには美しい女性が立っていた。
長い髪。
上品なドレス。
柔らかな微笑み。
立っているだけで、周囲の空気が落ち着くような雰囲気を持っている。
「……え?」
私は思わず固まった。
(美人……)
ルミナちゃんが可愛い系なら、この女性は大人の美しさを持っている。
しかも、どこか優しそうだ。
「初めまして。私はアングローズ・ロザリアと申します」
「ロザリア……さん?」
「ええ。ルミナの母です」
「………お母様!?」
私は慌てて姿勢を正した。
「は、初めまして、青葉美桜です…」
「そんなに緊張なさらなくてもいいわよ」
ロザリアさんは優しく微笑んだ。
「娘から、貴方のお話を聞いておりますよ」
「ルミナちゃんから!」
「ええ。異世界から来た不思議な人間がいる、と」
「不思議な人間…」
私は少しだけ複雑な気持ちになった。
「それから、可愛い服を作ってくれた人だとも聞きましたよ」
「…はい」
私は、以前ルミナちゃんのために作った服のことを思い出した。
ロリ系の可愛いワンピース。
レースやリボンをつけた、私の力作だ。
「娘があんなに楽しそうにしているのは、久しぶりですから」
「いえ、私はただ…」
可愛いものを愛でているだけです。
そう言おうとしたが、流石に口に出さなかった。
「ルミナちゃんが可愛いので、つい……」
「あら〜あら〜」
ロザリアさんは楽しそうに笑った。
「本当に、娘のことを気に入ってくださっているのね」
「はい!」
即答してしまった。
ロザリアは微笑みながら、私の隣に来る。
「これからも娘のことよろしくお願いしますね」
「こちらこそ、よろしくお願いします」
その時、庭園の向こうからルミナちゃんの声が聞こえた。
「母上〜!美桜に何を話しているのじゃ!」
「あら〜ルミナ〜」
ルミナちゃんがこちらへ走ってくる。
「美桜を困らせておらぬのじゃな!?」
「フフ。少しお話をしていただけよ」
ルミナちゃんは私とロザリアさんを交互に見た。
「……何を話したのじゃ」
「ルミナちゃんが可愛いいって話です」
「本当か……」
「はい!しましたよ」
「母上〜!美桜をどうにかしてほしいのじゃあ!」
「まぁ〜まぁ〜。仲がよろしいことね」
私は思った。
(この家族、最高かもしれない)
読んでいただきありがとうごさいます!
次は5話になります。
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