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好きになっても良いですか?  作者: Shino


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4/10

4 どうして………?

 「おはよう小林さん!相変わらず早いね!」


「おはようございます、安斉くんも早いですね」


「ホラ!敬語だよ?」


「アッ!ゴメンなさい」


「マア良いけどさ、そろそろ慣れてくれるとうれしいんだけど」


「ゴメンなさい」


 マアいつもこんな感じで一日が始まる。でも、本当にわからない。どうして安斉くんは、毎日こんな私に声をかけてくれるんだろう?


 私はまだちゃんと話せない。なのに、どうして…………?


 私には、わからない。

 私はどうしたい?自分の気持ちがわからない。自分のこともわからないのに、安斉くんの気持ちがわかるはずない!


 今度は、私から話しかけてみようかな?安斉くんきっと、驚くだろうな。でも、安斉くんなら、喜んでくれるような気がする。勇気を出して声をかけてみよう!


 そして、放課後になりみんなが帰っていく。

 私も帰る準備をした。安斉くんは?まだいた!


「安斉くん、さようなら。また明日」


「アア、小林さん?また明日ね!ありがとうな。声かけてくれて」


「それじゃ、また」


「ウン、またね!気をつけて帰るんだよ!」


「ありがとうございます。安斉くんも気をつけて」


 言った!言えた!自分から声かけられた!うれしい、安斉くんちゃんと返事してくれた!

 私だって、ちゃんとできるんだ!自分から声かけることできるんだ!

 これからは、自分から挨拶しよう!って言っても、今のところ安斉くんにしか、声かけられないけど。


 頑張るぞ!ガンバレ私!

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