14 カラオケボックス
私が帰る準備をしていると、田中さんが声をかけてきた。
「真綾ちゃん。みんなでカラオケに行こうって話してるんだけどさ、真綾ちゃんも行かない?」
「私、カラオケに行ったことないんで。みんなで、行って来てください」
「そんなこと言わないで、一緒に行こうよ~。ネッ?安斉くんも、カラオケ行くよ?」
「でも………ゴメンなさい!また今度機会があったら、誘ってください」
私が断っていると、安斉くんまで声をかけてきた?
「小林さん、たまにはみんなと、遊べば良いのに。カラオケ楽しいよ?一緒に行こうよ」
「ホラ安斉くんも、ああ言ってるんだしさ~?真綾ちゃん、行くよ!」
田中さんは、そう言って私の手をひっぱる。私は、困ってしまった!だって……カラオケしたことないし、ましてや遊んだことがない人ばかりだし。それに、安斉くんまで一緒だなんてホントにどうしよう?
私が悩んでいる間にも、田中さんは私の手を引いていた。ひかれるまま私は、歩いていた?
「真綾ちゃん?何を考えてるの?カラオケボックスについたよ?」
「えっ?イヤっ私は………」
「小林さん?大丈夫?」
「ホラ安斉くんも、心配してるよ?真綾ちゃん!ここまで来たんだから、もう諦めなさい!ホラ行くよ!みんな待ってるよ!」
「田中さん、そんなこと言われても………私どうすれば」
「もう!ゴチャゴチャ言わないの」
そして私は、田中さんに言われるままに、みんなとカラオケボックスに入った!




