第四十三話「遠乃、負ける」
今オ○ニーできないなら絶対に読まないで下さい。遠乃がエロすぎて、ほぼ100%その場でヌイてしまいます。
遠乃はシモキ=タザワに着いたときから、早速金の日焼け止めオイルの情報収集に勤しんでいた。
どうやら、近くの寿司屋の地下に格納されているようだった。
遠野は自分が指名手配されているという状況から、あまり表立って行動していない。
寿司屋の地下にも忍びこむように潜入した。
地下に潜入したところ、非常に広い空間に出た。
まるで立教大○の体育館のような広さと作りだった。
そこの奥には遠乃の求めて止まない、金の日焼け止めオイルがあった。
「あ、あれが……」
遠乃が無防備に近づいていく。
もちろんこのまま手に入るわけも無く、横から人が出てきた。
「хорошо.Спасибо.До свидания」
「は?」
「ああ、日本語の方がいいですよね? はじめまして。私はオン・ディスクです」
遠乃は「敵だ」と察した瞬間に、ストックしていた極大焼却呪文を放った。
その炎は最短距離を走り、オン・ディスクを焼き尽くそうとしていた。
だが、次の瞬間。
「キャンセルだ」
その一声が響きわたると同時に、極大焼却呪文は消滅した。
「なっ……!?」
遠乃は驚きを隠せなかった。
だが、それもつかの間、迫真空手・免許皆伝のオン・ディスクが眼前に迫っていた。
だが、遠乃も双打の型の免許皆伝の腕前である。
オン・ディスクの打撃を裏拳でいなしつつ反撃の一撃を入れようと拳を突き出した。
「ふっ!!」
「だめだめ、遠乃さん。パンチは突き出さないとこうやってぇっ!(迫真)」
「なっ……!?」
オン・ディスクは遠乃パンチを更にはじくと迫真の拳を重ねて突き出してきた。
遠乃もこれにはたまらず、腕を交差させ防御するしかなかった。
交差した遠乃の腕に拳が突き刺さる。その衝撃に腕がミシミシと音を立てた。
「う、うぐぅ」
「もっと、突き出してホラ!(豹変)」
オン・ディスクのラッシュを嫌がった遠乃は大げさにステップを踏み、逃げに徹していた。
だが、オン・ディスクの追い足も非常に新鮮で非常に速く、距離をひろげられずにいた。
だが遠乃もその間の時間で腕を治療するために呪文を唱えていた。
「鬼よ許しは請わぬ。兄よ許しは請わぬ。逢魔の娘。 極大回復呪文」
遠乃腕が光始め、治療されていくと思った瞬間であった。
「キャンセルだ」
先ほどと同じように、呪文が消滅した。
オン・ディスクの声優のようなねっとりイケメンボイスとはとはまた違う声色だった為、遠乃はこのキャンセラーを別人と考えた。
遠乃は優先順位を変更し、オン・ディスクから逃げ回りつつ、声の主を探していた。
そして遠乃が視線を上へ向けた時、見つけた。
体育館を上から一望できる、観覧席のような場所によく見知った顔がいた。
カーリーや遠乃の出身国の、国家防衛大臣 タケノウチだった。
「な、なぜあなたがここに。はっ! まさか私を確実に倒す為に……?」
「それはお前の自意識過剰なんじゃねえか?」
実際問題、遠乃は魔術を封じられた状態ではオン・ディスクに勝てそうも無かった。
逆を言えば、魔術さえ使えれば余裕を持って勝てる相手でもあった。
よって遠乃はオン・ディスクから逃げ回る行動から一転、攻勢に出る。
その狙いの先はタケノウチだった。
タケノウチ程度であれば、遠乃の打撃でも沈めることはたやすい。
魔術、体術ともにハイレベルな遠乃であればの行動だった。
タケノウチに接近しようとしたその瞬間。
遠乃の目の前に黒塗りの高級車がいきなり具現化した。
オン・ディスクから逃げ回り、タケノウチを殺りに向かう遠乃。
しかし、その疲れからか、不幸にも黒塗りの高級車に追突してしまう。
遠乃は一瞬で体勢を立て直すも、オン・ディスクはすぐそばまで迫っていた。
回避をしようと試みたが、オン・ディスクの拳はあまりにも速かった。
「ま、まずいですよ」
「解体しちゃいますよぉ~?」
遠乃はオン・ディスクの攻撃をみぞおちにくらってしまった。
その細身の身体には、まるで声優のようなイケボと演技力を持つ男の打撃はあまりにも重かった。
遠乃はみぞおちを押さえたままうずくまり、呼吸困難のような状態に陥っていた。
遠乃が動けなくなったタイミングで黒塗りの高級車から男が出てきた。
男はタケノウチに向かって、遠乃を動けないようにどうにかしろ。と命令した。
タケノウチは少し困惑していたが、遠乃に近づき縄で縛ろうしていた。
だが、遠乃はタケノウチをキッと睨みその行動を制限しようとした。
タケノウチがやや怯えていた時、オン・ディスクが楽しそうに声を上げた。
「アッハハ。ていうか俺が外しますよ」
オン・ディスクは楽しげなまま遠乃の右肩を脱臼させた。
ゴキッっという鈍い音と共に、遠乃腕は異様な方向に曲がっていた。
「うわああああああああああ」
「もっと、嬉しくて、楽しくて、快感に浸るような声で、叫んでくださいよ」
「い、痛い、回復もできないのにいいいい」
「もう片方も、こうやってぇっ!!」
「や、やめて、やめてえええええ」
オン・ディスクは遠乃の左肩も同じように脱臼させた。
『ゴキュッ』と、先ほどよりもやや高い音を立てながら、遠乃の肩が外れたのだった。
「いやあああああああああああああああああ」
「この肩の外れ方、形もいいし、音も良い」
遠乃が動けないことを確認した黒塗りの高級車の男は遠乃に近づき、話かけ始めた。
「おい、お前。世界レベルの遠乃か?」
「そ、そうです」
「俺は最強の警察 谷岡だ」
「な、名前だけは、存じてます」
「ここで殺っちまってもいいが。その才能を警察にもほしくてなぁ」
「は?」
「お前はお前の正義で行動してるのは知ってる。だがそれを踏まえた上で言わせて貰う」
遠乃は肩の痛みもあるが、そのセリフはいささか予想外だった。
その為、何が狙いか分からず谷岡氏の言葉を待っていた。
「悪しろよ」
遠乃は谷岡氏にスカウトされたのだった。
ええ、そうですね。
リョナ好きな方に届けばいいな。と思います。




