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勇者クレーマー ~神話レ○プ!鬼神と化したカーリー~  作者: 作者くんはハゲみたいなもんやし
神の城編
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第十五話「トール ハンマー ストライク」

トールがバルカン大先輩を睨んでいる間も、

肉丸は延々と尾沈・鎮餓鬼鞭でトールを攻め立てていた。


しかし、一向にダメージが通る気配もなく、

相手にすらされていない現状だった。


「舐められてる……」


肉丸は憤慨していた。


巷ではあらゆる武器の達人として有名な自身の技を気にもされないのは、

非常に不愉快でありプライドを傷つけられた。


肉丸は距離をとっていたゆたかに近づき話かけた。


「カシテホシイ」


「何を?」


「弓をカシテホシイ」


「弓を?しょうがねえな」


ゆたかは廻しから弓と取り出すと肉丸の鞭と交換した。



一方、トールはゆたかと肉丸を完全に無視し、

バルカン大先輩へ攻撃を繰り返していた。


トールの攻撃は一撃が重いが、速度が遅い。

故に一撃もバルカン大先輩へ攻撃を当てられていない。


対するバルカン大先輩も隙を作らないように、

細かく張り手を当てているだけだった。



ゆたかは鞭を装備し中距離まで接近、トールへ攻撃を始めた。

肉丸ほどではないが、そこそこの鞭捌きだった。


「高速拘束鞭!!」


ゆたかは鞭をトールの左腕に巻きつけた。

これによりトールの片腕を拘束した。


いや、拘束したはずだった。


トールはニヤリと笑うと、巻きついている鞭を思いっきり引っ張った。


異常な怪力に引っ張られ、ゆたかは宙を舞っている。

トールはバルカン大先輩に向かってゆたかを落とそうとしていた。


それに気づいたバルカン大先輩はとっさにバックステップで、ゆたかをかわした。


「ごはっ!!地面カチカチだってぇ!!」


ゆたかは床に叩きつけられ、若干ダメージを負った。


立ち上がろうとした瞬間に、なぜか時間がゆっくりになっているような気がした。

ゆたかの目にはトールがアンダースローのようなモーションで、

ミョルニルを振りかぶっているのが見えた。


ゆたかはその瞬間に、これが走馬灯のようなものであることに気がついた。

すでに眼前にせまるミョルニルに恐怖しかなかった。


「ああああぁぁぁ!!もうダメ…!!許して……!!」


ゆたかは心の中で叫んだ。

そしてミョルニルが身体に直撃した。


その瞬間冷蔵庫を閉める際の大破音よりも少し大きい轟音をたてながら、

ゆたかの身体は爆散した。


一撃である。


神の四天王に選ばれた一人の中の中で、

その一番弟子を名乗る相手をたった一撃で跡形すら残さなかった。


それはさながら、カエルのケツ穴に爆竹を詰めて

爆発させたときのような爆散だった。


「うおおおぉおぉー!!こっちにも衝撃が来たぁ!!」


バルカン大先輩はゆたかの中身でベチャベチャになりながら、

その衝撃に耐えていた。


「自分待ち合わせして急いでるんで…もう行っていいですか?」


トールはニヤニヤしながら、挑発した。



その遙か後ろから、弓を構える肉丸をトールは気にも止めていなかった。



ミョルニルは神化が可愛いと思った(小並感)

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