第71話
「グッ!」
足が痛い。ビリビリする。さすがに高すぎた。左をみる。ダグスは平然としている。
「ダグスは痛くね~のか? 足。」
「足? 痛くないな。まっなれてるよ。」
半分魔人だから。そう言っている気がする。それよりも気になったのは″なれてるよ。″この言葉だ。もしこの言葉が痛くないとか、ビリビリしないとかならいい。けれど俺みたいな反応をされるのがなれているってことならそれはダメなことだと思う。けれど実際してしまった。
「ほら、助けるぞ。」
「わかった。」
今はそれどころじゃないからな。魔物、結構いるなでも全員倒れてる、、、ッ!
「遅かったな。ゲン」
そこにはニンが居た。その隣にはリンとハカセ、そしてサクラギの姿もあった。
「とりあえず大半は片付けた。あとは、そこの魔人だけだ。」
「うん。僕だけだよあとは。本当に使えないね。魔物は。僕は知性のある魔人だ。そう簡単には殺せないよ。」
陽気だな。
「あ! ちょうどよかった。ダグス君だ。いや~手間が省けるよ。僕ね、ダグス君をさらってこいって言われてきたんだ~! まさか、自分から来てくれるなんて思って無かったけど。」
ダグスを拐いに来た? もしかして魔人と人間のハーフだから? じゃあこの襲撃もダグスを拐うため。
「おいおいおい待ってくれよ。どうして俺を拐う? 俺にはそんな力はないぞ。」
「いいな、あるよ。君にはトクベツな力がね。あのダメダメな魔王様をよくする力がね。その力って言うのは、君の魔力さ。君の魔力、″闇″。闇そのものだ。もちろん闇の魔力をもつ魔人はいる。けれど、闇そのものを持つものはいない。では、なぜ持てないのか。それはね、単純なことさ。魔人より人間の方が遥かに悪意を持つからさ。でもね、人間で、闇の魔力は持てない。だから、君が必要なんだよ。魔人と人間の子である君が!」
「、、、ああ、そうかよ。そういうことなら、簡単だぜ。お前をぶっ倒しゃいいんだろう?」
ちょっと待て、俺はこいつに要があるんだ。こんなところで拐われちゃ困るんだよ。だから、
「俺も戦う。」
「どうしてそうなる?」
「俺はお前を仲間にしたいだから、な?」
「勝ったら仲間になれと? そういうことだな?」
おっものわかりが早い! そうそう、そう言うこと。
「、、、いいぜ。なってやる。どうせ居場所はないしな。」
次回は探偵か、吸血鬼。または、サクラ咲くを投稿したい作者kurokuro です。10万文字突破しました~




