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ドラゴン物語り  作者: kurokuro
桜閣城編
82/154

第67話 桜閣城

サクラギ視点~

王の間にて

「サクラギ!」

この声は? 確かハカセだったっけ? クソ。頭が、フワフワしてきてる。力も入らねぇ~血を流しすぎたか。不味いな。

「大丈夫か?」

ハカセが聞いてくる。

「遅すぎだ。いままで何をしてた?」

「少してこずっててね。それで、あのいかにもボスが座りそうな椅子に座っているのが、」

「ああ、そうだ。やつが、″モクカ″ だ。」

「やぁやぁごきげんどうかな? どうも、モクカだよ。」

不適な笑みを浮かべる。

「それにしても、けっこう早かったね。来るの。」

「仲間が助けに来てくれた。そして、そのまま戦ってくれている。」

「見捨ててきたのか?」

「そんなことはしない。」

コイツ信じてる。心の底から仲間を信じきっている、、、そうだよな、仲間ってのはこう言うもんだよな。


俺は捨て子だった。けれど拾ってくれた人がいた。ある日その人は死んだ。そこに現れたのがコイツらだった。今思えばただの芝居だろうな。なのに俺はコイツらに手を貸してしまった。それが始まりだった。おかしいなもう人は信じないはずだったんだけどな。今俺の横にいるやつの目を見てると信じたくなるな。コイツらなら止めてくれると。

「では見せたあげよう。″桜閣城″ ここに現れよ!」

地響き。地面が揺れる。壁が壊れる。やつが座っているところの後ろからしろが出てきた。これが、桜閣城。

「最終決戦といこうか。」

俺とハカセはほぼ同時に走り出した。

「捕まれ!」

俺はそう言って魔力を出して飛んだ。

「そう言うことか。了解した。」

俺はハカセの手を引き桜閣城に乗り込んだ。

「さぁいこう。」

「″サクラフブキ″」

「″水流″」

「私の魔力は、″植物″ と言っても出せるのは木の幹だけだけどね。″幹の舞い″」

防がれた。やっぱり強い。

「接近戦に持ち込むぞ!」

「わかった。サクラギ!」

「そうさせるはずないでしょ。」

そう言うと、ヤツは木の幹を生やし突き刺すように攻撃をしてくる。俺の桜だと、打ち消されるがハカセの水なら大丈夫だ。このまま、突き進む!

「いくぞ!」

「ああ!」

『混魔撃″桜水波″』

ヤツを吹き飛ばす。これぐらいでしか止められない。それほど強い。

「これで、終わると?」

まだ戦いは終わらない。

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