第67話 桜閣城
サクラギ視点~
王の間にて
「サクラギ!」
この声は? 確かハカセだったっけ? クソ。頭が、フワフワしてきてる。力も入らねぇ~血を流しすぎたか。不味いな。
「大丈夫か?」
ハカセが聞いてくる。
「遅すぎだ。いままで何をしてた?」
「少してこずっててね。それで、あのいかにもボスが座りそうな椅子に座っているのが、」
「ああ、そうだ。やつが、″モクカ″ だ。」
「やぁやぁごきげんどうかな? どうも、モクカだよ。」
不適な笑みを浮かべる。
「それにしても、けっこう早かったね。来るの。」
「仲間が助けに来てくれた。そして、そのまま戦ってくれている。」
「見捨ててきたのか?」
「そんなことはしない。」
コイツ信じてる。心の底から仲間を信じきっている、、、そうだよな、仲間ってのはこう言うもんだよな。
俺は捨て子だった。けれど拾ってくれた人がいた。ある日その人は死んだ。そこに現れたのがコイツらだった。今思えばただの芝居だろうな。なのに俺はコイツらに手を貸してしまった。それが始まりだった。おかしいなもう人は信じないはずだったんだけどな。今俺の横にいるやつの目を見てると信じたくなるな。コイツらなら止めてくれると。
「では見せたあげよう。″桜閣城″ ここに現れよ!」
地響き。地面が揺れる。壁が壊れる。やつが座っているところの後ろからしろが出てきた。これが、桜閣城。
「最終決戦といこうか。」
俺とハカセはほぼ同時に走り出した。
「捕まれ!」
俺はそう言って魔力を出して飛んだ。
「そう言うことか。了解した。」
俺はハカセの手を引き桜閣城に乗り込んだ。
「さぁいこう。」
「″サクラフブキ″」
「″水流″」
「私の魔力は、″植物″ と言っても出せるのは木の幹だけだけどね。″幹の舞い″」
防がれた。やっぱり強い。
「接近戦に持ち込むぞ!」
「わかった。サクラギ!」
「そうさせるはずないでしょ。」
そう言うと、ヤツは木の幹を生やし突き刺すように攻撃をしてくる。俺の桜だと、打ち消されるがハカセの水なら大丈夫だ。このまま、突き進む!
「いくぞ!」
「ああ!」
『混魔撃″桜水波″』
ヤツを吹き飛ばす。これぐらいでしか止められない。それほど強い。
「これで、終わると?」
まだ戦いは終わらない。




