大玉転がし
運動会
大玉転がし。俺の出番だ!
「ん? あんなところに大玉なんてあったっけ?」
「僕の記憶が正しければ無かったね。」
ブラック。それはもう一人の吸血鬼の男の名前だった。
「まぁお互い頑張ろうね。」
「は~い! 位置について~よ~いドン!」
その言葉と同時に発砲される。運動会の例のアレ。名前は知らない。
「これやらなくちゃいけないのかな?」
ブラックがそう言う。ヤル気ないな~俺は先に行くぞ。
「ウォォォォォォ~!!!」
5分は過ぎた。俺は運動場の半分まで来ていた。
「あと半分!」
「彼、、、確かゲンだっけ? やるね。」
「ブラックのやつ。一歩も動かないな。まぁあいつからしたら半分なんて余裕か。」
「さてと、もうそろそろ同じチームの人たちのために動こうかな?」
フフフフフ、このままだと俺が勝っちまうぜ。なんだ余裕だな。あ~ハッハッハッハッ!
「やぁ、えっとゲンだっけ? 追い付いたよ。」
え? さっきまでスタート地点にいたじゃん。いつの間に。て言うか
「ソレ! アウトじゃない!」
ブラックは大玉を片手に走ってる。いやいや、大玉転がしだからな! お前がやってるの大玉運びだからな!
「ん~若干アウトな気がするけど面白いからいっか。」
オイ! お前ちゃんとルールぐらい作れ! そして、守れ! まったくなんなんだあのkurokuro とか言うやつは。
「じゃ先にゴールして待ってるね。できるだけ早く来てほしい。」
そう言うとブラックは大玉片手に走ってった。
「ゴール~!!! ってことで大玉転がし勝者はブラック~!!!」
「ぜ~はぁ~」
「なにやってるの?」
「あのまま行ったら勝てただろう。」
「いやいや、アレ! アウトだろ!」
「いや、でも、kurokuro って人? が良いって言ってるし。」
「おかし~ぞ~!!!」
そうして波乱の運動会が始まったのである。




