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ドラゴン物語り  作者: kurokuro
桜閣城編
80/154

大玉転がし

運動会

大玉転がし。俺の出番だ! 

「ん? あんなところに大玉なんてあったっけ?」

「僕の記憶が正しければ無かったね。」

ブラック。それはもう一人の吸血鬼の男の名前だった。

「まぁお互い頑張ろうね。」

「は~い! 位置について~よ~いドン!」

その言葉と同時に発砲される。運動会の例のアレ。名前は知らない。

「これやらなくちゃいけないのかな?」

ブラックがそう言う。ヤル気ないな~俺は先に行くぞ。

「ウォォォォォォ~!!!」

5分は過ぎた。俺は運動場の半分まで来ていた。

「あと半分!」

「彼、、、確かゲンだっけ? やるね。」

「ブラックのやつ。一歩も動かないな。まぁあいつからしたら半分なんて余裕か。」

「さてと、もうそろそろ同じチームの人たちのために動こうかな?」

フフフフフ、このままだと俺が勝っちまうぜ。なんだ余裕だな。あ~ハッハッハッハッ!

「やぁ、えっとゲンだっけ? 追い付いたよ。」

え? さっきまでスタート地点にいたじゃん。いつの間に。て言うか

「ソレ! アウトじゃない!」

ブラックは大玉を片手に走ってる。いやいや、大玉転がしだからな! お前がやってるの大玉運びだからな!

「ん~若干アウトな気がするけど面白いからいっか。」

オイ! お前ちゃんとルールぐらい作れ! そして、守れ! まったくなんなんだあのkurokuro とか言うやつは。

「じゃ先にゴールして待ってるね。できるだけ早く来てほしい。」

そう言うとブラックは大玉片手に走ってった。


「ゴール~!!! ってことで大玉転がし勝者はブラック~!!!」

「ぜ~はぁ~」

「なにやってるの?」

「あのまま行ったら勝てただろう。」

「いやいや、アレ! アウトだろ!」

「いや、でも、kurokuro って人? が良いって言ってるし。」

「おかし~ぞ~!!!」

そうして波乱の運動会が始まったのである。

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