第51話共闘!忍者&騎士
ニン視点~
かれこれ、三十分は戦ったか? いや、もっとか? 雑魚が、沸いてきやがる。最初は、五万体だったから、勝機は見えたんだがな。次々に沸いてきやがる。ああ、めんどくせぇ~。まったくだ。恐らくだが、黒龍のやつ、空間系の魔力を手に入れたのか。だが、そんなことどうやってって、そう言えば、目の前で間接的にだが、やっていたな。今俺の隣で息が荒いやつの守るべき人が。
「ハァハァ、おい、リン? 大丈夫か? 息が荒いぞ~。」
「ははっ、そっちこそ、大丈夫か? ニン、手が止まってるぞ? 動けるのか~?」
お前もだろ! って、言うおうと、したがどうやらやつらは、そこまで甘くはないらしい。向かってきたやつを斬る。斬って斬って斬って斬っての繰り返し。さすがに疲れたな。魔力に関してはまだまだ行けるが、体力の方がな。さっきの会話で分かったが、どうやらリンも限界が近いらしいな。ハハッ! 二人揃って限界って訳か。燃えるじゃねぇ~か! っても限界なのは、本当なんだよな。体は嘘をつかないからな。どうしたもんか? やつらのなかに、52体ヤバイやつがいる。離れていても、分かるぐらいの魔力の多さ、そして殺気。確実に俺たちを殺しに来ている。さすが、黒龍の魔力で作られただけはあるな。おそらく、あの52体を全て倒せば、これ以上は増えないはず。黒龍は52体の魔力を伝って送っているはず。やるしかねぇ~か? たくっ本当にめんどくせぇ~。
「オイ! そこの魔力がやべぇ~やつ! 俺と、一騎討ちしねぇ~か?」
「おい、ニン何いってんだ?」
「お前も、口を動かす前に頭を動かせ。黒龍はあのヤバイやつを伝って送って来ているはずだ。」
「ヤバイやつとは、俺のことか?」
お前以外に誰がいる! って言いそうになったけど、これ以上は大声出せねぇ~や。体力が、持ってかれる。
「覚えとけ! 俺の名前は、いや、俺たち最高傑作の名を!」
早く名乗れよ! ああ~クソ! 腹立つな。こっちは待ってやってんだからさ! 早く出来ないもんかね?
「俺たち最高傑作の名は、″ブラックブレイカー″良~く覚えておくことだ! お前たちを排除するものだ。」
ブラックブレイカー。″黒の破壊者″ ってところか?まぁ知りたくも、分かりたくもないけどな。″ブラックブレイカー″ その者の姿はいかにも黒龍が、作った感じがする。身長は、五メ~トルぐらいで、全身を黒に染まった鎧を纏っている。右手には大きな剣、大剣ってところか? 左手には、黒色の盾、真ん中に白色の十字が、入っているな。まさしく″ブラックブレイカー″ だな。黒龍もその姿から名付けたのでは? っと思ってしまった。だがだ、こいつには、知能があり、理性もある。普通はそんなものまでありで、作ることは出来ないのだが。あいつなら、出来そうだな。
「それで、この俺と、≪一騎討ちがしたい≫ と? そう言ったな? 良いだろう。」
何だ、案外話は分かるやつらしい。黒龍が、作ったやつだから、もっとこう、いきなり襲いかかってくるのかと、思ったが、そうではないのか。身構えた俺がまるで小物みて~じゃぁねぇ~か! ふざけんなよ。
「さっそく始めようぜ!」
「仲間に遺言は届けたか?」
「安心しろ。俺はんなことしねぇ~よ。それよりお前が、いや、その気に入っている名前で呼んでやるよ。他のブラックブレイカーには、届けたか? 遺言。」
「えらく傲慢だな。」
「そうか、俺は案外謙虚だぜ!」
その言葉を言ったあと、俺は右手に持っていた刀を相手の首に向かって斬りかかった。が、結果は盾で塞がれた。それだけじゃない。吹き飛ばされたよ。派手にな。
「痛って~、ガハッ! クソ、血を吐いちまったじゃねぇ~かよ。」
「ほう。生きているのか? だが頭から吹き飛ばしたからな、頭から出る、血が止まらないないだろう?」
「うっせ! 次はお前だよ。ブラックブレイカーのおバカさん。」
「まだ、そんなことが言えるのか、」
なぜ? 呆れるような言い方をする? 安心しろ、男に二言はない。お前を倒すのは、俺だ。ふと、リンの方を見た。どうやら、リンは無傷で一体倒したらしい。あ~あ。無傷か。俺は、頭からだらだら血を出してるよ。決まりだな。先に進むのはお前だ。
「よそ見をするとは、自分に自信があるようだな。だが! 終わりだ。」
「終わるのは、お前だ、ブラックブレイカー。」
「ん?」
「″夜桜″」
「なん、だと。」
大きな音を立てブラックブレイカーは倒れた。どうやら、出来た、みたいだな。″魔力開放″ 。俺は、どうやら、本番で成功するタイプらしい。っても、俺は、ボロボロだ。助けにいくのは、無傷の野郎だろう?
「リン! 全力で援護するから、お前はあいつらの元に行け! 良いな?」
「分かった。頼むよ。あと、血はちゃんと止めろよ。」
んなことは、言われなくても分かる。確かにちょっと出しすぎているだけだ。大丈夫。心配することはない。
「チャンスは一回! 出来なきゃ終わりだぞ!」
「準備は出来てる! あとは、ニンだけだよ。」
「ふぅ~!!!″斬突″」
一直線にいる、やつらは全員吹き飛ばした。あとはここを真っ直ぐ行け! え? 道がない。大丈夫だ。道がないから作ればいい。っても俺は、空を出すことだけだがな、
「″魔力開放″ ″裂空斬″ 行け~!!! リン!」
「結界。」
ハハッ! 行ったか。俺一人で残りのブラックブレイカーは50体ちょうど! 切りがいいじゃねぇ~か! ハハッだいぶハイになってきてるな。
「大丈夫ですか? ニンさん。」
かすかに感じていた、魔力。ああ、やっぱりお前か。国は取り返せたか? 国の夜明けは見れなかったが、話は聞いている。
「共闘と行こうか?アーサー」
「一人の騎士として、国の王として、頼みます。」
ドラゴン物語り史上初の長文かも知れない。




