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ドラゴン物語り  作者: kurokuro
水の国編
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第50話 HERO

まさかの50話目~

俺は今メチャメチャ怒っている。理由? んなの簡単だ! 俺の前にいるこいつが、マーメイ王女を泣かせたからだ。俺は許さん。こいつを。人じゃなくて良かった。人ならぶったぎったら後味が悪いからな。え? 前にぶったぎったろって? 、、、ノ~カンノ~カン! 俺はノ~カンを求めるぞ~ってんなことどうでも良いんだよ! まずは、目の前にいるこいつをぶったぎる!あっまだ名前を聞いてなかったし、名乗ってもないな。まずは自己紹介からだ。

「お前、名前は?」

「俺の名は、ブレイクナイト。黒龍様の祝福を頂いた者だ。覚えておくことだ。」

あっそう言う感じにするのね。分かりました。

「俺の名前は、ゲン。ブレイクナイト、お前をぶったぎる男だ。」

「貴様も剣士か?」

「ん? ああ。そうだな。」

多分そうだろ。剣で戦うし。

「では、始めようか!」

そう言ってくると、真っ先に俺に刃を向けてきた。さぁニン! 見とけよ~やってやるぞ! 本能感知の常時使う修業!


それは、昨日の会話のことだった。

「なぁニン~」

「何だ、そのだらしない呼び掛けは。」

聞いておくことがある。それは、

「魔力感知ってどうやってするの?」

そう。俺はニンに言われ本能感知は使っている。けど、その先にある魔力感知はまだ、教えられていない。なので聞いておこうと思ったのだ。

「ん?お前じゃ無理だ。」

そっかそっか無理なのか。無理なものはしかながない。ってえ? 今無理って言わなかった? まさかな。いやいやいや、え? 嘘だろ? もしかしたら、聞き間違いかも知れないからな、もう一度聞いておこう。うんうん。

「今何て言いましたか?」

「無理だと言った。聞こえなかったか?」

ああ、うん。断言されちゃた。アハハハ、、、じゃね~! 無理! どうして? なぜ? 本能感知は出来てるのに? なぜなんだ~!

「って心の中で言ってそうだな。」

オイ、勝手に心の中を読むな、当てるな。怖いな。

「お前は、単純だからな。」

単純? 俺が? そんなことないない。だって俺だぞ? ニンは、俺のことを、どう思っているんだ? まったく。

「バカで、単純で、自分勝手な自己チュ~バカ野郎。」

だからな、どうしてバカを二回つける? それに俺は、バカでも単純でもないし、ましてや自分勝手な自己チュ~でもないぞ。バカでもないからな! 大事なことだから二回言ったぞ! まったく。みんなして俺をバカ呼ばわりして、あれ? 俺ってもしかして、相等評価が低い? そんなバカな、アハハ。

「話を戻すが、本能感知を常時使うことは出来るか? 出来ないだろう? それが理由だ。」

確かに。俺は、本能感知を常時使うことは出来ない。けど、それがどう魔力感知が使えないことに、繋がるんだ?

「魔力感知は、本能感知のその先にあるものだ。つまりだな、本能感知をマスタ~し尚且つ、常時使う。それが出来なきゃ魔力感知なんて一秒も持たね~よ。」

むずかしい。まったく理解できん。つまり常時使えば出来るのか? 違うのか? どうなのだ?

「まぁ、大体合ってるよ。お前に理解出来る範囲で言うならな。ちなみに、俺は、常時本能感知を使ってるぞ。」

え? 出来るの? マジで? 凄いな。俺も一度やろうとしたことあるけど、大分体にきたぞ。なんと言うか、押し潰されそうになったぞ。キツいぞあれ。

「まっ、ヒントをやるならお前、火の球作れるだろ?」

「作れるぞ? それがどうした?」

「それを体の周りに常時作っとけ。いや、作るというよりは、纏っておけ。」

常時か。ヨット。まずは出して、

「はい! そこでストップ。」

「え?」

「今、お前は出す瞬間に無意識だろうが、一瞬だけ右手に、炎を纏った。それを全身にしろ。それが、本能感知を常時使えるコツだ。」


剣は弾いた、あっぶね。回想に入ってたらすぐそこに刃があったぞ! 油断は禁物。集中! 纏うかんじ。イメ~ジは、″火球″を出すとき。良し。右腕は出来た。さぁこのまま全身に燃え広がれ! もっと早く! 流れろ!

「出来た!」

「全ては、黒龍様のために~!」

「残念だが、お前の敗けだ。」

ん? なんだこの感じ。何かドス黒い何か、が。這い上がってきたような。

「ガハハハハ! やっと会えたな。ゲン。だが、まだ早い。今はまだ使いこなせない。まだ、会うべき時ではない。だが、もう少しだ。もう少しで、会えるなぁ。じゃぁな。ゲン。ガ~ハッハッハッハ!」

「ハッ! 今の?」

「油断したな! 終わりだ~!!!」

「″竜火の斬熱(りゅうかのざんねつ)″」

なんだ! 今の? 一瞬右手が黒く。

「グッグガッ」

約束どおりぶったぎってやったぞ!

「ああ、黒龍様! すいません! すいません! 俺は、負けてしまいました! ですがきっとあなた様なら! 出来ます! ああ、黒龍様! 黒龍様!黒龍サマ」

倒れた。お前の凄いところは最後まで黒龍の野郎を信じたことだ。けどな、その忠誠心は別のところで使うべきだった。だから、お前は殺してない。

「マーメイ王女! 頼んでいいか?」

「次はどこへ?」

「黒龍のところ、」

俺一人でも戦うしかない。だから、お前ら~さっさと来いよ! 待ってるからな。

いや~本当にありがとうございます!タイトル悩んだよ。本当に。50話目だからね。で結局決まったのは、HEROでした。これからも頑張ります!

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