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第98話
リン視点~
「ゲンのやつ始めやがった、俺たちも急ごう。ハカセ水はまだ要るのか?」
「まだ不充分だけど、スズの魔力 "音" で音波を発してその後に放出すれば届くと思うよ」
確実に行きたいが、多少のリスクは負うべきか? いや、それで間に合わなかったら死ぬぞ? 考えろ、今最善の道を。それは、結局誰かを失うのが怖いんだ。もう、誰も失いたくない。だから、迷う。俺は、
「リン、僕からのアドバイス。君は結構強い。そして、天才じゃない。君には天からの才能なんて無いよ。だから、何でもできる訳じゃない。できないことが有っても良いんだ。それに、戦いは始まってる。もう、止まらない。止められない。だから、君がそこまで悩む必要は無い、気楽に行こう」
そう言って俺の胸に右手を置く。まったく、どうしてお前はそんなにも楽観的何だ? いや、違うか。アイツの悪い影響か。まぁ何にせよ。
「ありがとな、ハカセ・・・行こう、戦いに」




