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第90話
リン視点~
「それじゃ話してくれよ」
俺は、スズに言う。
「ア? その前に、この鈴を壊してくれよ」
鈴。正確には、発振器と言ったところか。スズが言うには、壊そうとしても、壊れないのだとか。魔力でできている? だとすれば、永久的に残ることはほとんどないだろう。だとすれば、やはり機械? だが、機械だとすれば、耐久力にも、限度があるはずだ。とっさに壊せると言ったがどうするかな? 俺の魔力 "光" を使って壊せるか? 整理するか。俺の魔力 "光" は、簡単に言うと、光を具現化したもの。できることと言えば光を実体化させた、攻撃。光を使った安らぎ。ソレに至るまでの過程または、因果を断ち切ること。ん? ああ、そうか。断ち切ればいいのか。
「なぁ本当にできるんだろうな?」
「ん? ああ、できる」
そう言った俺は、自身の指に魔力を纏う。そして、鈴のイヤリングを切った。断ち切った。
「はぁお前、何でもありだな」
「ありがとう? まぁいいや。兎に角話してくれよ」
「ああ、いいぜ」
そうして、俺達はなぜ戦争が起きるのかを聞いた。
戦いが起きる理由については、前々回(88話)を。




