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詩集5「傷跡」
「光」
ありふれた光は
されど手のひらを通り越して
僕の目に届き
暗く沈んだ心を照らしてくれる
できればこの光が多くの人を照らす
希望の光となって降り注いでくれれば
と思う
「望み」
たとえ今日で僕の世界が終わってしまったとしても
僕は後悔のない生き方を続けていきたい
僕が残した足跡を
無駄にしないために
これまでも
これからも
僕は自分の行き先を
自分で決めて生きていると
せめてそう強く思いたい
「傷跡」
どんな傷跡でも僕は受け入れていきたい
人は生きていればたいてい怪我をする
そしてそれが傷跡となって残る
大きくても小さくても
僕はその傷跡を含めて
その人の一部なのだと
穏やかな心で受け容れていきたい
と強く強くそう思う
なぜなら僕も傷があるから
傷跡になりつつある傷口を握り締め
僕も傷があるんだ、と
笑って皆を受け容れたい




