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短編詩集  作者: DioriteShun
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2/11

詩集2「生活感」

「春と秋」

ジメジメした気分になるのはなぜだろう。

季節が変わるたびに気持ちが移ろうのは何が理由なんだ。

腐ってしまった惣菜を見て、ジメジメした秋に移り変わりつつある曇り空に問いかける。

なぁ季節よ、何が理由で泣くのだ?

夏の前に梅雨があるのは、気持ちが晴れる前に泣く必要があるのは、いったいどういうことなんだ?


「スーツ」

ヨレヨレになったスーツと汚れたシャツ

お前は何のためにあるんだ?

普通の衣服とは少々違う

普通に洗えないし、着るのも正直面倒だ

なのになぜかずっと使われている

やっぱりお前は変わってる

実用性に欠けるのに、お前はずっと使われる

なぁスーツよ、お前はどうして使われるんだ?

今日もまた、お前を着て面接へ行く俺に教えてくれよ


「エアコン」

お前は便利なやつだよな

暑い日は涼しくしてくれるし、寒い日は暖めてくれる

お前は立派なパシリだよ。

暑ければうちわで人を扇ぎ、寒ければカイロをプレゼントしてくれる

エアコンよ、お前はパシリのようなもんだ

でもさ、辛かったら無理しなくていいんだぜ?

お前の中にある冷たい感情は、俺にはよくわかっているからさ

だから遠慮せずに言っちまえ

お前にかかっている電気代、少しは請求してもいいんじゃないか?

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