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詩集2「生活感」
「春と秋」
ジメジメした気分になるのはなぜだろう。
季節が変わるたびに気持ちが移ろうのは何が理由なんだ。
腐ってしまった惣菜を見て、ジメジメした秋に移り変わりつつある曇り空に問いかける。
なぁ季節よ、何が理由で泣くのだ?
夏の前に梅雨があるのは、気持ちが晴れる前に泣く必要があるのは、いったいどういうことなんだ?
「スーツ」
ヨレヨレになったスーツと汚れたシャツ
お前は何のためにあるんだ?
普通の衣服とは少々違う
普通に洗えないし、着るのも正直面倒だ
なのになぜかずっと使われている
やっぱりお前は変わってる
実用性に欠けるのに、お前はずっと使われる
なぁスーツよ、お前はどうして使われるんだ?
今日もまた、お前を着て面接へ行く俺に教えてくれよ
「エアコン」
お前は便利なやつだよな
暑い日は涼しくしてくれるし、寒い日は暖めてくれる
お前は立派なパシリだよ。
暑ければうちわで人を扇ぎ、寒ければカイロをプレゼントしてくれる
エアコンよ、お前はパシリのようなもんだ
でもさ、辛かったら無理しなくていいんだぜ?
お前の中にある冷たい感情は、俺にはよくわかっているからさ
だから遠慮せずに言っちまえ
お前にかかっている電気代、少しは請求してもいいんじゃないか?




