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奏音ちゃん人生を謳歌します♪  作者: 獅子王
これが都会の大学っ!ダァっー!

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おいおい!メインのすき焼きの前に出てくる料理が滅茶苦茶旨いんだけど!?

続いて奏音の目の前に出された料理は肉寿司と霜降り肉の刺身であった。


高級すき焼き屋に行ったことがない人に説明すると、高級すき焼き屋ではすき焼きの前に、新鮮な和牛の炙り寿司や霜降り肉のお刺身などが出される場合がある。



これが滅茶苦茶美味しいのである。




「何これ!?美味しそう!肉寿司の肉が輝いて見てるし霜降り肉のお刺身なんて今まで食べたことがないよ!こういう料理を食べたことがない哀れなお父さんお母さん、あたしはあなた達より先に美味しくて高級なお肉を食べます・・・」



奏音は美味しくて高級な肉を食べることができる事が嬉しくてテンションがアガッていた。



これで20歳になっていたらお酒も飲むのだが仕方がない。20歳になったらまた来れば良いだけのこと。



「こんな時お父さんならビールや焼酎を飲みながら食べていたんだろうな・・・。まぁ良いや♪とりあえず肉寿司いただきま〜す♪」



肉寿司を箸で口に入れる奏音。するとっ・・・!



「うわっ!何これ!?肉がとろけるような感じで美味しいんだけど!そんでシャリも美味しぃ〜♪」



美味しいのは肉だけじゃない。高級すき焼き屋の肉寿司はシャリにも拘っている。良い土地でとれたお米、それを酢飯として使う。


その酢飯も味のバランスが最高である。そしてそんなシャリの上に最高級の肉を肉寿司として乗せる。



「そら旨いわっ!こんなのあたし初めて食べたよ〜。美味しすぎて感動しちゃう〜」



あまりの旨さに涙が出てくる奏音。奏音の短い人生でこんな美味しい肉寿司なんて食べたことない。てか肉寿司自体滅多に食べることない。




そして次に奏音が箸をつけたのは肉の刺身。



牛肉の生食用である牛刺しは、厳しい衛生基準や法規制というのがある。保健所の許可を得た認定施設での加工・調理などがあるため、通常の飲食店や家庭で提供されることは極めて少なくなっている。



しかし高級すき焼き屋は提供出来るのだ。


生食用の牛肉には非常に厳しい衛生基準が設けられているし、通常の飲食店では設備やコストの面でクリアが難しいのだが、老舗や最高級のすき焼き・料亭などでは様々な条件をクリア出来ている。



高級すき焼き屋といわれるだけあって、専用の設備と認可があり、専門知識を持っている料理師がいる。さらに独自の仕入れルートがあるから加熱殺菌が徹底された生食用として出荷できる特別な黒毛和牛を仕入れている。




だから牛の刺身はこの店ぐらいでしか食べることが出来ないのだ。




「旨い!」



早速、肉の刺身を口にした奏音。するとすぐに店員を呼び出すスイッチを連打している。




「すみません。肉の刺身と肉寿司おかわりお願いします♪」


奏音は食べた瞬間に決めていた。余計なリアクションなどする暇ない。それよりも一刻も早くおかわりしたかった。



それだけ美味かった。身体に染みるとろけるような食感だったのだ。



「旨いっ!旨すぎるっ・・・!」



普段から清楚と思われたい願望がある奏音だが、この時だけは清楚なんてとても思われない様な食べ方で肉を頬張る。

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