書道部は毎日活動してるよん♪
そろそろ夜の7時。この大学のサークル活動は夜9時までやっているが、奏音たちは喋り疲れてそろそろ帰ろうとする。
「喋るのも疲れた〜♪でも楽しかったよ。」
畳で寝転びながら話していた奏音は立ち上がり、帰る準備を始める。
今日は初めての講義で緊張したりしたけど千早という友達も出来たし、こうしてみんなと部室でワイワイ話せたから楽しい1日であった。
奏音は鞄の中にある自分の取っている授業を見てみる。
さっきみんなで同じ授業を取っているかどうかについて話したのだが、案外一緒の授業を取っている事があって驚いている。
特に学部が違う結衣、詩音と同じ授業を取ることなんて今後あまり無いと思うから少し嬉しい。
今ここにいる4人全員が被る授業もあるから嬉しいものだ。
「あ、奏音ちゃん。明日の4限目同じ授業だね・・・!」
「うん!隣の席に座っても良ーい?」
「うん、良いよ・・・!」
「わ〜♪やった♪結衣ちゃんと一緒に授業受けるの楽しみ〜」
こんな感じで奏音は大喜びである。これが大学生活の醍醐味の1つでもある。
友達と同じ授業を受けながらコソコソ話すのはとても楽しい。この思い出は大学を卒業した後でも思い出話として話すことも多いものである。
「そんで〜♪その後は〜♪ってそういえばサークル活動って毎日しているの?」
「毎日してるわ。私は暇があれば部室で1人で活動してるわよ。もちろんバイトがあるからいないこともあるけど、その時はみんなでワイワイ楽しみながら活動してくれて良いわよ」
椅子から立ち上がって詩音は鞄を手にして今にも部室を出ようとする。
「ふーん。つまり来たい時に来て良いってことね。そういう自由なサークルって良いわね」
千早も帰る準備を始めながら「ふふっ」と笑う。どうやら千早は自由なサークルに憧れがあったみたいだ。
「そうね。来たい時に来てくれて構わないんだけど来なくなるのだけはやめてね。寂しくなるから・・・」
詩音は千早の方を見てしまう。
「な、何よ?私が来なくなる可能性あるっていうの?」
「何となくだけどね。でも奏音ちゃんがいるから大丈夫かしらね」
「ちょっ・・・!それどういう意味よ!?」
詩音の言葉に一瞬ドキっとしてしまう千早。まさか、みんなに奏音の事を真の親友と思っているのがバレたのかと思い動揺してしまう。
「詩音ちゃん安心して〜♪あたしが毎日、千早ちゃんを必ず部室に連れてくるから♪同じ学部だからすぐに見つかるしね!」
奏音はニヤニヤした顔をして千早を見た。同じ学部だと行動範囲も近いところになるからいつでも部室に連行することが出来る。
「それもそうね。それじゃあ、そろそろ帰りましょう」
「はーい♪」




