書道サークルの皆様もいた♪
4限目、奏音は韓国語の講義のため指定された教室に今日知り合ったばかりのゴスロリの女の子の佐々木千早と向かったら・・・。
「アレ?詩音ちゃんと結衣ちゃん?」
その教室に居たのは同じ書道サークルの部長である松尾詩音と奏音と同じ1年の友利結衣がいた。
「あら?奏音ちゃんも韓国語取っていたの?」
「奏音も同じ授業だったんだ」
奏音は2人のもとへ駆け寄る。
「うん、あたしも韓国語取ってたよ♪日本のお隣の国の言葉くらい覚えておきたいんだよ〜♪」
「私も同じだよ」
「私は英語が苦手だから取っただけよ」
「え〜?詩音ちゃん英語苦手なんだ〜」
奏音は千早をそっちのけにして詩音達とお喋りしていると、詩音が千早に気付いた。
「あら?後ろにいる人は友達?」
千早は奏音を後ろからジッと見ていた。まるで「自分を放って他の人ばかり話しかけるなんて許せない」みたいな感じで見ていた。
「あぁ〜!忘れていた!千早ちゃん来て!みんなにも紹介するね♪前の授業で友達になった佐々木千早ちゃん!あたしと同じ学部なんだ♪」
奏音に言われてゆっくりと歩いて来る千早、しかし表情は固かった。どうやら他の人と顔を合わせるのが苦手で緊張しているみたいだ。
「ど、どうも・・・。佐々木千早です。奏音とはさっき知り合ったばかりだけど・・・」
ぎこちない喋り方、表情。しかしそんな千早に詩音は優しく笑顔を見せる。
「私は松尾詩音。書道サークルの部長よ」
「わ、わたしは友利結衣です。よ、よろしくね?」
詩音は人と話すのは得意だが結衣は人見知りなところがあり、千早と同じくぎこちない表情と喋り方だ。
「あ、どうもです・・・」
2人と目が上手く合わせることができない千早。そんな千早に奏音は抱きつく。
「ど〜したの千早ちゃん♪あたしと話すときはもっと活き活きしていたのに♪」
「こ、コラ!抱きつかない・・・」
2人のやりとりを見て、詩音と結衣は「フフッ」と笑う。
「会ったばかりなのに仲良いのね」
「女の子同士でイチャイチャしているのを見るのって何か良いね」
詩音と結衣は2人の仲の良さに少し羨ましく感じてしまうところもあるが、あまりにも2人の間に流れる空気が心地良すぎて落ち着いて見ていられる気持ちがした。




