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奏音ちゃん人生を謳歌します♪  作者: 獅子王
これが都会の大学っ!ダァっー!

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早めに終わって食堂に行くと・・・

3限目・・・体育の授業。


奏音はスポーツ・・・というより身体を動かす事が大好きだから体育の授業を取っていたのだが、体育の授業に集まったのは教職を取ろうとしている人達ばかりであった。



教職を取る為には体育の授業は必修だから体育の授業は意識の高そうな人ばかりであった。


そして奏音みたいな変わり者もやはりヒソヒソと噂話される。




「見てよアレ?巫女さんがいるよ〜」


「いくら最初の授業は説明だけだからといって巫女のコスプレはないよね〜」




なんて話し声が聞こえてくる。



うん、もう慣れっこではあるが奏音は腹が立つ。



文句があるのなら直接言ってこいやゴラァっー!って叫びたくなる。でも冷静でなおかつ賢い奏音は何も言わない。


ここで怒鳴り上げて文句言ったところで何も良いことがない。っていうか自分の評判が更に悪くなるだけで得策ではない。



体育の授業の奴らは実技で黙らせる。



奏音は高校時代陸上部で長距離走でも短距離でもハードル走でも砲丸投げでも記録を更新した化物(モンスター)だから、こんなしょべぇ奴ら簡単に黙らせる事が出来る。





それよりも・・・だ。体育の授業の流れを聞いて思ったのだが、なかなかハードである。



来週から毎週レポート1000文字以上を提出しなければならない。好きなスポーツの事、今までやって来たスポーツの事を詳しく専門的にレポートにまとめなければならない。


そして授業の最後の日には体力テストをして後日、体力テストをした結果について自分なりにレポートを書かなければならい・・・という事だ。




まぁ・・・教職を取るには必修な科目ではあるから厳しいのは分かるけど、面倒くさぁ〜。












そんなこんなで初めの授業は30分の話を聞いて解散となった。



大学の講義は基本的に90分だから1時間も暇な時間が出来たということなので奏音(かのん)は腹が減ったから食堂へと行くことにした。




今朝は地下の喫茶店で朝食を取ったから今回は地上にある普通の食堂にした。




「わぁ、誰もいな〜い♪」


いつもは大繁盛の食堂だが、講義がある時間は人が少なくガラガラである。こういう時間に食べに来る人は実は数少ない。



女の子は基本的に沢山の友達と群れて行動するから、1人でご飯を食べるのは友達のいない可哀想な人って思われるからだ。



でも奏音は友達がいない可哀想な子と言われても気にしないっていうか友達少ないのは事実なので仕方ないと思っている。





早速、食券機の前で何を食べようか悩む。


「唐揚げ定食特盛りにしようかステーキ定食特盛り、キャビア定食特盛・・・悩むねぇ〜〜!」


ラーメンもあるし、お好み焼きもあるからめっちゃ悩む。



「悩んでも仕方ない。ステーキ定食特盛りに決めた!ポチッとな♪」



食券機から出てきた券を持って奏音は食堂のおばちゃんに渡す。そして、しばらく待つとステーキ定食特盛りが出てきた。



そんなに待たずにすぐに出てきたから少し戸惑ってしまう奏音。都会の大学の食堂って食事の出る速度(スピード)は速いもんなんだろうか?



まぁ、何はともあれステーキ定食特盛りを持って奏音はどこに座ろうか悩む。



すると一番奥の方に座る場所があった。隅っこの誰にも気付かれにくそうな場所。



「よし、ここにしよっと♪」



そうして座ると既に先客がいた。



「な、何!?」



「あぁっ!ゴスロリちゃんだ!」



その席の先客は前の講義に会ったばかりのゴスロリの女の子、佐々木千早(ささきちはや)であった。

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