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奏音ちゃん人生を謳歌します♪  作者: 獅子王
これが都会の大学っ!ダァっー!

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巫女さんとゴスロリちゃん

「終わった〜!」


大学初の授業が終わった。思いのほか緩くて、こんなんで単位貰ってエエんか?って思ってしまう。



「じゃあ私は2限目の必修科目があるから先に行くわね」


「うん、あたしも必修科目だ〜」



奏音と詩音は別れてすぐに次の教室に移動する。




次の授業は文教育学部の必修科目である中世日本史である。


奏音は歴史が好きで、特に戦国時代の漢と漢が心を燃やして己の意地と魂をかけて戦う熱き時代が大好きだ。



好きな戦国武将は越後の軍神であり天衣無縫(てんいむほう)の傾奇者の直江兼続、最強の戦人(いくさにん)で雲の如く自由気ままな傾奇者である前田慶次、戦国時代のカリスマで戦国の革命児で戦(いくさ)の子と呼ばれた織田信長だ。



「ふっふふ♪」



これからこの武将について学べる喜びで思わずスキップをしてしまう。ちなみに全員漫画を読んで好きになった武将である。










そして移動先は大学の地下教室であった。朝飯を食べたあの地下にある教室の1つである。




教室に入ると40人くらいはいた。そして奏音が教室に入るとみんな奏音の方を見てくる。いつもの如く巫女の格好が変に思うのだろう。


この痛い視線が嫌いだ。





奏音は適当な席を見つけて座ると隣に座る人を見てギョッとする。



「ゴスロリだ・・・♪可愛い・・・♡」


思わず声を出してしまった奏音。それにしてもお人形さんみたいに可愛い女の子だ。背は奏音と同じくらいでツインテールだ。




するとゴスロリの女の子は奏音の視線に気付く。



「何?」


睨むように奏音の方を見てくるゴスロリちゃん。睨む顔は凄く怖く感じたが奏音はそれを何とも感じずに答える。



「いや、お人形さんみたいに可愛いなぁ〜って♡」



いきなりの奏音の発言にゴスロリちゃんは「んなっ!」と声にならない声を上げる。






すると小太りの薄毛のおじさんが入ってくる。



「はい、静かに〜〜〜!私がぁ〜〜〜!この授業のぉ〜〜!平田ぁ〜〜〜教授であぁ〜〜る!」



何とも特徴的な喋り方のおじさんだ。



するとプリントが配られる。




「このプリントにぃ〜〜!書いてある通りに授業を〜〜!進め〜る!」







そのプリントに書いてある事とは・・・


毎週、授業の初めに自分の好きな戦国武将についてレポートを書いてきて提出する。字数は1000文字以内で比較的楽だ。


しかし、毎週レポート提出はキツい。好きな戦国武将も3人しかいない奏音にはキツいて。



授業の最後に今、隣にいる人とグループになって1万文字以上のレポートを提出・・・書いている。




これを見て奏音は隣のゴスロリちゃんに軽く挨拶をする。


「宜しくね?あたし戸柱奏音(とばしらかのん)!奏音って呼んで!」


するとゴスロリちゃんも仕方なく挨拶をする。



「私は佐々木千早(ささきちはや)。呼び方は好きなように。」


何だかクールな感じがするけど奏音は少し仲良くなれそうな気がした。

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