意外と思うかも知れないが大学の喫茶店や食堂は近隣の住民も使うため予想以上に繁盛しているんやで!
「はっ・・・!」
スマホから目覚ましの音が鳴り響き、飛び上がるように起きた奏音。
時刻は午前6時だ。
「う〜んよく寝た♪一人暮らしの方がよく眠れた気がするよ〜」
あくびをしながら身体を伸ばし、ゆっくりと起き上がる奏音。
初めての授業の朝はスッキリした表情だ。
正直、実家より一人暮らしの方が快適過ぎてめっちゃリラックス出来る感じだ。
実家だと家族の声が聞こえて、それが時としてストレスになったりする。そう考えると一人暮らしはストレス無くて最高だ。
顔を洗い、軽く化粧をしていつもの様に寝巻き用の巫女服から外出用の巫女服に着替える。
そしてカバンを持って家を出る準備が出来た。
「正直こんなに早くに起きなくても大学すぐそこにあるからもう少し寝てても良いんだけどな・・・」
奏音のマンションから大学まで徒歩5分だ。大学付近に住んでいると朝が楽だ。これが少し離れた場所とかになると電車の関係もあって早起きしなければならない。
1限目の授業は9時からだから余裕はかなりある。
「暇だし大学にある喫茶店で朝ご飯でも食べるかな・・・」
奏音の大学には食堂が2つにコンビニが1つ。喫茶店が2つあり、喫茶店は朝の7時からやっている。
ちなみに大学の食堂、喫茶店は近所に住む人も利用している為、朝早くから繁盛しているのだ。
そして奏音は歩くこと5分、大学の喫茶店へと来た。
帝国冥王女子大学の地下には戦時中、大日本帝国軍の軍事研究の為に様々な施設があった。
今ではその施設は全てなくなったが地下そのものは未だに使われており、その1つに喫茶店があるのだ。
「おおぉ〜!地下の喫茶店♪こんなの鳥取じゃ有り得ないよ〜♪」
地下の喫茶店での食事という普通の人では体験出来ない事が出来てご満悦な奏音。
地下とはいえ学生ではない近隣の住民、お爺ちゃんお婆ちゃんが多く、結構席が埋まっている。
数少ない席に座って奏音はサンドイッチとカフェオレを味わう。
「うん、サンドイッチはまずまず。カフェオレはう〜んって感じかな」
鳥取の美味しものを食べ尽くしてきた奏音の舌は肥えており学校の喫茶店程度では満足出来ない感じだ。
「あたしは白バラコーヒーが飲みたいんだよね〜。東京じゃあ白バラコーヒー売ってるところ少ないんだよね〜。白バラコーヒーよりも美味しいのあれば良いのに・・・」
その白バラコーヒーとやらよりも美味しいカフェオレを探して、最近カフェ巡りにハマっている。
喫茶店で朝食を食べた後、奏音は時間までスマホアプリで時間を潰すことにした。




