holiday 第百八話 狂いはない
講習の後。誰かが扉を開けた。
その正体はマッサーカだ。カイ、グチ、トラ「マッサーカ!」マッサーカは手を上げて一度振る。マッサーカ「やっ。お前ら元気にしてたか?」
グチ「あったりめーだろ。俺らをなんだと思ったんねん」。
カイ「マッサーカも元気そうで良かったわ」。
しかしトラは彼の右拳を見て何かを感じた。トラ「ねぇ。その右拳本物じゃない?」
マッサーカ「あー。気づいちまったか」。
マッサーカが肌色の拳をとる。
カイ「マジか」。
グチ「エグいなこりゃ」。
そこには機械のような手が出てきた。マッサーカ「俺はないお前たちが車でユネルコを誘導していた時、デカガメをぶん殴って右手を粉砕骨折してしまったんだ」。「しかも筋肉までダメになっていたらしくて、もう動かせないといわれたんだ」。
「でもな、いつまでも動かない右手と付き合うより新しいものと共にする方が効率的と判断したっていう事」。
カイ「さすが。よっ二択王!」
マッサーカ「あれ?お前ってそんなキャラやったっけ笑」
グチ「おいおいそれは俺のアイデンティティだぜ笑」
トラ「そんなアイデンティティがあったのか!?」
そこにマンティスが入ってきた。
マンティス「おいマッサーカ。早く訓練の支度をしろ」。
マッサーカ「マンティス。今のこいつらを見てどう思う?」
マンティス「そうだな。少なくとも蛆虫ではなくなったと思うぞ」。
グチ「なんじゃそりゃ。腹立つなー」。
マッサーカ「グチ安心せい。こいつが成長を少しでも認めた時点でお前らはもう上出来だ」。
マッサーカ「ということで即効[土]にあげようかな〜」。
マンティス カイ グチ トラ「!?」
マンティス「おい調子に乗るな。俺はまだ昇格は認めてないぞ」。
トラ「俺たち形式上は新人になってすぐに昇格ってことか」。
カイ「流石に見切りが早すぎると思うよ」。
グチ「第一テメェにその権限あるのか?」
マッサーカ「もちろん全権利はない。ただフレックサーもある程度は俺の意見も参考にしてくれてるぜ」。
「大丈夫。俺が選択を間違えることは絶対にない」。
マンティスは再度3人を見つめる。
マンティス「、、勝手にしろ」。そうして去っていった。それは認めたのか諦めたのか。その解は出ない。




