holiday 第百四十六話 逃げる勇気
カイが釣竿を振るう。
それは変幻自在に飛び交う。
漏電が銃を放ち弾こうとする。
だがそれは想像以上にしなやかで硬く、フレックサーも千手により弾丸の軌道をずらし、見事弾丸を無力化した。
漏電(体重の多くを釣竿に乗せているのか)。
そして糸が銃を持つ腕に巻き付く。
そこにグチと餡がせまる。
グチが拳を出すも漏電が空の銃を放り投げる
それをグチは両手でキャッチする。
するとグチの鳩尾に蹴りが飛ぶ。
餡が伸びきった足を折ろうとするももう一つの足が飛ぶ。
餡はいなしで威力を殺すも吹き飛ばされる。
だがグチは蹴られながらも漏電の背後に周り羽交締めにする。
糸も加わり抜けるのが難しい。
そして飛ばされた餡を桃怪が掴み
餡が桃怪の腕を蹴り漏電に急接近する。
餡が漏電の胸に拳を一閃する。
糸が途切れた。
すぐに漏電はグチに銃口を向け、離れさせ、餡の一撃の威力を大きく減らす。
漏電「先ほどの糸による舞妓が効いたねぇ」。
漏電「お前さんを早く浄土へ行かせて候」。
漏電がタナカへコインを投げる。
タナカがコインを避ける。
三度、銃口から火が噴く。
それはコインへ命中し、タナカの背中を追う。
タナカはそれすらレイピアを背中に持っていき、空気を変え、無効化した。
と思われた
それはタナカの背中へそのまま向かう。
トラがチャクラムによりタナカの背中を守るも凄まじい衝撃でタナカは漏電の前へ来てしまった。
漏電「よくぞあがいた」。
タナカ(あのジジイ、空気の変化まで予測してたのかよ)
漏電が憐れみの顔を浮かべ、もう片方の銃にも弾を入れわタナカに銃口を向ける。
だがタナカはレイピアを銃口に入れ、中にある弾を貫通させたのだ。そしてそのままリボルバーが粉々となった。それは勢いよく漏電は向かうも漏電は手で払いその粉の直撃を手に破片が刺さりながらも避ける。
タナカがジェットを射出するように距離を取る。
トラ(ダメだ。前に出るだけではこの爺さんを止めるのは困難)。
(一体どうすれば、、、)
(いや。前に出た後の動作を考えればいいんだ)。
トラはふとマンティスを思い出す。
(あの人は前に出て剣を食い込ませた後、どうしている。引いているんだ)。
(それにより押すよりも絶大なダメージを相手に与えている)。
(でも出た後に引くなんざ俺に出来るのか、、?)
トラの背後に餡が来る。
餡「あんたが何考えているか知らんが、それが正解でも不正解でも誰も責めないわ」。
餡は再び前線へ戻る。
トラが漏電へ刃を向ける。
雷から鳴る火災を収める者は果たしてだれなのか?




