holiday 第百四十三話 飛んで火に入るなんとやら
杉原は腰に帯刀している刃を抜く。それには鍔が無く、持ち手が小さいものだ。
N「長ドスか。珍しいやつね」。
「なら最後は切り刻みの刑で決まりね」。
杉原「いいぜ。切り刻めるものならな^_^」。
その時、この空間全てが黒くなり、点と点が杉原からマリアにまで現れた。
やがてその点から点に線が繋がる。
杉原がその線に合わせてマリアのもとまで渡る。
その動きは亀にすら勝られるもの。だがマリアは一切動かない。
ドスが振りかぶる。
その時、空間が黒から解放されたものの、杉原の動きは雷に勝るとも劣らないようだ。
マリアはなんとか制空圏から逃れた。
マリアの胸に横一文字が描かれた。
マリア(動きは完全に見えているのに体が動かなかった)。
(おそらく、自分の素早い動きを遅く見させ、読ます代わり、相手も寸前までゼロに等しい時間が与えられるってイメージかな?)。
(まさに人を斬るための技ね)。
杉原「まぐれか。その幸運、続くといいな・_・」。
フレックサーの手刀が飛ぶ
漏電(遅すぎる。避けることさえ無駄なこと)
漏電は銃を手刀の前に置く。
するとどうだろうか。銃ではなく、漏電の脇腹に衝撃をもらう。
だが直撃の前に飛んだためダメージは小さい。
漏電「お主の手は何本あるんだ?」
フレックサー「千本に決まっとるじゃろ」。
漏電「ならこれも防げるな」。
トラ(カイ、グチ。リボルバーの装塡数は6発。2丁あるから12発。弾はまだあるだろうが装填に時間はかかる)。
(弾を持ち始めたら畳み掛けるぞ)。
カイ グチ(ok)。
トラがチャクラムを投げる。
それは漏電のはるか上空へ向かう。
漏電(なんじゃ。何をしておる)。
タナカ「何を防いだらいいんだい?」
タナカがレイピアを突き出す。
漏電はそれを避ける。
その時、チャクラムが再び漏電の真上へ向かう。
トラ「今の風向は大体この辺やろ」。
そして上空へあったチャクラムが真下へ直行。
それを漏電が銃を放ちなんとか止めるも今度はフレックサーが両手を突き放つ。
漏電はタナカへ銃を放つ。
それはタナカのレイピアにより無効化されるものの、
レイピアが自身の直進を遮った故になんとか漏電は抜け出せた。
フレックサー「おや。もうほとんど弾は消えてしもうたな」。
漏電「弾は死んでおらん」。
漏電は何かを投げる。
それは先刻撃った後の弾丸だ。フレックサーはそれをサイドは避ける。
避けたはずだった。
フレックサーの目の前に弾が来た。
それを避けるも手のひらに穴が開く。
漏電「私の弾は無限でさぁ」。
漏電は使用済みの弾を投げ、その後にその弾へ向けて銃を放つ。その弾は使用弾に当たり、横へ滑り、フレックサーのもとまで届いたのだ。
トラ(くそっ。あの野郎精密機器かよ)。
トラ(ん?待てよ。精密機器ってことは...)
トラの頭に天啓が舞い降りようとしている。




