holiday 第百四十一話 薔薇
かめしゃんはホープ・ファミリーの別働隊に運んでもらうことにした。
フレックサー「もしかしたら誰かにホープのルートがバレるかもしれんから別の道で行くぞ」。
N(奴らは同じ道を通らん。居場所がバレにくいようにするからな)。
(だがそれは私達が何してもバレにくいということ)。
マリアはウィビランと漏電を乗せ、マロンの視界を元にホープの車がどこに行くかを計算する。
マリア(多分、あの高速に乗るね)。
フレックサーの車に一つワゴンが後ろにつく。
タナカ「フレックサー」。
フレックサー「わかっておる。あのクルマ、さっきからワシらについてきたるな」。
フレックサー「一応応援を呼んでおこう」。
N(よし、あたりね)。
ワゴンの窓がゆっくりと開く。
そかから何かが直線に通る。
それは車のタイヤに向かい、破裂音が聞こえ、大破する。
グチ「おっと!何事や!」
トラ「くそっ。来やがったか」
トラがチャクラムを投げる。
だが投げた瞬間、それは消えた。
後藤が無線を繋ぐ。
後藤「何が起こりましたか?」
タナカ「敵の襲撃だ。車を無力化された」。
後藤「わかりました」。
前を走っていたジニアルの車も飛ばしてきた。
3つの車からそれぞれ降りてきた。
カイ「お前は、、」
N「あいさつはしないわ。とっとと死んで頂戴ね」。
そこにはNマリアとよろめき歩く1人の老人が出てきた。
漏電「同病相憐れむ。傷あるもの集めても飲み込まれるばかり」。
ウィビランは後部座席から一切出てこない。
タナカ「おじいちゃん。ここから出ちゃダメでしょ」。「早くお家に帰りな」。
漏電「若人よく舌回る」。
その時、漏電の片腕が消えた。それはタナカの横を通り過ぎ、ジニアルの車に当たる。
そしてそれは爆破した。
そこに残っていたのは三つの弾丸。
グチ(銃声って1発だったよな?)
(なんで三発も出てくるんだ?)
トラ(わからん。しかもたった三発で車を爆発させたのもおかしい)。
フレックサー「こいつは明らか柳家の人間だ。気を引き締めろ」。
フレックサーが片腕を前に出し、地蔵様を呼び出す。
漏電「すごい。地蔵様が見えるのぉ」。
「しかし、地蔵様は死者のようなものなのではないだろうか」。
皆の明かりが今消えてゆく。




