holiday 第百三十八話 やりぬく
杉原「包末。お前毒じゃなくてただの水蒸気を入れたわけではないだろうな。さっきからあの部屋の物音がすごいのだが」。
包末「そのはずなんだ。でももしかしたら苦しんで暴れているのかもしれん」。「もう少し見るぞ」。
そう言ったのも束の間。部屋中を埋め尽くしていた煙が急に晴れたのだ。
そこに見えたのは薄暗い部屋で歩き回っているかめしゃんだった。
かめしゃん(はじめから吸っとけばよかったんだ)。
包末の顔が青ざめる。
包末(おいおい。あれを全部吸い込んだとでも言いたいのかいな)。
杉原「お前。マジで水蒸気入れたじゃねえか」。
「殺すよ×_×」
杉原が包末の薄皮に刃を挟む。
かめしゃんに肉体的なダメージはゼロだったのだ。
その事実に包末は冷や汗をかく。
包末「ならあの部屋入って確かめてみたらどうだ?」
「まだ毒は残ってるだろうし」。
次に100万Vの電気椅子で仕留めかかる。
その次に放射線を浴びせる。
そしてまた次にレールガンをかめしゃんの脳天目掛けて放つ。
さらにかめしゃんをロケットにくくりつけ、宇宙空間へ飛ばす。
最後はお化け屋敷に連れていく。
すると、、、
なんとくしゃみをさせることに成功したのだ。
かめしゃん(最近、花粉がひどいんだよね)。
後藤「君たちはきっと柳家に狙われますよ」。
「ユネルコ星人を殺し、ピーも君たちの捕虜となっているのだろ」。
後藤「むしろ狙われない理由などないでしょう」。
フレックサー「、、、カイ、グチ、トラ」。
「君たちはいつか死ぬ可能性がある」。
「君達はまだ逃げる権利がある」。
「特に今回は犠牲ゼロというのが非常に困難ななるだろうからな」。
カイ「おれは戦い続けるよ」。
「あれ以上犠牲も出したくないし、ユネルコ星人は僕たちが殺した。その責任は取るべきだと思う」。
「そして何より、母を守るために、強くなるために、戦い続けるさ」。
グチ「俺も自分の限界を一度知ってみたいから残るぜ」。
トラ「もう逃げたくない。やるしかないよな」。
フレックサー「よし。わかった」。
タナカ「では君たちを信頼している。頼んだぞ」。




